サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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緑茶ポリフェノールによる脂質代謝改善作用 [2016年07月31日(日)]
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さて、本日の私的なお勉強日記です。

今月の循環器学の専門ジャーナルに、労作性狭心症における緑茶ポリフェノールの脂質代謝改善作用を示した臨床研究が、台湾のグループ(Taipei Medical University)から報告されていました。
(Acta Cardiol Sin. 2016 Jul;32(4):439-49.)



緑茶には、ポリフェノール類が含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果が知られています。


今回の研究では、

労作性狭心症患者において、

緑茶ポリフェノールの短期投与による作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

3か所のメディカルセンターから労作性狭心症患者79名を対象に、

1日あたり緑茶ポリフェノール600mg(分3)あるいは偽薬のいずれかが、
(STA-2 250 mgを2カプセル×3回、1カプセルあたり100mgの緑茶ポリフェノール含有)

6週間投与され、

トレッドミル負荷試験におる運動耐用能などの指標が調べられています。


解析の結果、

まず、
運動耐用能に関しては、介入の前後で、両群間で有意な変化は認められませんでした。
(p = 0.639)


次に、
脂質代謝の解析では、

LDLコレステロール値は、

緑茶ポリフェノール投与群では、偽薬群と比べて、有意な減少が認められました。

(緑茶ポリフェノール群;-8.99 ± 19.18 mg/dL、偽薬群;0.57 ± 19.77 mg/dL, p = 0.037)

また、この作用は、
脂質異常症に対する医薬品を服用していない群では、
より顕著に見出されています。

(緑茶ポリフェノール群: -9.10 ± 19.96 mg/dL
偽薬群: 4.42 ± 15.08 mg/dL, p = 0.037)


以上のデータから、

労作性狭心症患者では、

緑茶ポリフェノール(600mg/日)の短期投与により、

トレッドミル評価での運動耐用能では有意な変化はありませんでしたが、

LDLコレステロールでの改善作用が示唆されます。


今後、労作性狭心症における緑茶ポリフェノールの補完療法としての臨床的意義の検証が期待されます。



緑茶に関する最近の研究では、次の報告があります。


緑茶による高血圧・脂質代謝改善@メタ解析



緑茶による高血圧改善作用:メタ解析 



コーヒーと茶飲料によるメタボリック症候群リスク低下



緑茶による酸化ストレス軽減作用@高齢者



緑茶による高齢者での認知機能改善効果



緑茶カテキンによる運動時の抗酸化能亢進作用



緑茶による報酬学習の改善と抗うつ作用



緑茶による脳内炎症抑制と脳神経保護作用





DHCでは、緑茶の機能性食品成分を含むサプリメントを製品化しています。


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posted at 23:53 | この記事のURL
アガリクス含有サプリメントによるクローン病の症状改善作用 [2016年07月30日(土)]
今晩、第31回さかいふるさと祭り花火大会(茨城県猿島郡境町)に行ってきました。


今年は1万5千発の花火が、利根川河川敷から打ち上げられました。
(昨年は1万発だったそうです。)

予想をはるかに上回る素晴らしい花火でした。
グランドフィナーレの動画が公開されていました。




さて、今日の私的なお勉強日記です。

今月の科学誌プロスワンに、アガリクス含有サプリメント製品によるクローン病の症状改善作用を示した臨床研究が、ノルウェーのグループ(Oslo University Hospital)から報告されていました。
(PLoS One. 2016 Jul 14;11(7):e0159288.)




先行研究では、アガリクス含有サプリメント投与により、

健常者およびクローン病患者において、

炎症惹起サイトカイン類の抑制を介した抗炎症作用が示されています。


今回の臨床研究では、
アガリクス含有サプリメントによるクローン病患者への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化一重盲検偽薬対照試験として、

クローン病患者50名を対象に、

アガリクス製品(AndoSanTM)あるいは偽薬のいずれかが、
21日間、経口投与されています。

(各群25名)


アウトカムとして、

QOL指標(HRQoL)が、0、14日、21日の時点で測定され、


一般臨床生化学指標が調べられました。


解析の結果、

アガリクス製品投与群では、

投与前に比べて、

14日後および21日後の時点で、

症状スコアの有意な改善が認められたということです。

(5.52 (4.64-6.40), 4.48 (3.69-5.27), 4.08 (3.22-4.94) (p<0,001))

アガリクス投与群における症状スコアの改善は、

男女ともに認められました。

一方、
偽薬投与群(25名)では、有意な変化は示されませんでした。

ただし、
両群間での有意差は認められておらず、
(p = 0.106)

男性での症状スコアは、アガリクス投与群において偽薬群に比べて改善傾向が示されました。
(p = 0.054)


その他、

身体的・精神的、および総疲労スコアは、両群において顕著な改善が認められています。

なお、

HRQoLに関して、

投与前と21日後の比較では、

身体的疼痛とバイタリティの点でアガリクス投与群での有意な改善、

偽薬群では社会的機能の改善が示されました。


なお、一般臨床検査では、有意な変化は示されていません。


以上のデータから、

軽度から中等度の症状を有するクローン病患者において、

標準治療に併用する補完療法として、
アガリクス含有サプリメントによる有用性が示唆されます。


今後、クローン病に対する臨床的意義(安全性、有効性、経済性)の検証が期待される分野です。



がん患者のQOL改善作用に関しては、

アガリクスや霊芝による効果が報告されています。

例えば、下記の研究があります。


アガリクスによるがん患者のQOL改善作用


コクランでは、霊芝のレビューが示されています。

霊芝(レイシ)のがん治療における臨床的意義


DHCでは、下記の機能性成分を製品化しています。




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posted at 23:58 | この記事のURL
出講@健康医療福祉産業創生フォーラム [2016年07月29日(金)]
本日、第3回健康医療福祉産業創生フォーラムにて、

「機能性食品・サプリメントの適正使用による健康寿命の延伸」

という演題で、
出講させていただきました。


出講に際して、いろいろとご配慮いただきました関係者の皆様に御礼申し上げます。



DHCでは、健康経営の推進のために、法人企業向けプランを提案しております。

法人様向け減量サポートサービス




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クランベリーによる尿路感染症の再発予防効果:臨床研究 [2016年07月28日(木)]
臨床栄養学の専門ジャーナルに、クランベリー果汁による尿路感染症の再発予防効果を示した臨床研究が、米国のグループ(Boston University School of Medicine)から報告されていました。
Am J Clin Nutr. 2016 Jun;103(6):1434-42)


尿路感染症は、女性に多く見られる疾患であり、発症時には抗生物質での治療が行われます。

しかし、再発しやすいこと、抗生剤の多用による副作用や耐性菌の課題があります。

機能性食品素材では、クランベリーエキスによる尿路感染症のリスク低減効果が知られています。

クランベリー(Vaccinium macrocarpon)の果実(果汁)は、有効成分としてアントシアニン類やキナ酸、トリテルペン類、カテキン類、タンニン類、フラボノール類を含み、膀胱や尿道への細菌付着を抑制する作用があります。


そこで、今回の研究では、

クランベリー果汁による臨床的な尿路感染症の再発予防としての有用性が検証されました。

具体的には、

多施設共同ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

最近の尿路感染症の既往を有する女性を対象に、

・1日あたり240mLのクランベリー果汁摂取群(n = 185)

