行楽の秋、読書の秋、上期末の秋
遊びに仕事にとなんだか毎日忙しくしています。
最近読んで衝撃だったキルギスの誘拐結婚。
キルギスでは伝統として誘拐結婚の風習が残っていて、
町でみかけて一目惚れしたからなどというとんでもない
理由で女性が突然誘拐されることがあるそう。
女性側にどんな人生設計があろうが、婚約者がいようが、
そんなのおかまいなしにやってくる突然の災難。
誘拐は仲間の男性と複数で車を使って行われる。
どんなにおそろしく絶望したことだろうと思うと、
同じ女性として胸が本当に苦しくなります。
泣き叫ぶ女性を説得するのは男性側の親族。
花嫁の象徴である白いスカーフをむりやりかぶせます。
「私も最初は辛かったけれど今は幸せだから・・・」
このスカーフをかぶってしまえば合意とみなされるそう。
キルギスの女性は年配の人の意見を敬う傾向があるらしく、
数時間の抵抗の上で結婚を受け入れることが多いとのこと。
一度男性の家に入ってしまえば、穢されたとみなされ、
実家の家族に恥をかかせることになるとの思いもあるのだとか。
過去に誘拐結婚で結婚し、今は幸せだという老夫婦。
私だったら女性の人権を踏みにじった行為を、
こんな風に時間とともに穏やかに許せるかしらと疑問でした。
日本だって昔は親の決めた人と結婚したり、
結婚相手の顔をみたのは結婚式の日だったとか、
きっと4代前くらいまではそんなことがあったのだろうけれど、
現代の世にこんなおそろしいことがあるなんて。
なんだか心がずっしり重くなってしまいました。
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