生理学の専門ジャーナル(電子版)に、糖尿病モデルにおいて、セサミンによる骨格筋の機能維持作用を示した基礎研究が、北海道大学のグループから報告されていました。
(Exp Physiol. 2015 Aug 24.)
ゴマには、セサミンに代表されるゴマリグナン類が含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を有しています。
最近の研究では、次のデータが知られています。
セサミンによる関節リウマチ患者での心血管リスク低減効果
さて今回の研究では、
運動能および骨格筋の機能に対するセサミンの作用が検証されました。
糖尿病モデルマウスでは、
骨格筋のミトコンドリア機能が障害されており、運動能が低下しています。
このとき、NAD(P)H oxidaseの活性化も認められます。
一方、
セサミンは、NAD(P)H oxidase誘導性の活性酸素を阻害することが知られています。
そこで、今回の研究では、
高脂肪食誘導性糖尿病モデルマウスを用いて、
セサミンの抗酸化作用による骨格筋機能への作用が調べられています。
具体的には、
C57BL/6 Jマウスを用いて、
・通常食投与、
・高脂肪食投与、
・普通食+セサミン、
・高脂肪食+セサミン
の4群(各群n=10)について、8週間の介入が行われています。
介入後、
体重や体脂肪、血糖値、インスリン、中性脂肪、総コレステロール、脂肪酸は、
通常食群に比べて、
高脂肪食群において増加しました。
セサミン投与は、
高脂肪食負荷群において、
血中インスリンと脂質の増加を抑制しましたが、
血糖値には影響は見られませんでした。
トレッドミルテストでの評価では、
高脂肪食負荷によって、
運動能が有意に低下したのに対して、
セサミン併用群では運動能が維持されました。
また、骨格筋におけるクエン酸シンターゼ活性は、
高脂肪食負荷で有意に低下し、
セサミンとの併用により、活性の低下が抑制されました。
その他、活性酸素種やNAD(P)Hオキシダーゼ活性は、
通常食に比べて、高脂肪食負荷により、有意に増加し、
セサミンの併用により、増加が抑制されました。
以上のデータから、
高脂肪食負荷の糖尿病モデルにおいて、
セサミンによる骨格筋の機能維持作用、ミトコンドリア機能の維持作用が示唆されます。
今後、糖尿病の病態における臨床的意義の検証が期待される分野です。
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