・偽薬投与群(n = 188)

の2群について、24週間の介入が行われています。

被験者の平均ねんれは、40.9歳であり、

2013年2月から2015年3月の間に行われています。

主アウトカムは、

臨床的なUTI尿路感染症の発症密度、つまり、臨床的UTIイベントの総数/単位観察時間です。


解析の結果、

クランベリー投与群では、

臨床的UTIエピソードが39エピソード、診断されました。

一方、偽薬群では、67エピソード診断されました。


(抗生物質の利用頻度で補正後、39%リスク低下。RR: 0.61; 95% CI: 0.41, 0.91; P = 0.016)


また、
膿尿を伴う臨床的UTIも、クランベリー投与群のほうが、偽薬投与群に比べて、
37%のリスク低下が認められました。

(incidence rate ratio: 0.63; 95% CI: 0.40, 0.97; P = 0.037)


クランベリー投与によって、
患者年3.2ごとに、UTIの1イベントが予防される計算です。


以上のデータから、

最近の尿路感染症の既往を有する女性において、

クランベリーの投与による尿路感染症リスクの有意な低下効果が示唆されます。




クランベリー果汁は酸味が強いため、そのままでは食用に向かず、一般に甘味料が添加されます。


尿路感染症の再発予防に対して、果汁の代わりにクランベリーのサプリメントも広く利用されています。





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セントジョーンズワートと経口避妊薬の相互作用:系統的レビュー [2016年07月27日(水)]
今月の生殖医療の専門ジャーナル(電子版)に、セントジョーンズワートと経口避妊薬との相互作用を検証した系統的レビューが報告されていました。
(Contraception. 2016 Jul 18.)



軽症から中等度のうつ病に対しては、

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ、学名Hypericum perforatum)の有効性と安全性が確立しています。

セントジョーンズワートは、SSRIやSNRIといった抗うつ薬と同等の効果があり、
かつ、副作用が少ないことが示されています。

そのため、
欧米では、セントジョーンズワートがうつ状態に対して広く利用されています。

一方、
セントジョーンズワートは、チトクロームP450の3A4酵素を誘導することが知られており、他の医薬品との併用時には薬効の低下といった相互作用による有害事象が想定されています。

ホルモン避妊法である経口避妊薬(エチニルエストラジオールとプロゲスチン)は、3A4の基質であることから、セントジョーンズワートと経口避妊薬の相互作用が認められます。


今回の系統的レビューでは、

セントジョーンズワートと経口避妊薬の併用投与時の安全性と有効性が検証されました。


具体的には、
主要医学データベース(PubMedとCochrane Library)を用いて、

生殖可能年齢の女性において、

セントジョーンズワートと経口避妊薬との間の潜在的な相互作用に関する論文が検索されています。


48報が抽出され、

4報が解析の対象となりました。


経口避妊薬の単独投与と、経口避妊薬とセントジョーンズワートとの併用投与の比較が行われています。


まず、

排卵マーカーに関して、

セントジョーンズワートと経口避妊薬の併用は、

2報では有意な変化はなく、1報では卵胞発育および排卵可能性の促進が認められたということです。


また、
3報では、

併用投与により、出血リスクの亢進が示唆されています。

3報は、
少なくとも1つの薬物動態マーカーの変化が示されており、

セントジョーンズワートと経口避妊薬の併用時には、ホルモン避妊法の効果が有意に低減することが示唆されています。


1報では、
薬物動態の有意な変化は認められていませんが、SJW製品でのマーカーのhypericin量が低いというケースでした。


以上のデータから、

限定的なエビデンスではあるものの、

セントジョーンズワートと経口避妊薬の併用により、

排卵促進や出血亢進のリスク、つまり、避妊効果の軽減が示唆されます。

作用機序として、

セントジョーンズワートによるチトクロームP450の3A4の誘導による経口避妊薬の代謝が軽度から中程度、促進されることが想定されます。



DHCでは、うつ病対策に関連したサプリメントを製品化しています。


セントジョーンズワート 30日分
ほがらかな心で毎日をはつらつと
通常価格
\850(税込\918)





うつ病に対する機能性食品・サプリメントの研究として、次のような報告があります。



DHAによる重症うつ病改善作用



うつ病に対するEPAの効果



抗うつ作用のあるサプリメントレビュー



セントジョーンズワートはSSRIと同等の抗うつ作用を示す



うつ病治療におけるセントジョーンズワートの費用対効果



うつ病へのビタミンDサプリメント投与



緑茶による報酬学習の改善と抗うつ作用




野菜と果物の摂取が多い高齢者はうつ病リスクが低い




若年女性における葉酸の抗うつ作用



うつ病ではビタミンDが低値



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制



ビタミンB群が脳卒中後のうつ病を予防



重症うつ病に対するプロバイオティクスの有用性



ビタミンB群の摂取が多いとうつ病のリスクが低下する



重症うつ病に対するクルクミン(ウコン)の効果:メタ解析



コーヒーの摂取とうつ病リスク低下:メタ解析






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レスベラトロールが神経活動と血液循環を改善する@2型糖尿病 [2016年07月26日(火)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、2型糖尿病において、レスベラトロールによる神経活動と血液循環を改善したという臨床研究が、オーストラリアの研究グループ(University of Newcastle)から報告されていました。
Nutrients. 2016 Jul 12;8(7).)


レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。

レスベラトロールは、長寿関連遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子の活性化を介して、アンチエイジング効果があるのでは、と期待されています。

長寿になるかどうかを確認するためのヒト臨床試験は容易ではありませんが、
最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。



2型糖尿病での循環不全は、認知機能障害にも関与すると考えられます。


そこで、今回の研究では、

2型糖尿病において、

レスベラトロールの投与による脳循環への作用が検証されました。

なお、すでに、先行研究では、

レスベラトロールの急性投与によって、
高二酸化炭素負荷に対する脳血管反応が改善することが示されています。


そこで、今回は、
血中レスベラトロール値と、

認知機能、

神経血管カップリング能との関係が調べられました。

(認知刺激に対するCVR;神経血管カップリング能。
脳内の神経活動と血液循環との緊密な関連をneurovascular couplingといい、neurovascular unitで構成され、脳内の微小循環の維持および病態に関与しています。)


具体的には、

40−80歳の2型糖尿病患者36名を対象に、

レスベラトロールが、
0, 75, 150, 300 mgの用量で1週間ごとにゴウよされ、

ドップラー超音波法により、認知機能テスト付加時の血流速度が測定されました。



解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

75mgのレスベラトロール投与群では、

神経血管カップリング能の有意な改善、および血中レスベラトロール血との有意な相関が見出されました。


また、
マルチタスク能力(multi-tasking test battery)の指標では、
75mgおよび300mgのレスベラトロール投与によるパフォーマンスの向上が認められています。

以上のデータから、

論文著者らは、

2型糖尿病患者において、

75mgのレスベラトロール投与によって、

神経血管カップリング能および認知機能の改善が認められる

と考察しています。


今後、長期間のレスベラトロール投与による臨床的意義の検証が期待される分野です。





現在、レスベラトロールは、抗酸化作用や抗炎症作用を有し、代謝に好影響を及ぼすことから、健康維持や生活習慣病予防からアンチエイジングの分野で注目されています。




例えば、基礎研究では、

レスベラトロールによるインスリン抵抗性改善作用


レスベラトロールによる糖尿病予防


レスベラトロールによる糖代謝改善作用


レスベラトロールの心不全リスク低減作用


レスベラトロールによる肥満予防のメカニズム



レスベラトロールによる抗がん作用


レスベラトロールによる大腸がん抑制作用


レスベラトロールの抗炎症作用


動脈硬化抑制作用


という報告があり、


ヒト臨床研究では、

レスベラトロールによる肥満者での代謝改善


レスベラトロールによる糖尿病改善作用



レスベラトロールによる脳循環改善


子宮内膜症関連痛に対するレスベラトロールの効果


という報告が知られています。






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ミトコンドリア病の患者はコエンザイムQ10やL-カルニチンを利用 [2016年07月25日(月)]
今月の分子遺伝代謝学の専門ジャーナル(電子版)に、ミトコンドリア病の患者でのサプリメントの利用状況を調べた研究が、米国のグループ(Harvard University)が報告されていました。
(Mol Genet Metab. 2016 Jul 16.)


