私の
肩こり歴は長いです!
それは 中学生から始まりました・・・
きっかけは スーザフォン。
こちらのことね。
YSH-301 ヤマハのマーチング用チューバですな!
とっても大きくて重たいこの楽器・・
なんと
9・1Kg
これでも 商品説明には堂々と
軽量化に成功
・・・と書いてある。
そうか。
そうなのか。
重いけどな・・・・
肩にめりこむように重かったけどな!!
ちなみに これの中にスポンと入って
左肩だけに乗っけて歩きながら吹いたりするのである。
初めて私がスーザフォンを吹いたのは
中学1年生の時。
いやーーーーー
肩 腫れました。
それから 両肩のバランスがヘンになり・・。
肩こりも慢性化。
毎年 体育祭にマーチングを披露することになっていた
我が吹奏楽部。
練習は夏休みから始まるのだが
これがもーーーー暑い。
灼熱の太陽の元 ひたすら等間隔に歩く練習やら
回る練習やら フォーメーションの練習・・・
気が狂いそうになるが楽しかった!
曲が入ると 足がついてこない。
足に集中すると 手がおぼつかない。
スーザフォンはリズム隊だし それはやっちゃなんねー!
必死でしたが おくれちゃなんねえ!!
優雅に歩けていたかって・・・
多分無理でしたね
めっちゃ必死の形相。
それでも思い出深かったのが3年生の時。
ずっと、伝統の業があったのですが
私が女の子だからと封印してきたことがありました。
それは このスーザフォンをなんと持ち上げて
頭の上でクルクル回転させる「スーザ・マーチ」
ずっと男の先輩達が伝統でやってきたことを
私が女だから途絶えさせてしまっていたのです・・・
どうしてもそれがイヤで
3年生の時に 顧問の先生に「やりたい!」と訴え
卒業した先輩に教えてもらい
何度も何度も失敗しながら青あざをつくり・・・
重たいスーザフォンがそんなに簡単に持ち上がるはずもなく。
本番を迎えました。
母も見守る中、本番を迎え・・・
ドラムが響く中、私と2年生の男の子は中央に立ち、楽器を逆さまに。
そのあとは、夢中でよく覚えていなかったのですが
スーザフォンを身体のまわりでまわしたり
頭の上でまわしたり、とにかく落とさないように
必死でやりました。
終って、拍手をもらって定位置に戻った時の安堵感は
忘れられません。
その日、用事があって職員室に行ったら
ある先生が
「ちさちさ!!!!!!」って大声でさけんで
「オレは感動した!!もう見られないと思ってたから
まさかお前で見られるなんて!!
いつ練習してたんや!!
ようやったなあー!!
頑張ったなあ!!!!」
そう言って肩をバンバン叩いてくれたんです。
K先生、私はあれが本当に嬉しかったんですよ。
伝統が守れたこともだけど
頑張って良かったと 何より思えました。
見てくれている人がいるというのは
本当に大切なんですね。
こんな色々な思い出がつまったスーザフォン。
重たいだけではないな・・・
よく考えたら・・・・
いいこともあったね
今 持ったら崩れるだろうなぁ〜〜
でも もう1回吹いてみたいです