サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2019年10月  >
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
ピクノジェノールが心血管リスクを低減する:メタ解析 [2019年10月20日(日)]
今月の薬理学研究の専門ジャーナルに、ピクノジェノールによる心血管リスクへの作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、イランとオーストラリアのグループから報告されていました。
(Pharmacol Res. 2019 Oct 1:104472.)



ピクノジェノールは、フランス海岸松に由来する機能性食品素材で、フラボノイド類が主成分です。


フラボノイド類による抗炎症作用や抗酸化作用を介した効果が示されており、生活習慣病の予防からアンチエイジング医学まで、広く利用されています。


また、女性に多い、下肢のむくみや静脈瘤への対策の機能性成分としても知られています。


今回の系統的レビュー/メタ解析では、

ピクノジェノールによる心血管代謝関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Scopus, ISI Web of Science)

2018年10月までに収載された論文が対象となり、

ピクノジェノール投与による心血管代謝指標を測定したランダム化比較試験が検索され、

24報のRCTの1594名のデータがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

ピクノジェノール投与による空腹時血糖値の有意な低下、
(WMD: -5.86 mg/dl; 95% CI: -9.56, -2.15)

HbA1c値の有意な低下、
(WMD = -0.29%, 95%CI: -0.56, -0.01),

収縮期血圧の有意な低下、
(WMD: -2.54 mmhg; 95% CI: -4.08, -0.99)

拡張期血圧の有意な低下、
(WMD: -1.76 mmhg; 95% CI: -3.12, -0.41)

BMIの有意な低下
(WMD: -0.47 kg/m2; 95% CI: -0.90, -0.03)

LDLコレステロール値の有意な低下、
(WMD: -7.12 mg/dl; 95% CI: -13.66, -0.58)

HDLコレステロール値の有意な上昇
(WMD: 3.27 mg/dl; 95% CI: 0.87, 5.66).

が見出されました。

以上、今回のメタ解析から、

ピクノジェノールによる心血管リスク因子の改善作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




DHCでは、安全性・有効性・経済性(費用対効果)に優れた
ピクノジェノール
を製品化しています。



ピクノジェノールによる抗炎症作用:系統的レビュー/メタ解析


ピクノジェノールによる高血圧改善作用:メタ解析


ピクノジェノールによる血栓後症候群と深部静脈血栓症のリスク低減作用


産後の下肢静脈瘤に対するピクノジェノールの効果


ピクノジェノール+L-シトルリンによる勃起障害(ED)改善効果



ピクノジェノール由来ポリフェノールは関節内の滑液に移行する



シェーグレン症候群に対するピクノジェノールの働き



------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------
posted at 23:55 | この記事のURL
第1回日本脳サプリメント学会 [2019年10月19日(土)]
本日、第1回日本脳サプリメント学会が開催されました。


私は、理事として参加させていただくことになりました。

学会では、認知症の予防が重要なテーマとなります。

サプリメントだけではなくて、非薬物療法全般が対象となっています。

------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------
posted at 23:53 | この記事のURL
イヌリン型炭水化物が肥満2型糖尿病での糖代謝を改善:メタ解析 [2019年10月18日(金)]
糖尿病研究の専門ジャーナルに、イヌリン型炭水化物の摂取による糖代謝への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(J Diabetes Res. 2019 Aug 27;2019:5101423.)



先行研究では、

イヌリン型フルクタンによる脂質代謝と糖代謝の改善作用:メタ解析


といった報告があります。


イヌリンを含む機能性食品素材としては、菊芋(キクイモ)が知られています。

(キクイモは、北米原産のキク科の植物で、ショウガに似た根茎/塊根にイヌリンを多く含みます。

ヤーコンは、南米原産のキク科の植物で、サツマイモのような根茎を有しており、

それそれ別物です。)


イヌリン(イヌリン型炭水化物)は、基礎研究において、糖代謝改善やインスリン抵抗性の改善が示されています。

今回の系統的レビュー/メタ解析では、

2型糖尿病患者および肥満者において、

イヌリン型炭水化物によるインスリン抵抗性への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

2018年12月25日までの収載論文が検索され、

25報が解析の対象となりました。

11報はメタ解析、

5報が2型糖尿病、

9報は肥満者でした。


まず

BMIでは、
イヌリン型炭水化物による介入後の減少は見出されませんでした。
(P = 0.08)


一方、

空腹時血糖値、空腹時インスリン値、HbA1c、HOMA-IRでは、有意な減少が見出されました。


14報の系統的レビューでは、

血糖値、インスリン値、HbA1cへの作用は議論の余地が残されていました。

一方、
単純肥満を対象にした7報のうち、1報では、イヌリン型炭水化物によるHOMA-IRの有意な改善が見出されました。


以上の系統的レビュー/メタ解析では、

イヌリン型炭水化物は、肥満の2型糖尿病において、インスリン抵抗性の改善作用が示唆されます。



イヌリン配合アーモンドチョコ 2種セット【機能性表示食品】

【お得な2点セット】腸内フローラを良好にし、おなかの調子を整えたい方に! イヌリン配合のアーモンドチョコ








厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。



DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。


血糖ファイバー 30日分【機能性表示食品】
≪臨床試験済≫食後の血糖値が気になる方に。食後血糖のピーク値を抑える!