ミトコンドリア医学協会による先行研究では、

ミトコンドリア病を診療する医師は、エネルギー産生の亢進や酸化ストレスの軽減を目的として、さまざまなサプリメントを治療目的で患者に推奨していることがわかっています。




今回の研究では、

ミトコンドリア病の患者およびその両親を対象に、サプリメントの利用状況が調べられました。


具体的には、

北米ミトコンドリア病コンソーシアム(NAMDC)および希少疾患臨床研究ネットワーク (RDCRN) の登録者から、162の回答が得られています。


各患者のミトコンドリア病の診断、利用しているサプリメント、補完療法、症状や健康状態に対するサプリメントの効果について調べられた結果、


特定の疾患に係わらず(ミトコンドリア病のタイプに係わりなく)、

大多数の患者が、さまざまなサプリメントを摂取していました。

多くの患者は、4種類以上のサプリメントを利用しており、

特に、

コエンザイムQ10、

L-カルニチン、

リボフラビン(ビタミンB2)が最も広く利用されていました。


また、

多くの患者では、

サプリメントの摂取により、健康状態への有用性が示されているということです。

サプリメントの有用性は、摂取開始後、2週間後から3ヶ月程度で見出されています。


サプリメントの安全性は高く、

軽度の有害事象は患者の28%で報告され、

許容性により5.6%が中止しています。


その他、
9%の患者では、サプリメントが保険でカバーされていること、

自己負担の場合、95%の患者では、1カ月あたり最大500ドルの支出でした。


併用療法(処方薬/医薬品、理学療法、食事療法など)に関わらず、

45.5%の患者は、サプリメントのみが、症状の改善に有用であった方法であると考えている、ということです。

なお、
今回の研究は、後ろ向き研究であるので、潜在的なリコールバイアスなどもあると考えられます。


一般に、ミトコンドリア機能やエネルギー産生の過程において、有用なサプリメント成分は、コエンザイムQ10、L-カルニチン、αリポ酸などです。



DHCでは、次のサプリメントを製品化しています。

コエンザイムQ10 還元型 30日分
究極の進化型! 飲んでダイレクトにはたらきかけるスーパーQ10



コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分
吸収力の高いQ10包接体を配合! さらにエネルギッシュな毎日をサポート



α(アルファ)-リポ酸 30日分



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ビタミンC・E、セレンとカロテノイドの摂取がすい臓がんリスクを低減:メタ解析 [2016年07月24日(日)]
栄養学の専門ジャーナルに、抗酸化能を有する機能性成分の摂取と、すい臓がんリスクとの関連を調べたメタ解析が報告されていました。
(Int J Food Sci Nutr. 2016 Jun 30:1-13)


抗酸化ビタミン類やカロテノイド類は、抗炎症作用や抗酸化作用を介して、がんなどの生活習慣病のリスク低下効果が示唆されています。



今回の研究では、

抗酸化物質の摂取と、すい臓がんとの関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベース(PUBMED およびEMBASE)を用いて、

18報が抽出され、メタ解析の対象となりました。



解析の結果、

摂取量で最低群に比べて、

最高群では、

ビタミンC、ビタミンE、βカロテン、βクリプトキサンチン、セレンの摂取と、

すい臓がんリスクの有意な低下との相関が認められたということです。


セレンでは53%のリスク低下、
(OR&#8201;=&#8201;0.47, 95%CI 0.26-0.85)

ビタミンCでは32%のリスク低下
(OR&#8201;=&#8201;0.68, 95%CI 0.57-0.80)

ビタミンEでは30%のリスク低下
(OR&#8201;=&#8201;0.70, 95%CI 0.62-0.81)


βカロテンでは26%のリスク低下
(OR&#8201;=&#8201;0.74, 95%CI 0.56-0.98)


βクリプトキサンチンでは30%のリスク低下
(OR&#8201;=&#8201;0.70, 95%CI 0.56-0.88)


リコピンでは15%のリスク低下
(OR&#8201;=&#8201;0.85, 95%CI 0.73-1.00)

という有意な相関が見出されたということです。


なお、

リコピンの摂取はすい臓がんリスク低下傾向があり、

αカロテン、ルテイン、ゼアキサンチンについて、相関は認められていません。



以上のデータから、

セレン、ビタミンC、ビタミンE、βカロテン、βクリプトキサンチンといった抗酸化作用を有するビタミン、ミネラル、ファイトケミカルの摂取による、すい臓がんリスク低減作用が示唆されます。




DHCでは、カロテノイド類を含むサプリメントを製品化しています。

マルチカロチン 30日分
緑黄色野菜・藻などから抽出した“天然”カロテノイドをこの1粒に凝縮!

マルチカロチン 1日1粒総重量480mg(内容量300mg)あたりβ-カロテン7.9mg、α-カロテン1.5mg、ルテイン(フリー体として)10mg、リコピン5.2mg、ゼアキサンチン0.4mg

通常価格
\867(税込\936)





日本の基準では、1日あたり350グラム以上の野菜の摂取が推奨されています。

実際の平均的な日本人の摂取量は、280−290グラムほどです。



DHCでは、関連商品として下記を製品化しています。


DHC飲む野菜1日350
30種の野菜が1缶にぎっしり350g!野菜不足にうれしい、おいしい野菜飲料



パーフェクト野菜
32種類もの野菜をギューッと凝縮! 野菜不足な毎日を手軽にサポート



ケール青汁+食物繊維
食物繊維の難消化性デキストリンがおなかの調子を整える[特定保健用食品]



DHC青汁+豆乳(30缶入)
2つのヘルシー素材がこれ1本!イメージをくつがえすおいしさです!





