今日、ある医学会誌の企画で、統合医療の現状と課題についての鼎談を行ってきました。北米で行われた統合医療についてのカンファレンスを振り返りつつ、日本の現状や今後のストラテジーについての意見交換が主な目的です。
欧米では、統合医療について、基礎研究から臨床試験まで幅広く行われており、個別の代替医療に関する評価手法や方法論についての議論も盛んになっています。
アジアでも、中国や韓国では公的機関による研究や教育が推進されるようになりました。
統合医療は、日本では、まだこれからの分野ですので、欧米や他のアジア諸国に遅れをとらないように、また、日本独自の先駆的な研究が進むように、公的な研究資金と豊富な人材の育成が急務になっています。
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