臨床加齢研究の専門ジャーナルに、ドライアイに対するオメガ3系必須脂肪酸+抗酸化ビタミンサプリメントによる症状改善効果を示した臨床研究が、スペインのグループ(Institut Català de Retina)から報告されていました。
(
Clin Interv Aging. 2016 May 19;11:571-8)
先行研究では、EPAやDHAといったオメガ3系必須脂肪酸サプリメント投与によるドライアイの改善作用が報告されています。
オメガ3系脂肪酸によるドライアイ改善作用
今回の研究では、
オメガ3系必須脂肪酸+抗酸化ビタミン含有サプリメントによるドライアイ関連症状への働きが検証されました。
具体的には、
ドライアイ症候群と診断され、人工涙液を利用している患者1,419 名(女性74.3%、平均年齢58.9歳)を対象に、
12週間の介入試験として、
1日あたり3カプセル
(Brudysecという製品1.5 g:).
を投与し、
ドライアイ関連症状
(scratchy and stinging sensation, eye redness, grittiness, painful and tired eyes, grating sensation, and blurry vision)
充血、涙液が破綻するまでの時間(涙液層破壊時間tear break up time;TBUT)、シルマー試験、Oxford grading schemeなどが測定されています。
利用されたサプリメントは、
1カプセルあたり、
DHA 350mg
EPA 42.5mg
DPA 30mg
ビタミン類、
ビタミンA,C,E
ミネラル類、
亜鉛、銅、マグネシウム、セレン
などを含んでいます。
(1日あたり3カプセル投与)
(Brudysecという製品です。)
解析の結果、
12週間後の介入の時点で、
ドライアイ症状の有意な改善
(P<0.001)
人工涙液の利用の有意な減少
(3.77±2.08から、3.45±1.72 , P<0.01)
が認められたということです。
また、
シルマー試験スコアの有意な増加、
TBUTの有意な増加
も認められました。
さらに、
オックスフォードスケールで、
グレード0〜Tの患者の割合の増加、
グレードIV-Vの割合の減少、
コンプライアンス群では、
非コンプライアンス群に比べて、
ドライアイ関連症状の有意な改善
が見出されました。
以上のデータから、
ドライアイに対するオメガ3系必須脂肪酸含有サプリメントの有用性が示唆されます。
眼科領域のサプリメントについて、これまでの研究では、次の報告があります。
ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析
ルテインによる視覚処理速度改善作用
オメガ3系脂肪酸によるドライアイ改善作用
魚油サプリメントによるドライアイ改善作用
オメガ3系脂肪酸+抗酸化サプリメントによるドライアイ症状改善作用
オメガ3系必須脂肪酸によるドライアイ改善メカニズム
オメガ3系必須脂肪酸によるマイボーム腺機能不全改善効果
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