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ふるさと納税の返礼品でDHC製品が選べます [2016年07月23日(土)]
ふるさと納税の返礼品として、DHC商品が採用されました。





みやき町は、2015年9月に「健幸長寿のまち」宣言を行っており、統合医療の推進による健康寿命延伸に行政が積極的に取り組んでいます。



みやき町、社会医療法人天神会、DHCの3者は、本年5月24日に「みやき健幸長寿のまちづくり包括連携協定」を締結しました。


みやき町のふるさと納税では、「選べる使い道」の中に、

【具体的な使い道の例】

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posted at 23:59 | この記事のURL
地中海食は脂肪の摂取量に係わりなく健康維持に有用:メタ解析 [2016年07月22日(金)]
今月の内科学の専門ジャーナルに、地中海食は、脂肪量の摂取に係わりなく(低脂肪食とならなくても)、健康増進や生活習慣病の予防に有用であることを示したメタ解析が報告されていました。
Annals of Int Med 19 July 2016)


地中海食は、

地中海沿岸地域の伝統食であり、


植物性食品の摂取量が多いこと、

脂質にはオリーブオイルが利用されること、

魚類、乳製品、家禽類の適度な摂取、

赤身の肉や加工肉の消費が少ないこと、

食事と一緒に適度なワインを摂取する、

といった特徴があります。



さて

今回の研究では、

成人におけるヘルスアウトカムを指標として、

脂肪量の摂取制限のない地中海食と、

その他の食事が比較されています。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(Ovid MEDLINE, CINAHL, the Cochrane Library)

1990年から2016年4月までの間に発表された研究から、

100名以上を対象に、
1年以上フォローアップされ、

死亡率、
心血管疾患、
高血圧、
糖尿病、
遵守率
といったアウトカムの対照試験、

また、がんのアウトカムのコホート試験が検索されました。



解析の結果、

まず、
2報の一次予防研究では、

全死亡率に関して、食事群間での有意差は認められませんでした。

1報の大規模な一次予防研究では、

地中海食の摂取により、

主な心血管イベントの罹患率が29%低下
(HR, 0.71 [95% CI, 0.56 to 0.90]),


乳がんの罹患率が57%低下
(HR, 0.43 [CI, 0.21 to 0.88])


糖尿病の罹患率が30%低下、
(HR, 0.70 [CI, 0.54 to 0.92])

という相関が認められました。


また、一次予防を調べたコホート研究では、

地中海食の遵守率に関する分位解析によると、

最低群に比べて、最高群では、

全がん死亡率が13%有意に低下、
(13報:RR, 0.86 [CI, 0.82 to 0.91])


全がん罹患率が4%有意に低下
(3報;RR, 0.96 [CI, 0.95 to 0.97]; 3 studies)

大腸がん罹患率が9%有意に低下
(9報;RR, 0.91 [CI, 0.84 to 0.98)


また、心血管疾患をアウトカムとした2次予防の研究3報では、

1報が、地中海食による心筋梗塞の再発リスクの低減、心血管死亡の低下を示しています。


なお、その他のアウトカムでは、有意な相関は認められませんでした。



以上のデータから、

脂肪摂取を制限しない場合でも、

地中海食の摂取による心血管疾患、がん、2型糖尿病といった生活習慣病のリスク低下作用が示唆されます。





地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下







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posted at 23:52 | この記事のURL
緑茶テアニンによるうつ病の症状改善作用 [2016年07月21日(木)]
先日の17日(日)、佐賀県みやき町にて、「大人の運動会」(DHC協賛LINK主催)が開催されました。




みやき町、社会医療法人天神会、DHCの3者は、本年5月24日に「みやき健幸長寿のまちづくり包括連携協定」を締結しました。


みやき町は、2015年9月に「健幸長寿のまち」宣言を行っており、統合医療の推進による健康寿命延伸に行政が積極的に取り組んでいます。



みやき町のふるさと納税では、「選べる使い道」の中に、

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「みやき健幸長寿のまち」に関わる、町民の健康増進や食育の推進及び健康寿命の延伸と健康格差の縮小を図り、ICTを利用した健康長寿社会の実現を目指す事業等に役立てます。




さて、本日の私的なお勉強日記です。


今月の精神医学の専門ジャーナルに、緑茶由来のL-テアニンによる重症うつ病への有用性を示した臨床研究が、日本の国立精神・神経医療研究センター(NCNP)から報告されていました。
(Acta Neuropsychiatr. 2016 Jul 11:1-8.)



緑茶には、抗酸化作用を有するポリフェノールのカテキン類、リラックス作用を有するアミノ酸の1種のL-テアニンが含まれています。

緑茶は、抗酸化作用を介した抗がん作用などが示されており、がんだけではなく、心血管疾患リスク低減など生活習慣病予防効果が示唆されています。


今回の研究では、重症うつ病に対するL-テアニンの作用が検証されました。


具体的には、

オープンラベル試験として、

重症うつ病患者20名(男性4名、平均年齢41.0歳、女性16名平均年齢42.9歳)を対象に、

各被験者の現行の治療に加えて、1日あたり250mgのL-テアニンが8週間投与され、


うつ病の症状および認知機能が、投与開始時、4週間後、8週間後の時点で測定されています。


用いられた指標は、

うつ病スケール:Hamilton Depression Rating Scale (HAMD-21),

不安検査指標:State-Trait Anxiety Inventory (STAI),

睡眠障害の指標:Pittsburgh Sleep Quality Index (PSQI),

認知機能・前頭前野の指標:Stroop test,

統合失調症での認知機能の指標:Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia (BACS)

です。


解析の結果、

L-テアニンの投与後に、

HAMD-21スコアの有意な減少が認められました。
(p=0.007)


この減少効果は、

試験開始時に寛解状態ではない重症うつ病患者(HAMD-21>7; p=0.004)において、
有意に認められています。


また、STAIテストにおいて、

L-テアニン投与後に、
Anxiety-trait スコアの有意な減少が見出されました。
(p=0.012)


さらに、

投与開始時に、寛解所歌ではない患者において、

L-テアニン投与により、

PSQIスコアの有意な減少が認められました。
(p=0.030)


認知機能に関しては、

L-テアニン投与後に、

Stroopテストにおいて、

反応潜時の有意な短縮(p=0.001)、

エラー率の有意な減少(p=0.036)が認められ、

BACSテストにおいて、

言語メモリー
(p=0.005)

実行機能
(p=0.016)

での有意な亢進が見出されました。


以上のデータから、

重症うつ病患者において、

L-テアニン(250mg/日)の8週間の投与により、


うつ病の症状への好影響、

睡眠障害や認知機能の改善作用が示唆されます。

この研究はオープンラベル試験ですので、今後、さらに質の高い研究での検証が期待されます。

重症うつ病は、いわゆる難治性疾患ですので、標準治療でも対処が困難であるため、

L-テアニンなどの機能性食品素材が補完療法として、用いられることに臨床的意義があると考えます。




緑茶に関する最近の研究では、次の報告があります。


緑茶カテキンによるLDLコレステロール低下作用:系統的レビュー




緑茶による高血圧・脂質代謝改善@メタ解析


緑茶による高血圧改善作用:メタ解析 


コーヒーと茶飲料によるメタボリック症候群リスク低下


緑茶抽出物による減量効果



緑茶摂取による胃がんリスク低下効果



1日1杯の緑茶が子宮体がんリスクを11%低下:メタ解析


緑茶による酸化ストレス軽減作用@高齢者


緑茶による高齢者での認知機能改善効果


緑茶カテキンによる運動時の抗酸化能亢進作用


緑茶による報酬学習の改善と抗うつ作用


緑茶による脳内炎症抑制と脳神経保護作用





DHCでは、緑茶の機能性食品成分を含むサプリメントを製品化しています。



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posted at 23:53 | この記事のURL
炭水化物の摂取が多いと慢性炎症を生じる [2016年07月20日(水)]
今晩、NHKの番組で、糖質制限食が取り上げられていました。