国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。




DHC飲む野菜1日350
30種の野菜が1缶にぎっしり350g!野菜不足にうれしい、おいしい野菜飲料



パーフェクト野菜
32種類もの野菜をギューッと凝縮! 野菜不足な毎日を手軽にサポート



ケール青汁+食物繊維
食物繊維の難消化性デキストリンがおなかの調子を整える[特定保健用食品]



DHC青汁+豆乳(30缶入)
2つのヘルシー素材がこれ1本!イメージをくつがえすおいしさです!



------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------

posted at 23:52 | この記事のURL
食物繊維が子宮体がんリスクを低下:メタ解析 [2019年10月17日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、食物繊維の摂取と、子宮体がんリスクとの関連を調べたメタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(Nutr Cancer. 2019 Oct 4:1-9.)



食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。

最近の研究では、次の報告があります。




10グラムの食物繊維が膵臓がんリスクを12%低下:メタ解析



10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析


毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下


食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析


食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下


今回の系統的レビューでは、

食物繊維の摂取と、

子宮体がんリスクとの関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

2018年6月30日までの収載論文から関連論文が検索され、

16報(6,563症例)が解析の対象となりました。


解析の結果、

食物繊維の摂取が多いと、子宮体がんリスクが低下するという有意な相関が見出されました。
(RR = 0.86, 95% CI: 0.78, 0.93)

層別解析では、

この相関は、症例対照研究においてより顕著であり、

アメリカおよびアジアでの研究で顕著でした。

交絡因子では、

教育、
(RR = 0.74; 95% CI: 0.60, 0.88)

年齢、
(RR = 0.70; 95% CI: 0.57, 0.83),

NOSスコアが6
(RR = 0.81; 95% CI: 0.67, 0.95)

NOSスコアが7
(RR = 0.75; 95% CI: 0.62, 0.88)

で補正後により顕著な相関として見出されました。

以上、
今回のメタ解析データから、

食物繊維の摂取と、

子宮体がんリスクとの間に、有意な負の相関が見出されました。



食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。

最近の研究では、次の報告があります。



10グラムの食物繊維が膵臓がんリスクを12%低下:メタ解析



10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析


毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下


食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析


食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下



食物繊維の摂取による高血圧リスク低減効果




厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。

教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、

補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。



DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。


血糖ファイバー 30日分【機能性表示食品】
≪臨床試験済≫食後の血糖値が気になる方に。食後血糖のピーク値を抑える!





国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。




DHC飲む野菜1日350
30種の野菜が1缶にぎっしり350g!野菜不足にうれしい、おいしい野菜飲料



パーフェクト野菜
32種類もの野菜をギューッと凝縮! 野菜不足な毎日を手軽にサポート



ケール青汁+食物繊維
食物繊維の難消化性デキストリンがおなかの調子を整える[特定保健用食品]



DHC青汁+豆乳(30缶入)
2つのヘルシー素材がこれ1本!イメージをくつがえすおいしさです!







------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------

posted at 23:56 | この記事のURL
南九州市「知覧茶×葉酸」サプリ健康プロジェクト:健康長寿セミナー開催 [2019年10月16日(水)]
今日は、鹿児島県南九州市での公民連携による健康づくり施策である「「知覧茶×葉酸」サプリ健康プロジェクト」の一環として、「健康セミナー」が開催されました。



[知覧茶カテキン+葉酸]が認知症と脳卒中を防ぎます!

--健康長寿のためのサプリメント・健康食品の活用法--

という演題で出講させていただきました。


多くの皆様にご参加いただき感謝申し上げます。
また、開催にあたり、南九州市役所の皆様に様々なご尽力をいただきました。

鹿児島県南九州市×DHC カテキン・葉酸配合サプリ「知覧茶パワー」を共同開発 〜健康プロジェクトを始動!〜




------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------
posted at 23:51 | この記事のURL
DHC赤沢温泉郷×自然農法 [2019年10月15日(火)]
今日は、伊東市に日帰りでいってきました。

市内の自然農法の圃場を見学した後、

DHC赤沢温泉郷にて、意見交換を行いました。

今日の午後、赤沢日帰り温泉館からの眺めです。



posted at 23:57 | この記事のURL
薬用リップ@ANA機内誌 [2019年10月14日(月)]
今日、飛行機で移動しました。

なんとなく機内誌をめくっていたら、後ろのほうのインバウンド客向けのページに、DHCの薬用リップが紹介されていました。

ANA商事のセレクト商品のページです。



------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------
posted at 23:55 | この記事のURL
大豆およびイソフラボンの摂取による多彩な健康増進効果:アンブレラレビュー/メタ解析 [2019年10月13日(日)]
今月の分子栄養学研究の専門ジャーナルに、大豆およびイソフラボンの摂取による健康関連指標への作用を検証したアンブレラレビュー/メタ解析が報告されていました。
(Mol Nutr Food Res. 2019 Oct 4:e1900751.)


