サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析 [2014年06月10日(火)]
今月の科学誌に、紅麹による脂質代謝改善作用を示したメタ解析が報告されていました。
(PLoS One. 2014 Jun 4;9(6):e98611.)



脂質異常症・高脂血症は、動脈硬化を進行させ、心臓病や脳卒中のリスクとなることから、食事療法など生活習慣の改善が求められます。



脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。




医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。


最近では、スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も示されました。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)





さて、今回の研究では、

紅麹の安全性と有効性に関するメタ解析が行われました。


具体的には、主要医学データベース(Pubmed, the Cochrane Library, EBSCO host, Chinese VIP Information (VIP), China National Knowledge Infrastructure (CNKI), Wanfang Databases)を用いて、


紅麹のランダム化比較試験が抽出され、


主アウトカムとして、脂質関連指標(TC、LDL、TG、HDL)、



副アウトカムとして、肝逸脱酵素、CK、クレアチニン、FBSなどが調べられています。




合計13報の偽薬対照RCTが対象となり、

804名の被験者が解析されました。





その結果、

偽薬群に比べて、

紅麹投与によって、

血中総コレステロール値の有意な低下、
[WMD&#8202;=&#8202;-0.97 (95% CI: -1.13, -0.80) mmol/L, P<0.001],

LDLコレステロール値の有意な低下
[WMD&#8202;=&#8202;-0.87 (95% CI: -1.03, -0.71) mmol/L, P<0.001],

中性脂肪値の有意な低下、
[WMD&#8202;=&#8202;-0.23 (95% CI: -0.31, -0.14) mmol/L, P<0.001],

が認められました。



一方、HDLコレステロール値には有意な変化は認められていません。
[WMD&#8202;=&#8202;0.08 (95% CI: -0.02, 0.19) mmol/L, P&#8202;=&#8202;0.11]




なお、いずれの研究においても、重大な有害事象は示されていません。



以上のメタ解析から、

脂質異常症(高コレステロール血症)に対して、

紅麹の有効性と安全性が示唆されます。





DHCでの関連商品としては、


濃縮紅麹


コエンザイムQ10


大豆レシチン


健康ステロール


圧バランス


などがあります。




DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。(下図参照)








脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


最近では、スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も示されました。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)




紅麹に関するエビデンスでは、
・スタチン不耐症に対する紅麹投与による脂質異常症の改善効果
・心血管イベント発生の抑制効果
が知られています。

なお、
脂質異常症(高脂血症)に対してスタチン剤あるいは紅麹サプリメントを利用する際には、
コエンザイムQ10の併用が必要です。


(内在性CoQ10の合成を抑制し、血中濃度を低下させるため。これが、スタチンによる筋痛症の機序とも推測されます。)



コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。




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