その内容が、あまりに知識不足で、誤解を生じるような報道だったので、非常に違和感を持ちました。


まず、冒頭から、‘単品ダイエット’と、(三大栄養素のバランスを調整した)糖質制限食とを混同して説明していることがそもそも不適切です。

(日本ではやってきた単品ダイエット、
それに対して、アメリカでは、1980年代以降のシュガーバスターズ以降、アトキンス、ゾーン、ニューアトキンス、サウスビーチなど、低炭水化物食や超低炭水化物食、オーニッシュの低脂肪高食物繊維など栄養素のエネルギー比を変えたものがあります。)

(拙著「肥満遺伝子」(講談社ブルーバックス)、「ヒトはなぜ肥満になるのか」(岩波書店)、「肥満とダイエットの遺伝学」(朝日新聞社)に詳述しています。)



さらに、NHKの番組解説者は、フードファディズムをキーワードに、30年くらい前から同じような話をしている人で、食事療法や糖質制限、低脂肪食、肥満治療の専門家ではないですし、当然、具体的なエビデンスについてフォローしているとも思えません。(言及もしていませんでした。)



単に、自己流の偏った食事で栄養学的なアンバランスを生じるのであれば、糖質制限でも低脂肪食でも、ベジタリアン食でも、健康にはよくないのは自明でしょう。


糖質・炭水化物の「質」に言及することなく、糖質制限食は危険、といったイメージだけ訴えるのは、混乱を生じるだけですし、番組の結論も称しぬけするほど当たり前で、違和感のある番組でした。


(NHKの情報番組のように思いましたが、ただの娯楽番組のカテゴリーであったのかもしれません。

一見、情報番組のように思われるので、間違ってみてしまいました。)


(私の場合、テレビの情報番組を装った娯楽番組を見る必要はなかったのですが、たまたま目にしたのと、患者さんから番組を見て質問、ということもあるので、何となく見てしまい、時間を無駄にしてしまいました。)



私は、外来診療では、糖質・炭水化物制限食を選択肢の一つとして用いており、

三大栄養素のエネルギー比だけではなく、それらの質の違いも説明しています。




さて、本日の私的なお勉強日記です。


今月の産婦人科学の専門ジャーナル(電子版)に、炭水化物の摂取と、慢性炎症との関連を調べた臨床研究が、ブラジルのグループから報告されていました。
(Rev Bras Ginecol Obstet. 2016 Jul 15.)


慢性炎症は、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をはじめ、さまざまな生活習慣病の病態となることがわかっています。


閉経後の女性では、心血管疾患が主要死因であり、動脈硬化の過程に炎症が関与しています。

今回の研究では、

閉経後の女性において、

食事パターン、メタボリック指標、体組成、身体活動と、低グレードの慢性炎症との関連が検証されました。


具体的には、

臨床的に病気を有していない、閉経後の女性95名を対象に、

体組成やメタボリック指標、ホルモンの測定、食事調査、運動習慣が行われました。

なお、間近3ヶ月間に、hs-CRPが10 mg/L以上、あるいは、ホルモン治療を受けている被験者は除外されています。



被験者は、

hs-CRP値により、

3mg/L以上、あるいは3mg/L未満で区分され、


運動習慣に関しては、
1日あたり6,000歩未満のウォーキングの場合に、
(ほとんど体を動かさない生活様式)セデンタリー ・ライフスタイルとしています。


回帰分析の結果、

hs-CRPが3 mg/L以上の群では、

hs-CRPが3 mg/L未満の群に比べて、

BMI、体脂肪率、ウエスト周囲径、中性脂肪値、血糖値が有意に高く、

インスリン抵抗性が高いという相関が認められました。
(p&#8201;=&#8201;0.01 for all variables)


また、
hs-CRPが3 mg/L以上の群では、

GL(グリセミック負荷)が高く、タンパク質が低いという食習慣が見出され


さらに、

(ほとんど体を動かさない生活様式)セデンタリー ・ライフスタイルの割合が有意に多く、
(p&#8201;<&#8201;0.01)

メタボリック症候群のリスクが有意に高いという相関も見出されています。
(p&#8201;<&#8201;0.01)


年齢および閉経後の年数で補正後、

hs-CRPが3 mg/L以上の群では、

セデンタリー・ライフスタイルである率が4.7倍に達し、

炭水化物の摂取が2.9倍になることが見出されたということです。


以上のデータから、

閉経後の女性において、

セデンタリー・ライフスタイルおよび高炭水化物食は、慢性炎症と有意に関連し、

メタボリックリスク、心血管リスクを高めることが示唆されます。




これまでの臨床研究を俯瞰すると、

地中海食、低炭水化物食・糖質制限食、低カロリー低脂肪食のいずれも、減量に関する一定のエビデンスが構築されています。

この中では、地中海食が一番継続しやすい食事と考えられます。

また、短期間の介入で確実に減量効果がみられるのは、低炭水化物食・糖質制限食であり、特にインスリン感受性が保たれている肥満者では、第一選択と考えます。



DHCでは、
「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。




その他、低GI食、低GL食として、

発芽玄米

米こんにゃく

があります。



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posted at 23:52 | この記事のURL
リコピンによる前立腺がん進展リスク軽減作用 [2016年07月19日(火)]
臨床研究の専門ジャーナル(電子版)に、トマト由来のファイトケミカルであるリコピンによる前立腺がんマーカーのPSA値への作用を調べた臨床研究が、ノルウェーのグループ(Oslo University)から報告されていました。
(Clin Nutr. 2016 Jun 30.)



リコピンは、トマトなどに含まれる赤い色素で、カロテノイド系ファイトケミカルの1種です。

抗酸化作用や抗炎症作用を介して、前立腺がんリスク低減・予防作用が知られています。



リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析



リコピンによる前立腺がんリスク低減効果:メタ解析 




さて、

今回の研究では、

前立腺がん患者において、

リコピンによる前立腺がん進展への影響が、PSA値を指標に検証されました。



具体的には、

治療的介入前の時点で、

前立腺がん患者79名を対象に、

無作為に2群に分け、

・30mg/日のリコピン含有トマト製品投与群

・トマト製品+セレン+オメガ3系脂肪酸+大豆イソフラボン、ブドウ/ザクロ果汁、緑茶/紅茶の併用投与群:(トマトプラス群)、

・対照食摂取群

の3群について、3週間の介入試験が行われています。



解析の結果、

まず、全体の解析では、介入群と対照群との間に有意差は認められませんでした。

次に、
層別解析では、

腫瘍分類および術後のGleasonスコアに基づき、

中等度のリスクを有する前立腺がん群(41名)では、

対照群に比べて、

リコピン含有トマト製品投与群では

PSAの中央値の有意な減少が認められたということです。
(-2.9% and +6.5% respectively, p = 0.016)



さらに、

血中リコピン値、セレン、オメガ3系脂肪酸の上昇幅が最も大きい群では、PSAの中央値が1%低下したのに対して、

これらの値の上昇幅が最低群では、

PSAの中央値が8.5%増加していました。
(p = 0.003)


また、

リコピン値単独での解析でも、

リコピンの上昇値が最高群では、

PSA値の有意な減少が認められたということです。
(p = 0.009).