大豆には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。


さて、今回のアンブレラレビューでは、大豆およびイソフラボン類の摂取による健康関連効果への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

関連したランダム化比較試験および観察研究が検索され、

114報のメタ解析と系統的レビューから、43の健康アウトカムが見出されました。


解析の結果、

大豆およびイソフラボンの摂取は、

一連の健康アウトカムに好影響を与えることが示唆されました。


具体的には、

がん、心血管疾患、婦人科疾患、メタボリック疾患、筋骨格系疾患、内分泌代謝疾患、神経学的疾患、腎機能アウトカムにおける好影響であり、

特に、閉経前後の女性においての好影響が顕著でした。

なお、

ネガティブな影響としては、

男性において、味噌汁を1日1-5杯の摂取による胃がんリスクが示唆されています。
(大豆イソフラボンによるリスク上昇というよりは、塩分の過剰摂取による影響と考えられます。)
(RR: 1.17, 95% CI: 1.02-1.36)



以上、今回のアンブレラレビューから、

大豆及びイソフラボンの摂取による健康増進・未病改善作用が示唆されます。

なお、日本食では、大豆製品が豊富に使われますが、

塩分の過剰摂取になりがちなので注意が必要です。





大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。


最近の研究として、次の報告が知られています。


大豆の摂取が死亡率を低下:33万人分のメタ解析データ



大豆イソフラボンによる大腸がんリスク低下:メタ解析


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性


大豆の摂取が多いと乳がんリスクが低下@日本人女性


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ



DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。



------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------

posted at 23:52 | この記事のURL
ビタミンKによる糖代謝改善作用:メタ解析 [2019年10月12日(土)]
今月の生物因子研究の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンKによる糖代謝への作用を検証したメタ解析が、イランとオーストラリアのグループから報告されていました。
(Biofactors. 2019 Oct 1.)


ビタミンKは、脂溶性ビタミンの1種であり、血液凝固系で働きます。

近年の研究により、
ビタミンK依存性たんぱく質による、組織石灰化の調節も明らかとなりました。

つまり、
ビタミンKが、動脈硬化、特に血管石灰化の機序において作用することがわかっています。

ビタミンKサプリメントが動脈硬化を予防:メタ解析


ビタミンKは、前糖尿病や糖尿病の合併症において、好影響が示唆されています。

今回のメタ解析では、

ビタミンK投与による糖尿病での糖代謝に対する影響が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて2018年10月までの収載論文が検索され、
(PubMed, Scopus, Embase, ProQuest, Google Scholar)


3,734の関連論文から、

9報が解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、糖尿病モデル動物を用いた基礎研究では、

ビタミンKサプリメント投与により、

血糖値の有意な低下(6報)、

空腹時インスリン値の有意な上昇(4報)、

HbA1cの有意な低下(3報)、

HOMA-IRの有意な低下(2報)、

β細胞機能の有意な亢進(2報)、

が見出されました。

次に、

前糖尿病患者(糖尿病予備軍)では、

ビタミンKサプリメント投与により、

OGTT2時間の時点で、

血糖値及びインスリン値の低下が見出されました。

ただし、空腹時血糖値、空腹時インスリン値、HOMA-IR、β細胞機能では有意差は検出されませんでした(2報)。



その他、

基礎研究では、

糖尿病モデル動物において、

ビタミンKサプリメント投与により、

脂質異常症の改善(3報)、

酸化ストレスマーカー及び炎症マーカーの改善(5報)
が示されています。


以上のメタ解析データから、

ビタミンKサプリメントによる糖尿病の予備軍の段階での糖代謝改善作用が示唆されます。



今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。



ビタミンKは、脂溶性ビタミンの1種であり、血液凝固系で働きます。

近年の研究により、
ビタミンK依存性たんぱく質による、組織石灰化の調節も明らかとなりました。

つまり、
ビタミンKが、動脈硬化、特に血管石灰化の機序において作用することがわかっています。


動脈壁硬化(血管硬化、Vascular stiffness;VS)および動脈石灰化(血管石灰化)は、

血管の健康を示すサロゲートマーカーであり、

心血管イベントに関係します。


ビタミンK依存性たんぱく質(VKDP)は、動脈壁硬化(VS)および動脈石灰化(VC)と関連し
活性化にはビタミンKが必要です。


ビタミンKは、骨芽細胞から作られるオステオカルシン(OC)や、血管などで作られるマトリックスGla タンパク質(matrix Gla protein;MGP)の機能に関与しいています。

カルシウムが血管に沈着(石灰化)すると動脈が硬くなり弾力性がなくなります。

MGPは血管の石灰化を防止し動脈硬化を予防します。

不活性型 MGP(desphospho-ucMGP)は、冠状動脈疾患のリスクとなります。


血液凝固系でビタミンK不足になることはまずありませんが、OC や MGP の活性化を指標にするとビタミン K が必ずしも充足していないとされています。

ビタミン K 不足になると血中の低カルボキシル化 OC(undercarboxylated OC;ucOC)が増加します。

高齢者では、血中ucOC濃度と大腿骨頸部骨折のリスクが相関することがわかっています。
ucOC は大腿骨頚部骨折の独立したリスクファクターとされており、ビタミン K の
積極的な摂取が重要です。



DHCでは、ビタミンKサプリメントを製品化しています。



------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------
posted at 23:58 | この記事のURL
セントジョーンズワートが更年期関連の症状及びうつ状態を改善する [2019年10月11日(金)]
補完代替医療の専門ジャーナルに、更年期の女性において、セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)による更年期症状の改善およびうつ病の改善作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Ahvaz Jundishapur University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Complement Ther Med. 2019 Aug;45:109-113.)


