昨日、医学や健康とは関係のない分野の月刊誌が送られてきたことを紹介しました。
ただ、私の場合、取材や執筆の依頼は、いわゆる医学専門誌や栄養・食品関連の専門誌からのことが多いと思います。
(仮に、一般雑誌からあったとしても、医学・栄養学・食品・健康関連をテーマとする一般誌が多く、昨日紹介した雑誌のように、ぜんぜん分野が違う編集部からというのは多くはありません。それでも、たまにはありますが)。
今週は、ある専門誌に依頼されて執筆した自分の原稿の初校ゲラを2本、チェックしました。
一つめは、骨粗鬆症などの骨代謝に関連する分野の専門誌で、対象は医師です。この編集部からは、サプリメントの位置づけについての原稿執筆依頼を受け、骨代謝疾患との関連で書きました。
もう一つは、食品素材に関する研究分野での専門誌で、おそらく健康食品やサプリメント関係の研究者を対象にしたような雑誌です。総論的な情報をみるときに便利な編集になっている感じです。私は、サプリメントと代替医療・統合医療について、総論的な解説記事を書きました。
いずれも初校ゲラなので、できるだけ早く返却する必要があります。今回も何とか締め切りまでに返送できました。
さて、医学・医療では、それぞれの分野(循環器とか血液疾患とか内分泌とか)でたくさんの専門誌(月刊誌や週刊誌、季刊誌)が、医師・医療従事者を対象に出版されています。
少し前までは、それらの専門誌が、サプリメント・健康食品についての記事を掲載することは、まずありませんでした。ところが、この2〜3年ほど、状況が変わりつつあるように感じます。
私も、時々、医師・歯科医師・薬剤師を対象にした専門誌に、サプリメントの総論的な解説記事を書く機会が増えてきました。
しかし、現段階では、医療従事者の間にもサプリメントに関する誤解があり、適切な情報が伝わっているとはいえない状況です。近い将来、サプリメントが補完的な療法として医療現場にも普通に取り入れられるように願っています。
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