以上のデータから、

リコピン高含有トマト含有製品による前立腺がん患者への治療前からの投与により、がん進展リスク低減作用が示唆されます。




DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。



各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。




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posted at 23:54 | この記事のURL
ルテインサプリメントによる黄斑色素密度の増加作用:メタ解析 [2016年07月18日(月)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、ルテインサプリメントによる黄斑色素密度(MPOD)への作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Nutrients. 2016 Jul 12;8(7).)

網膜の黄斑色素の量が多いほど、紫外線やブルーライトから眼を守る作用が高いとされています。


黄斑色素を構成するルテインやゼアキサンチンといったファイトケミカルの摂取による加齢黄斑変性症リスク低下作用が知られています。


日本眼科学会でも、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のために、ルテインサプリメントを推奨しています。


黄斑色素密度(MPOD, Macular Pigment Optical Density; 黄斑色素光学密度)は、黄斑の色素量を測定して評価できる検査値です。



さて、今回の研究では、

健常者および加齢黄斑変性症(AMD)患者において、

ルテイン、ゼアキサンチン、メソゼアキサンチンによる黄斑色素密度(MPOD)への作用を調べたランダム化比較試験を対象にメタ解析が行われました。


具体的には、
主要医学データベース(Medline, Embase, Web of Science, Cochrane Library)を対象に、

2016年5月までのランダム化比較試験が抽出され、

偽薬群と介入群について、

介入の前後でMPODの変化が調べられています。


20報のRCTから、AMD患者938名、健常者826名が対象となりました。


解析の結果、


キサントフィル・カロテノイド類(ルテイン/ゼアキサンチン)含有サプリメント投与と、

AMD患者でのMPOD値の有意な増加、
(WMD, 0.07; 95% CI, 0.03 to 0.11)

健常者でのMPOD値の有意な増加
(WMD, 0.09; 95% CI, 0.05 to 0.14)

が認められました。


層別解析では、

メソゼアキサンチンの併用によりMPODの顕著な増加、

投与前のMPOD値との有意な相関、
(rAMD = -0.43, p = 0.06; rhealthy subjects = -0.71, p < 0.001)

投与前の血中キサントフィル・カロテノイド類の値と有意な相関
(rAMD = 0.40, p = 0.07; rhealthy subjects = 0.33, p = 0.05)

が見出されたということです。

以上のメタ解析データから、

ルテイン・ゼアキサンチン・メソゼアキサンチンサプリメント投与により、

AMD患者および健常者において、

用量依存的なMPODの増加作用が示唆されます。



眼科領域のサプリメントについて、これまでの研究では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用




オメガ3系脂肪酸によるドライアイ改善作用




魚油サプリメントによるドライアイ改善作用



オメガ3系脂肪酸+抗酸化サプリメントによるドライアイ症状改善作用


オメガ3系必須脂肪酸によるドライアイ改善メカニズム


オメガ3系必須脂肪酸によるマイボーム腺機能不全改善効果




ルテインやビタミンCサプリメントをDHC製品でとるなら、マルチビタミンやマルチミネラルに加えて、
次の組み合わせになります。



ルテイン 30日分
ルテイン(フリー体として)16mg
加齢によるモヤモヤと液晶ライト対策に!内からはたらくサングラス
\1,143(税込\1,234)



ビタミンC
ビタミンC(ハードカプセル) 30日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】
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亜鉛
亜鉛 30日分【栄養機能食品(亜鉛)】
必須ミネラルで、バイタリティあふれるカラダに
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日本眼科学会も、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のために、ルテインサプリメントを推奨しています。





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posted at 23:57 | この記事のURL
拙稿「コレウス・フォルスコリによる抗肥満作用:レビュー」 [2016年07月17日(日)]
エルゼビア(医学生物系などのジャーナル出版大手)から、拙稿のPDFファイルが送られてきました。
(別刷の代わりのPDFファイルです。)



今回の拙稿は、

「コレウス・フォルスコリによる抗肥満作用:レビュー」

(原題:An evidence-based review: Anti-obesity effects of Coleus forskohlii)

というタイトル
で、




コレウス・フォルスコリ含有サプリメントによる抗肥満作用の有効性と安全性をまとめたナラティブ・レビューです。

(Personalized Medicine Universe; Volume 5, July 2016, Pages 16&#8211;20)





「フォースコリー」(学名コレウス・フォルスコリColeus forskohlii)は、南アジアに自生するシソ科の植物です。

インドでは、食経験の豊富な食材として用いられています。
(根がピクルスなどとして利用されてきました。)

主な成分として、ジテルペン類のフォルスコリンforskolinが含まれています。

フォルスコリンには脂肪分解促進作用があり、米国や本邦では、コレウス・フォルスコリ抽出物が体重調節のための機能性食品成分として利用されています。

(なお、植物としてのコレウス・フォルスコリには、フォルスコリン以外にも有用成分が存在しており、それらのシナジーでサプリメント摂取時に効果が示されます。
単に、試薬としてのフォルスコリンを摂る、というのとは異なります。)




DHCでも臨床研究を実施し、有効性と安全性を確認しています。


例えば、

健康な成人男女12名(男性5名、女性7名、平均年齢32±2.3歳)を対象に、

1日あたり1,000mgのコレウス・フォルスコリエキス末(フォルスコリンを10%含有、1日あたり4粒)を8週間投与した臨床研究では、

体重の有意な減少(p<0.005)、体脂肪量の有意な減少(p<0.005)を認めました。



この研究は、米国生薬学会で発表し、

査読のある専門誌に、英文原著論文としても報告しています。


(DHCによる研究を報告した英文原著論文はこちらです。)



さらに、日本のダイエットサプリメントに関するレビュー論文(大阪大学のグループによる総説)にも、DHCによる原著論文がエビデンスとして収載されています。

(レビュー論文はこちらです。オープンアクセスで無料です。)



安全性について:


海外で行われた臨床研究では、重篤な有害事象や副作用は示されていません。

国内の臨床研究では、被験者の一部において一過性の軟便や鼓腸といった軽度の消化器症状が認められています。


コレウス・フォルスコリエキス末の安全性を調べる目的で行われた漸増試験では、軟便、下痢、鼓腸が示されました。


これらの症状の程度における用量依存性は明確ではなかったことから、消化器症状の発現の有無は、個人の体質や体調によるところが大きいと考えられます。


また、消化器症状の発現と体重の変化との間に相関は認められていません。


したがって、コレウス・フォルスコリエキスによる体重および体脂肪の減少効果は、軟便や下痢といった消化器系への作用とは別の作用部位における機序と考えられます。

(つまり、下痢をするから、見かけ上、体重が減る、というのではなく、体脂肪の減少による減量効果です。)


なお、軟便や下痢といった消化器症状は、摂取継続中に消失・自然軽快、あるいは、摂取終了後、数日以内に消失・自然軽快の経過となっています。


(漸増試験で認められた消化器症状は、軟便、下痢、鼓腸のみであり、いずれも軽度でした。腹痛や下血、イレウスなどは認められていません。また、消化器症状以外の症状も示されませんでした。)



したがって、コレウス・フォルスコリの摂取時には、


最初から、最大の摂取目安量(4粒)を、一度にまとめて摂るのではなく、

少量(1粒あるいは2粒)から開始して、各自の体質に合っているかどうか、確認しながら上手に利用することが好ましいと考えます。


(ちなみに、フォースコリーをダイエットではなく、便通改善のために利用している場合もあります。)