軽症から中等度のうつ病に対しては、
セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ、学名Hypericum perforatum)の有効性と安全性が確立しています。

セントジョーンズワートは、SSRIやSNRIといった抗うつ薬と同等の効果があり、
かつ、副作用が少ないことが示されています。

そのため、
欧米では、セントジョーンズワートがうつ状態に対して広く利用されています。


セントジョーンズワートはSSRIと同等の抗うつ作用を示す

20年ほど前に、チトクロームP450の3A4などを介した医薬品とSJWとの相互作用が話題になったことがあります。

その後の一連の研究により、セントジョーンズワートの単独投与による有効性と安全性は確立し、かつ、相互作用についても、留意するべき医薬品であれば、その旨が医薬品の添付文書に記載されています。

したがって、セントジョーンズワートについては、いまさら新しい知見というのは限定されているので、臨床研究も、以前と比べると減っています。

そのような中、今回の研究では、更年期の女性に対するセントジョーンズワートの働きが検証されていました。


具体的には、

イランでのランダム化比較試験として、

45-60歳の閉経後の女性を対象に、

・セントジョーンズワート投与群(270-330 μg of H. perforatum):40名、

・偽薬投与群:40名

の2群について、2カ月間の介入が行われました。

Kupperman指数や、Hamilton Depression Rating Scaleなどの指標で評価が行われています。


各群5名が脱落し、70名が試験を完了しました。


解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

セントジョーンズワート投与群では、

ほてりの回数の有意な減少、

Kupperman指数の有意な減少が見出されました。
(p&#8201;<&#8201;0.001)


また、

うつのスコアについても、

対照群に比べて、

セントジョーンズワート投与群では、有意な改善が認められました。

試験終了の時点では、

うつのない被験者の割合は、

セントジョーンズワート投与群では、80%であったのに対して、

対照群では、5.7%でした。
(p&#8201;<&#8201;0.001)


以上のデータから、

セントジョーンズワートによる閉経後の女性での更年期症状の改善及びうつの改善が示唆されます。




軽症から中等度のうつ病に対しては、
セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ、学名Hypericum perforatum)の有効性と安全性が確立しています。

セントジョーンズワートは、SSRIやSNRIといった抗うつ薬と同等の効果があり、
かつ、副作用が少ないことが示されています。

そのため、
欧米では、セントジョーンズワートがうつ状態に対して広く利用されています。



セントジョーンズワートはSSRIと同等の抗うつ作用を示す



うつ病治療におけるセントジョーンズワートの費用対効果




DHCでは、うつ病対策に関連したサプリメントを製品化しています。


セントジョーンズワート 30日分
ほがらかな心で毎日をはつらつと
通常価格
\850(税込\918)





リラックスの素 30日分
緑茶成分テアニン配合! 飲んでスッとでリラックス




ゆったり 30日分
心地よいおやすみタイムをあなたへ。7成分がすやすやへ効率よくアプローチ






食事成分とうつ病との関連については、次のような研究があります。


オリーブオイルの多い地中海食がうつ病リスクを低下:メタ解析




ハーブ・薬用植物がサプリメントとして、セルフケアにおいて用いられるようになりました。

背景として、メタ解析レベルでの高いエビデンスが構築されたことが考えられます。


セントジョーンズワートは、うつ病に対して医薬品と同等の効果を示す:メタ解析


イチョウ葉エキス(EGb 761)による認知症の周辺症状改善作用:メタ解析


紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析


ノコギリヤシエキスは前立腺肥大症の下部尿路症状を改善する:メタ解析


ガルシニアの減量効果





------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------

posted at 23:56 | この記事のURL
血液がん患者でのラベンダー精油による不安軽減効果 [2019年10月10日(木)]
今月の臨床腫瘍看護学の専門ジャーナルに、血液がん患者に対するラベンダー精油パッチの働きを調べた臨床研究が、米国のグループ(Christiana Care Health System )から報告されていました。
(Clin J Oncol Nurs. 2019 Oct 1;23(5):502-508.)


ラベンダー精油を用いたアロマテラピー・トリートメントは、

入院患者でのリラクゼーション目的でも行われています。


今回の研究では、

血液がん病棟の患者での有用性が検証されました。


具体的には、

患者志向型ナース介入として、

血液がんユニットの入院患者40名を対象に、

一晩のウェアラブルタイプのラベンダー精油スキンパッチを用いて、

満足度や不安指標が測定されました。

(Lavender Satisfaction Assessment およびthe Generalized Anxiety Disorder-7 (GAD-7) スケールが用いられています。)

2ヵ月の間、介入データおよび自由回答の反応が集められました。


解析の結果、

一晩のアロマテラピーパッチの利用後に、

約半数の患者が、不安がないこと、あるいは測定可能な不安がないことを報告しました。

また、
参加者は、睡眠の質及び睡眠時間での改善も認めました。


以上のデータから、

血液がん病棟での入院患者において、

ウェアラブルタイプのラベンダー精油パッチによる抗不安作用や睡眠改善作用が示唆されます。






アロマテラピーは、安全性が高く、補完療法として様々な分野に用いられています。



最近の研究では、

アロマセラピーによる認知症改善作用



アロマセラピーによる術後の鎮痛効果



アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師



アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者


も示されています。



なお、

日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。







------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------
posted at 23:56 | この記事のURL
伴走介護@週刊女性セブン [2019年10月09日(水)]
週刊女性セブン  2019年10月17日号」の見本誌が届きました。

連載記事の「実録奮闘記 伴走介護」で取材を受けて、

「介護予防のためのサプリメント」について概説させていただきました。


「サプリを上手に使って元気&健康に。

リテラシーある子供世代が先導を」

というタイトルです。

機会があればご覧いただけると幸いです。




------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------


posted at 23:58 | この記事のURL
ビタミンDはTreg(制御性T細胞)に作用し免疫調節作用を示す:系統的レビュー [2019年10月08日(火)]
科学誌プロスワンに、ビタミンD投与によるTreg(制御性T細胞)および免疫系への働きを検証した系統的レビューが、英国のグループから報告されていました。
(PLoS One. 2019 Sep 24;14(9):e0222313.)