(コレウス・フォルスコリ摂取時に認められる軟便などのメカニズムは、腸管粘膜細胞におけるCFTRを介した働きが考えられています。

コレウス・フォルスコリによるcAMP上昇が、体脂肪組織にて働く場合に抗肥満作用となり、腸管で働く場合に、イオン交換により腸管内腔への水分泌を生じると推定されます。)


コレウス・フォルスコリ摂取に伴う抗肥満作用および消化器症状の発現頻度や程度には個人差があることから、レスポンダーとノンレスポンダーの存在が示唆されます。



まとめ:

肥満の改善や予防には、適切な食事と運動による生活習慣の見直しが最も重要です。


食事療法は、低エネルギー食・低脂肪食が基本ですが、インスリン抵抗性を示す場合には糖質制限食も選択肢となります。


また、肥満関連遺伝子変異を測定し、疾病感受性を知ることも容易に行うことができるようになりました。


コレウス・フォルスコリなど、肥満に対するサプリメント・機能性食品は、これらの統合医療的アプローチの組み合わせの中で、選択肢の一つとして補完的に用いることができます。




DHCでは、コレウス・フォルスコリ含有サプリメント(フォースコリー、ダイエットパワー)に関する臨床研究の成果を発表しています。



「フォースコリー」の体重減少効果



「フォースコリー」の安全性に関する検証



肥満に対するDHCのアプローチ



「フォースコリー」の安全性




拙稿「メディカルサプリメント」の掲載誌@医と食 vol.5, No.5





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草食系男子の精子機能 [2016年07月16日(土)]
産婦人科・生殖医学の専門ジャーナルに、精子機能とベジタリアン食との関連を調べた臨床研究が米国のグループ(Loma Linda University)から報告されていました。
(Eur J Obstet Gynecol Reprod Biol. 2016 May 30;203:112-115)



今回の研究では、

長期間のベジタリアン食の摂取による男性の生殖能と、ロマリンダブルーゾーンとして知られている長寿地域でのベジタリアン食について検証が行われました。


具体的には、

横断研究として、2009年から2013年にかけて、

474名の男性の精子が解析されました。

被験者の内訳は、生涯にわたってラクトオボベジタリアン26名、

ビーガン5名。

非ベジタリアン443名でした。

解析の結果、

ラクトオボベジタリアンでは、非ベジタリアンに比べて、精子濃度が有意に低かったということです。
(50.7±7.4M/mL versus non-vegetarians 69.6±3.2M/mL, mean±S.E.M.)


また、

精子の運動能は、

非ベジタリアン群に比べて、
(58.2±1.0%)


ラクトオボベジタリアンあるいはビーガン群において、

有意に低値であったということです。

(それぞれ33.2±3.8% and 51.8±13.4%)


ビーガンでは最も低い運動能が示されています。

(ビーガン;0.8±0.7% 、

ラクトオボベジタリアン:5.2±1.2%

非ベジタリアン:4.8±0.3%)


なお、精子の形態は、3群とも有意差は認められませんでした。



以上のデータから、

植物性食品の摂取が多いと、精子機能の低下が示唆されます。


ただし、今回の研究では、各群の被験者数に大きな開きがあることから、今後、さらに質の高い研究による臨床的意義の検証が期待されます。

(したがって、草食系男子の精子機能に関しては、さらに検討が必要です。)



一般に、植物性食品を多くとるベジタリアン食に関しては、

これまでの多くの研究によって、ベジタリアン食摂取群では、非ベジタリアン食摂取群よりも、生活習慣病リスクが低いことが知られています。



ベジタリアン食による心血管疾患リスク低下作用




ベジタリアン食による血圧低下作用@メタ解析



なお、ベジタリアン食であれば何でも健康的になる、というわけではありません。


(例えば、野菜はナシで、パスタにチーズ、パンの組み合わせでも、ラクトオボにはなりますが。)


もちろん、栄養学的にバランスの取れた、適切なベジタリアン食を摂取することが重要です。



一般に、植物性食品の摂取が多いベジタリアン食では、ファイトケミカル・ポリフェノールの摂取が多く、抗酸化作用を介した生活習慣病の予防効果が想定されます。


北米の栄養士会が共同で発表した見解によると、「適切に準備されたベジタリアン食は、健康に有益であり、必要な栄養素を満たしており、いくつかの疾患の予防や治療にも利点がある」とされています。





男性不妊症に対する機能性食品素材としては、コエンザイムQ10の効果が報告されています。



コエンザイムQ10による男性不妊症改善作用



コエンザイムQ10による抗酸化作用@男性不妊症



コエンザイムQ10 による男性不妊症の改善作用




還元型コエンザイムQ10による乏精子症(精子無力症)改善効果



コエンザイムQ10+ビタミンEによる精子機能の改善と妊娠率向上



特発性精子無力症に対するサプリメントの効果



還元型コエンザイムQ10による精子機能改善作用



コエンザイムQ10 による男性不妊症の改善作用



αリポ酸による精子機能改善作用



ビタミンDによる精子運動機能の改善作用



トンカットアリによる男性のQOLとリビドー改善作用





DHCでは、マカトンカットアリを製品化しています。





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コーヒーの摂取と死亡率との関連 [2016年07月15日(金)]
今月の公衆衛生学の専門ジャーナルに、コーヒーの摂取と、死亡率との関連を調べた疫学研究が、欧州(イタリア、ポーランド、英国)のグループから報告されていました。
(Public Health Nutr. 2016 Jul 14:1-10.)


これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。


コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。

今回の研究では、

欧州でのコホート研究において、

コーヒーの摂取と、全死亡率、心血管死亡、がん死亡との相関が検証されました。


具体的には、

東ヨーロッパ(チェコ共和国、ロシア、ポーランド)での前向きコホート研究として、

28,561名を対象に、6.1年のフォローアップが行われ、

2121名の死亡(内訳;心血管死亡43&#183;1 %、がん死亡35&#183;7 %)が見出されました。

解析の結果、

1日あたり

3-4杯のコーヒーの摂取は、

男性では17%の死亡率の低下、
(HR=0.83; 95 % CI 0.71, 0.99)

女性では37%の死亡率の低下
(HR=0.63; 95 % CI 0.47, 0.84)

という有意な相関が見出されたということです。


さらなるコーヒーの摂取では、

リスク低減傾向が認められました。(有意差なし)

(男性29%リスク低下傾向 HR=0.71; 95 % CI 0.49, 1.04

女性49%リスク低下傾向 HR=0.51; 95 % CI 0.24, 1.10)



また、心血管死亡に関して、

1日あたり3-4杯の摂取により、

男性では、29%の有意な低下が認められました。
(HR=0&#183;71; 95 % CI 0&#183;54, 0&#183;93)


層別解析では、

非喫煙の女性では、

同程度のコーヒーの摂取と、

全死亡率の39%低下
(HR=0.61; 95 % CI 0.43, 0.87)

がん死亡率の41%低下
(HR=0&#183;59; 95 % CI 0&#183;35, 0&#183;99)

という相関が示されました。



また、
非飲酒あるいは適度のアルコール摂取の男性で、1日あたり4杯を超えるコーヒーの摂取群では、

全死亡率の有意な低下が示されました。


以上のデータから、

コーヒーの摂取による死亡率の低下が示唆されます。

特に、喫煙やアルコールといった背景により、
コーヒーの摂取によるリスク低減作用も示されました。



これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制




DHCでは、各種のお茶・ハーブティー・コーヒー、カフェイン抜きの飲料などを製品化しています。




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血中カロテノイドが高いと肺がんリスクが低下:メタ解析 [2016年07月14日(木)]
今月のがん研究の専門ジャーナル(電子版)に、血中カロテノイド類やレチノールと肺がんリスクとの関連を調べた系統的レビューが、イギリスのグループ(Imperial College)から報告されていました。
(Cancer Med. 2016 Jul 6.)



カロテノイド類やレチノールは、野菜や果物の摂取の指標となります。


カロテノイド類(カロテノイド系ファイトケミカル)には、αカロテンやβカロテン、ルテインやリコピンなどがあり、

抗炎症作用や抗酸化作用を介して、生活習慣病予防効果が示唆されます。



今回の研究では、

カロテノイド類およびレチノールと、肺がんリスクとの関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、2014年12月までに発表された前向き研究が対象となり、

17報(18論文)から、458,434名の登録者、3603名の肺がん症例のデータを用いて、

最大群と最小群との関連が解析されています。


メタ解析の結果、

αカロテン、βカロテン、総カロテノイド量、レチノールは、

肺がんリスクおよび肺がん死亡率と有意な負の相関が認められました


5報のデータに基づき、

αカロテンでは、

34%の有意なリスク低下
(0.66 (95%CI: 0.55-0.80) per 5 μg/100 mL),


9報のデータに基づき、

βカロテンでは、

16%の有意なリスク低下、
(0.84 (95% CI: 0.76-0.94) per 20 μg/100 mL)


4報のデータから、

総カロテノイド量では、

34%の有意なリスク低下
(0.66 (95% CI: 0.54-0.81) per 100 μg/100 mL)


8報のデータから、

レチノールでは、

19%の有意なリスク低下
(0.81 (95% CI: 0.73-0.90) per 70 μg/100 mL)


という相関が認められています。



層別解析では、

βカロテンおよびレチノールと、肺がんリスクとの間の有意な負の相関は、男性で認められましたが、女性では示されていません。



非線形の相関が、
βカロテン、ベータクリプトキサンチン、リコピンで認められました。



以上のデータから、

血中カロテノイド値が高いと、肺がんリスクが低減されるという相関が示唆されます。



DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。



各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。


DHCでは、関連商品として下記を製品化しています。


DHC飲む野菜1日350
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マグネシウムによる高血圧改善作用:メタ解析 [2016年07月13日(水)]
今月の高血圧研究の専門ジャーナル(電子版)に、マグネシウムによる高血圧改善作用を示したメタ解析が報告されていました。
(Hypertension. 2016 Jul 11)



先行研究では、マグネシウムサプリメントによる降圧作用が示唆されています。


今回の研究では、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験に基づいて、

マグネシウムサプリメントの経口摂取による血圧への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベース(MEDLINE, EMBASE)を用いて、2016年2月1日までのRCTから、
34報の2,028名がメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

一日あたり368 mg(中央値)のマグネシウムサプリメントの3ヶ月間の投与により、

収縮期血圧が2.00 mm&#8201;Hg (95% CI, 0.43-3.58) 有意に低下、

拡張期血圧が1.78 mm&#8201;Hg (95% CI, 0.73-2.82)有意に低下

という作用が認められたということです。


この時、

偽薬群と比べて、
血中マグネシウム値は、
0.05 mmol/L (95% CI, 0.03, 0.07) 上昇していました。


スプライン曲線による解析では、

1日あたり300mgのマグネシウムの1ヶ月間の投与により、
血中マグネシウム値の上昇と、血圧の低下が認められました。

血中マグネシウム値は、拡張期血圧とは有意な負の相関を示しましたが、

収縮期血圧との関連は有意ではありませんでした。


層別解析では、

質が高い研究あるいは脱落率が低い研究において、

より顕著な降圧効果が認められました
(all P values for interaction <0.05)


以上のデータから、

マグネシウムサプリメントによる高血圧改善作用が示唆されます。


DHCでは、マグネシウム含有サプリメントとして下記を製品化しています。

カルシウム/マグ 30日分【栄養機能食品(カルシウム・マグネシウム)】

1日3粒目安/30日分
通常価格
\380(税込\410)

成分・原材料
カルシウム/マグ 1日3粒あたりカルシウム360mg、マグネシウム206mg、ビタミンD(ビタミンD3)〈88IU〉2.2μg、CPP(カゼインホスホペプチド)9.7mg




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オメガ3系脂肪酸(EPA/DHA)による心臓病の死亡率低下効果 [2016年07月12日(火)]
今月の動脈硬化研究の専門ジャーナル(電子版)に、オメガ3系必須脂肪酸による心臓病に対する効果を調べた疫学研究が、ドイツのグループ(Heidelberg University)から報告されていました。
Atherosclerosis. 2016 Jul 1.)



EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



今回の研究では、

冠状動脈造影検査が必要となった患者において、オメガ3系必須脂肪酸と、死亡率との関連が調べられました。


具体的には、

(心臓病/心血管疾患疑いのために)冠状動脈造影検査を受けた3259名を対象に、

赤血球中のオメガ3系必須脂肪酸値が測定され、フォローアップが行われました。


(ドイツで行われているLudwigshafen Risk and Cardiovascular Health Study (LURIC)という前向き研究の一環です。)


平均9.9年間のフォローアップ中、

975名(29.9%)が死亡、

そのうち、

心血管イベントによる死亡は
614名 (18.8%)
でした。



心血管リスク因子で補正後、

EPAおよびDHA値は、全死亡率および心血管死亡率と有意な負の相関が見出されたということです。


特に、EPA値が1SD(標準偏差)増加すると、死亡率11%のリスク低下が認められました。

また、

EPAと死亡率のと間に非線形の相関が見出されています。


以上のデータから、

EPAおよびDHAは、従来の心血管リスクファクターとは独立して、

死亡率を低下させることが示唆されます。




EPADHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。



EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸では、抗炎症作用を介した動脈硬化抑制作用による生活習慣病予防効果が知られています。


オメガ3系脂肪酸の抗炎症作用のメカニズムとして、以前は、オメガ6系との比率からアラキドン酸カスケードへの機序が考えられていました。


現在では、これに加えて、EPAとDHAの代謝物自体に抗炎症作用があることがわかっています。





臨床研究におけるオメガ3系脂肪酸の投与量は、1日あたり数百ミリグラムから4グラム程度です。


また、EPA:DHA=2〜3:1の割合です。


日本人の食事摂取基準では、EPAおよびDHAの摂取量を一グラム/日としています。


EPAもDHAも、どちらも健康維持や疾病予防に重要です。


一般に、DHAは脳の栄養素、EPAは血管の栄養素といえるでしょう。


オメガ3系必須脂肪酸および魚油サプリメントについて、次のような研究が報告されています。


オメガ3系必須脂肪酸(EPA/DHA)による乳がん予防効果


魚油によるアンチエイジング効果


オメガ3系脂肪酸(EPA/DHA)の長寿効果


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



オメガ3系脂肪酸によるドライアイ改善作用





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