ビタミンDは、免疫調節作用を有しており、インフルエンザ予防から、抗がん作用まで示されています。

ビタミンDの免疫調節作用は、一部が、Treg(制御性T細胞)を介するものであると考えられています。

Treg(制御性T細胞)は、免疫応答ではたらく制御細胞です。
具体的には、正常な細胞に対する誤った攻撃や破壊を防ぐために、免疫系を負に制御し、免疫系の恒常性の維持に働いている免疫細胞であり、この機能が低下すると自己免疫疾患にも関係します。


さて、今回の系統的レビューでは、

炎症性疾患あるいは自己免疫疾患を有する患者、あるいは健常者に


ビタミンDを投与したランダム化比較試験での作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて関連論文が検索され、

(CENTRAL, MEDLINE, EMBASE, CINAHL, PUBMED and Web of Science)

自己免疫疾患患者対象の7報と、

健常者対象の1報の合計8報が解析の対象となりました。


解析の結果、

各試験の異質性のため、メタ解析は実施できませんでした。


まず、

自己免疫疾患患者において、

Tregsの割合を測定した5報では、

1報を除いて、

偽薬投与群に比べて、

ビタミンD投与群において、

12カ月後の時点で、Tregsの割合の増加が見出されました。


また、

健常者を対象にした試験では、

12週後の時点で、

偽薬群に比べて、

ビタミンD投与群において、

Tregs数の有意な上昇が見出されました。
(at 12 weeks, mean 6.4% (SD 0.8%) (vitamin D) vs 5.5% (1.0%) (placebo)

なお、
ビタミンDの他に、

ビタミンAやナイアシン、短鎖脂肪酸の投与試験も調べられましたが、これらの投与では、

Tregs数での有意な変化は見出されませんでした。


以上のデータから、

ビタミンDは、

健常者及び自己免疫疾患患者の両方において、

Tregs数を増加し、

Treg/CD3比を上昇することで、

Tregの機能を更新することが示唆されます。



一般に、
健康保持や疾病予防の目的で利用されるビタミンD3サプリメントの摂取量は、
1日あたり
25マイクログラム(1,000IU)から50マイクログラム(2,000IU)です。


ビタミンDは、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な作用を有する脂溶性ビタミンの1種です。

多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。



日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。





------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------

posted at 23:58 | この記事のURL
緑茶が認知症の予防に有用:NILS-LSA [2019年10月07日(月)]
公衆衛生学の専門ジャーナルに、緑茶による認知症のリスク低減作用を示した疫学研究が、国立長寿医療研究センターのグループから報告されていました。
(Public Health Nutr. 2019 Sep 23:1-9.)


日本人高齢者(65歳以上)の4人に1人が認知症あるいは認知症予備軍(軽度認知障害)です。

高ホモシステイン血症は、アルツハイマー病や脳血管性認知症のリスクの一つです。

葉酸は、ホモシステインをメチオニンに代謝し、ホモシステイン血症を改善することから、

葉酸の十分な摂取が、認知症のリスク低減低減/予防に有用です。


多目的コホート研究では、日本人の葉酸の摂取源の一つとして緑茶が示されています。
(ただし、ペットボトル飲料は例外です。光により、葉酸が分解されるため、ペットボトルの茶飲料は、葉酸の安定した供給源とはいえません。)

さて、

今回の研究では、

日本人の高齢者において、

認知機能の低下と、緑茶およびコーヒーの摂取との関連が検証されました。


具体的には、

前向きコホート研究である、

国立長寿医療研究センターによる「老化に関する長期縦断疫学研究(National Institute for Longevity Sciences - Longitudinal Study of Aging : NILS-LSA)」の一環として、

前年の緑茶およびコーヒーの摂取について、

質問票を用いた栄養士との面接調査が行われ、

隔年で、MMSEが合計6回調べられました。

(NILS-LSAは、1 997年から国立長寿医療研究センターにより行われており、老化・老年病予防を目的とした長期縦断疫学研究です。)


認知機能の低下は、

MMSEのスコアが初めて27未満になった時と定義されています。


60−85歳の男性:620名、女性:685名が解析の対象となりました。


解析の結果、

平均5.3年間(2-9年間)のフォローアップ期間中、

432例の認知機能低下が見出されました。


緑茶の摂取量について、

1日1回未満の摂取群に比べて、

1日1回の摂取群では、
30 %のリスク低下、
(HR;0.70 (0.45, 1.06),

2−3回の摂取群では、
29%のリスク低下、
(0.71 (0.52, 0.97)

4回以上の摂取群では、
28%のリスク低下
(0.72 (0.54, 0.98)

という有意な相関が見出されました。
(Ptrend < 0&#183;05)

なお、コーヒーの摂取との間に有意な相関は見出されませんでした。


以上の前向きコホート研究から、

日本人の高齢者において、

緑茶の摂取による認知機能の低下抑制作用が示唆されます。

葉酸は、悪玉のアミノ酸であるホモシステイン値を抑制することで、動脈硬化や脳萎縮の進行を抑える働きがあります。

葉酸の強化食品やサプリメントの摂取が、認知症や脳卒中を予防することもわかっています。

例えば、アメリカでは、20年以上も前の1998年に、葉酸の食品への添加を法律で義務付けました。

その結果、翌年から脳卒中の死亡率が減少しています。

また、2000年に比べて、2012年の時点で、認知症の有病率が24%も減少しています。

これらの効果を得るための葉酸摂取の基準は、1日当たり400&#13197;です。

なお、日本人の食事摂取基準では、貧血の予防のための推奨量になっており、
240&#13197;という低い値に設定されています。
(推奨値が低い値なので、葉酸は不足していないことになっています。)

しかし、アメリカやWHOでは、400&#13197;が推奨量として設定されており、食事からだけでは、日本人は摂取不足です。

認知症も増えています。

そこで、簡便で確実に葉酸を400&#13197;摂る方法として、葉酸サプリメントの利用をお勧めします。

もちろん、私自身もDHC葉酸サプリメントを毎日とっています


茨城県 境町

お茶特有のカテキンと葉酸のパワーが、これからの生き生きとした毎日を応援します!

D1185 【境町限定】さしま茶+葉酸サプリメント 180日分(30日分×6個)

寄附金額 10,000 円




これまでのたくさんの研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する


葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)





------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------
posted at 23:54 | この記事のURL
【境、健康長寿セミナー「葉酸で認知症予防」】(茨城新聞) [2019年10月06日(日)]
先月(9/18)、茨城県境町で開催された健康長寿セミナーについての記事が茨城新聞(9/25付)に掲載されていました。

今のところ、茨城新聞のHPでは、記事が無料で公開されています。




葉酸は、悪玉のアミノ酸であるホモシステイン値を抑制することで、動脈硬化や脳萎縮の進行を抑える働きがあります。

葉酸の強化食品やサプリメントの摂取が、認知症や脳卒中を予防することもわかっています。

例えば、アメリカでは、20年以上も前の1998年に、葉酸の食品への添加を法律で義務付けました。

その結果、翌年から脳卒中の死亡率が減少しています。

また、2000年に比べて、2012年の時点で、認知症の有病率が24%も減少しています。

これらの効果を得るための葉酸摂取の基準は、1日当たり400&#13197;です。

なお、日本人の食事摂取基準では、貧血の予防のための推奨量になっており、
240&#13197;という低い値に設定されています。
(推奨値が低い値なので、葉酸は不足していないことになっています。)

しかし、アメリカやWHOでは、400&#13197;が推奨量として設定されており、食事からだけでは、日本人は摂取不足です。

認知症も増えています。

そこで、簡便で確実に葉酸を400&#13197;摂る方法として、葉酸サプリメントの利用をお勧めします。

もちろん、私自身もDHC葉酸サプリメントを毎日とっています


茨城県 境町

お茶特有のカテキンと葉酸のパワーが、これからの生き生きとした毎日を応援します!

D1185 【境町限定】さしま茶+葉酸サプリメント 180日分(30日分×6個)

寄附金額 10,000 円




これまでのたくさんの研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する



葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)





------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------

posted at 23:56 | この記事のURL
地中海食及びベジタリアン食による体組成改善作用 [2019年10月05日(土)]
栄養学の専門ジャーナルに、地中海食およびベジタリアン食による体組成改善作用を示した臨床研究が、イタリアのグループ(University of Florence)から報告されていました。
(Int J Food Sci Nutr. 2019 Aug 28:1-8.)


これまでの研究により、

地中海食及び適切に準備されたベジタリアン食は、いずれも健康維持や生活習慣病の予防に有用であることが示されています。


今回の研究では、

地中海食及びベジタリアン食による体組成への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化オープンラベルクロスオーバー試験として、

地中海食及びベジタリアン食のそれぞれが3ヶ月間、介入され、

エネルギーバランスに関する内分泌代謝及び体組成への影響が調べられました。


解析の結果、

まず、
3ヶ月間の介入後の時点で、

両群間の有用性に有意差はなく、

地中海食及びベジタリアン食のいずれの群でも、

レプチン/アディポネクチン比の有意な減少、
(p&#8201;<&#8201;.05)
体組成関連指標の有意な減少(改善)

が見出されました。


また、

地中海食群では、

レプチン値の有意な低下、
(-7.4%)

一方、

ベジタリアン食群では、

アディポネクチン値の有意な増加と、
(+6.8%)


ビスファチン値の有意な低下、
(-12.7%)

が認められたということです。


さらに、

両群とも、

レプチン値、インスリン値、HOMA-IRの変化は、

体組成指標の変化と正の相関を示しました。



以上のデータから、

地中海食及びベジタリアン食によるエネルギーバランスに関連するホルモンの有意な改善作用が示唆されます。





地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下






------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------
posted at 23:55 | この記事のURL
「100人で見た日本」 [2019年10月04日(金)]
先日、厚生労働省から、2018年版の「厚生労働白書」が公表されました。

厚生労働白書は、厚生労働行政の現状や見通しをまとめたものです。

18年版のテーマは、
「障害や病気などと向き合い、全ての人が活躍できる社会に」
です


普段は、その年の秋から夏にかけて公表される白書ですが、

昨年の夏に発覚した中央省庁による障害者雇用の水増し問題などを受け、大幅に遅れての公表となっています。

白書の冒頭には、雇用水増し問題をはじめ統計不正問題に対する反省とお詫びが盛り込まれています。


白書には、

「100人で見た日本」

として、
日本を100人の国に例えた統計データも付けられています。

(平成25年から29年の各種統計データをもとに算出されました。)


それによると、

性別は、
男性48.7人、女性51.3人と女性が多く、

年齢は、15歳未満の12.3人に対して、65歳以上は27.7人となっています。
(75歳以上は13.8人です)

仕事についているのは、
51.5人であり、

会社の健康診断で「有所見」は、
24.8人
にも達しています。


なお、平成22年(2010年)のデータでは、

年齢は、15歳未満が13.3人に対して、65歳以上は22.7人であったので、
高齢化が進み、

「有所見」は22.4人であり、こちらも増加しています。


2018年の100人にて、

生活習慣病の患者数は、

がんが1.4人、
心疾患が1.4人、
糖尿病が2.6人、
脳血管疾患が0.9人、
高血圧性疾患が7.8人でした。


これらの2010年の時のデータは、

がんが1.2人、
心疾患が1.2人、
糖尿病が1.9人、
脳血管疾患が1.0人、
高血圧性疾患が6.2人
であったので、
脳血管疾患を除いてすべて増加しています。



また、健康状態が「よくない」「あまりよくない」と感じている人は、
6歳以上で13.0人でした。


日常生活の悩み・ストレスを感じている人は12歳以上で47.7人と半数近くに達しています。

習慣的に運動している人は20歳以上で30.6人でした。


白書では、
「予防・健康づくりの取組み」について、
(取組みの位置づけ)として、

「個人の日常生活や就労に支障を生じうる病気としては、がん、循環器疾患、糖尿病などの生活習慣病の占める割合が多い。健康寿命延伸の観点からは、これらの生活習慣病の発症・重症化予防を図ることが重要である。」
とし、

「生活習慣病は、生活習慣を見直すことで、ある程度予防することが可能である」ことから、

「日頃から各人が健康の大切さを認識し、自らの健康づくりに責任を持って取り組むことが大切」
としています。


さらに、
白書では、
「2040年までに健康寿命を3年以上延伸し、平均寿命との差を縮小する」
ことを目指しています。



生活習慣病の予防のためには、食事と運動が基本です。

これまでのエビデンスを俯瞰するとき、

地中海食+緩やかな糖質制限食が推奨できます。

脂質は、良質のエクストラバージンオリーブオイルのみです。


また、食事からだけでは摂りきれない栄養素や機能性食品成分については、サプリメントを利用しましょう

安全性・有効性・経済性に優れたサプリメントを適正に利用することで、

健康寿命を延ばすことができます。

DHCは、高品質低価格のサプリメントを提供することで、生活習慣病の予防と未病改善、健康寿命の延伸に貢献いたします。






ベーシックサプリメントとして、



中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、

下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。


マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。


ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。



コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。




↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。



↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。

EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))



DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))


乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))





------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------

posted at 23:51 | この記事のURL
大豆イソフラボンによる認知症予防効果:系統的レビュー/メタ解析 [2019年10月03日(木)]
栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、大豆イソフラボンによる認知機能への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、米国のグループ(University of Pittsburgh)から報告されていました。
(Nutr Rev. 2019 Sep 4.)


基礎研究や観察研究では、

大豆イソフラボンによる認知機能への好影響が示唆されています。


今回の系統的レビュー/メタ解析では、

成人において、大豆イソフラボンによる認知機能への作用が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて関連論文が検索され、
(PUBMED, EMBASE, Ovid Medline, Cochrane Library, and clinicaltrials.gov databases)

1955の関連論文から、

大豆イソフラボンあるいは単離された大豆イソフラボンと、

対照群を比較し、

認知機能を評価したランダム化比較試験16報が解析の対象となりました。


16報のRCTから、

1,386名の被験者(平均年齢60歳)のデータが解析された結果、

大豆イソフラボン投与により、

認知機能全般の有意な改善が見出されました。
(SMD, 0.19; 95% CI, 0.07-0.32)

また、記憶能でも有意な改善が検出されました。
(SMD, 0.15; 95%CI, 0.03-0.26).
CONCLUSION:


以上、今回の系統的レビュー/メタ解析により、

大豆イソフラボンによる認知機能への好影響が示唆されます。


大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。


最近の研究として、次の報告が知られています。


大豆の摂取が死亡率を低下:33万人分のメタ解析データ



大豆イソフラボンによる大腸がんリスク低下:メタ解析


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析


イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性


大豆の摂取が多いと乳がんリスクが低下@日本人女性


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ



DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。




------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------

posted at 23:57 | この記事のURL
ブドウ製品による脂質代謝改善:系統的レビュー/メタ解析 [2019年10月02日(水)]
食品機能研究の専門ジャーナル(電子版)に、ブドウ製品の摂取と、脂質代謝指標との関連を検証したメタ解析が、イランとイギリスのグループから報告されていました。
(Food Funct. 2019 Sep 13)


ブドウ(ぶどう)の皮や種子には、ポリフェノールが含まれており、抗酸化作用を介した動脈硬化予防、生活習慣病の予防効果が示唆されています。

(赤ワインのフレンチパラドックスがよく知られています。)


さて、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

成人において、

ブドウ製品の摂取による脂質代謝への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

ブドウ製品の摂取と、脂質代謝指標を調べたランダム化比較試験が検索され、


48報のRCTから、

59群が解析の対象となりました。


メタ解析の結果、

ブドウ製品の摂取により、

総コレステロール値の有意な低下、
(MD: -6.196 mg dl-1, 95% CI: -9.203, -3.189)

LDLコレステロール値の有意な低下、
(MD: -4.964 mg dl-1, 95% CI: -7.594, -2.334)

中性脂肪値の有意な低下、
(MD: -7.641 mg dl-1, 95% CI: -12.120, -3.162)

が見出されました。


なお、HDL値では有意な変化は検出されませんでした。
(MD: 0.385 mg dl-1, 95% CI: -0.364, 1.133)


ブドウ製品の摂取によるHDLおよびLDLコレステロール値への作用は、

ポリフェノール含量に依存的でした。


以上、今回のメタ解析から、

ブドウ製品の摂取による脂質代謝改善作用が示唆されます。




植物性食品に含まれるポリフェノールは、抗炎症作用や抗酸化作用を有しており、

健康増進作用や生活習慣病のリスク低減効果が示唆されています。

(ポリフェノールはフェノールを有する構造の物質なので、ファイトケミカル類という表現が、より広くカバーします。具体的には、カロテノイド類、フラボノイド類など数千種類以上になります。)

関連した研究として、次の報告があります。


クランベリーポリフェノールによる血管機能の改善効果





DHCでは、ポリフェノール含有サプリメントを製品化しています。



ポリフェノール 30日分
4種類のポリフェノールを手軽に補給






リンゴポリフェノール 30日分
りんごの未熟果より抽出した若々しさあふれるポリフェノール!







------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------


posted at 23:54 | この記事のURL
精神疾患の治療における栄養サプリメントの有用性:メタ解析 [2019年10月01日(火)]
今月の精神医学研究の専門ジャーナルに、精神疾患の治療における栄養サプリメントの安全性と有効性を検証したメタ解析が、欧州各国と豪州のグループから報告されていました。
(World Psychiatry. 2019 Oct;18(3):308-324.)


うつ病から統合失調症まで様々な精神疾患に対して、

ビタミンB群やオメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)の有用性が報告されてきました。


オメガ3系必須脂肪酸による統合失調症への早期介入効果:メタ解析 


統合失調症におけるビタミンBサプリメントの有用性:メタ解析


ウコン(クルクミン)がうつ病を改善:メタ解析


さて、

今回のメタ解析では、

一般的な精神疾患から重症の精神疾患に対して、ビタミン類、ミネラル類、抗酸化成分、アミノ酸、プレ/プロバイオティクスなどの各種の栄養サプリメント/補助食品による有用性が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて関連論文が検索され、

偽薬対照のRCT33報がメタ解析の対象となりました。


10,951名分のデータが解析された結果、

まず、
うつ病に対する補完療法として最も有用性が高いのは、オメガ3系必須脂肪酸(特に、EPA)でした。

また、オメガ3系脂肪酸は、ADHDにも有用性が見出されました。

ただし、統合失調症での有用性は検出できませんでした。



次に、葉酸含有サプリメントは、

うつ病や統合失調症に対する補完療法として広く研究されており、

重症うつ病に対するメチル化葉酸(葉酸の代謝/活性型)の高用量投与が有用と考えられました。


さらに、

気分障害と統合失調症に対して、Nアセチルシステインが補完療法として有用でした。



なお、

すべての栄養サプリメントの介入試験では、高い安全性が示されており、

精神疾患への投与において、重篤な有害事象報告はありませんでした。



以上、今回のメタ解析から、

精神疾患の治療において、ビタミンやオメガ3系脂肪酸などの栄養サプリメントは、補完療法として有用であると考えられます。


そもそも
ビタミンB群やオメガ3系脂肪酸(EPAやDHA)は、神経細胞の機能維持に必須の栄養素ですので、健常者から有病者まで広く摂取するべきといえます。
(有病者では、比較的高用量が必要と考えられます。)




精神疾患に関しては、次の報告があります。


セントジョーンズワートは、うつ病に対して医薬品と同等の効果を示す:メタ解析



重症うつ病に対するクルクミン(ウコン)の効果:メタ解析


ウコンと抗うつ薬の併用によるシナジー



クルクミン/サフランによる重症うつ病への作用


双極性うつ病に対するコエンザイムQ10の補完療法としての有用性



統合失調症の発症前にはビタミンD不足と葉酸不足が先行:メタ解析



オメガ3系必須脂肪酸による統合失調症への早期介入効果:メタ解析 


統合失調症におけるビタミンBサプリメントの有用性:メタ解析


統合失調症におけるビタミンBサプリメントの有用性:メタ解析


ウコン(クルクミン)がうつ病を改善:メタ解析


------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------


posted at 23:55 | この記事のURL
プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る