サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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亜鉛サプリメントによる心血管リスク低減効果:メタ解析 [2019年09月21日(土)]
今月の微量栄養素研究の専門ジャーナル(電子版)に、亜鉛サプリメントによる心血管リスク因子への作用を検証したメタ解析が、イランのグループ(Iran University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Biol Trace Elem Res. 2019 Sep 7.)


必須ミネラルの亜鉛は、普段の食生活では不足しがちです。

亜鉛は、生体の機能維持に必須なミネラルであり、不足すると、味覚障害などの症状が生じます。

学会のガイドラインでは、亜鉛は、褥瘡患者の栄養補給に推奨されています。
(2015年には、学会のガイドラインにより、コラーゲン加水分解物が、褥瘡患者への栄養補給に推奨されました。)

また、セックスミネラルとしても知られています。

以前から、糖尿病の発症や進行に、亜鉛代謝異常が関与することが報告されています。

亜鉛は、タンパク質の構成因子や機能調節因子として重要な役割を果たしています。

糖代謝への作用としては、これまでに次のようなことがわかっています。



亜鉛サプリメントによる糖代謝への作用:メタ解析


さて、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、

亜鉛を投与したランダム化比較試験を対象に、

心血管リスク因子への作用が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed/Medline, Institute of Scientific Information, and Scopus)

2018年12月までの収載論文から、亜鉛サプリメントによる心血管リスクマーカー(脂質代謝、糖代謝、血圧、体組成)への作用を検証したランダム化比較試験(RCT)が検索され、

20報がメタ解析の対象となりました。

介入群の被験者は1,141名です。


メタ解析の結果、

亜鉛サプリメント投与によって、

中性脂肪値の有意な低下、
(SMD - 0.66, 95% CI - 1.27, - 0.06)

VLDLの有意な低下、
(SMD - 1.59, 95% CI - 2.86, - 0.31)

総コレステロール値の有意な低下、
(SMD - 0.65, 95% CI - 1.15, - 0.15)

空腹時血糖値の有意な低下、
(SMD - 0.52, 95% CI - 0.96, - 0.07)

HbA1cの有意な低下、
(SMD - 0.64, 95% CI - 1.27, - 0.02)

が見出されました。

なお、

亜鉛サプリメントは、血圧や体組成の指標では有意な変化は検出されませんでした。
(P > 0.05)


以上のデータから、

亜鉛サプリメントによる糖代謝及び脂質代謝への好影響が示唆されます。


これまでの横断研究では、
亜鉛摂取が糖尿病やメタボリックシンドロームを減少させることも報告されています。

また、メタ解析では、亜鉛サプリメントによる糖代謝改善作用が示されています。


亜鉛サプリメントによる糖代謝への作用:メタ解析



生活習慣病の予防の分野では、先行研究にて、

亜鉛による抗炎症作用や抗酸化作用が示唆されています。

亜鉛サプリメントの抗炎症作用:メタ解析




亜鉛は、普段の食生活では不足しがちですし、

厚生労働省の国民健康栄養調査でも、摂取不足が報告されています。

亜鉛は、ベーシックサプリメントとして摂取が必要です。


亜鉛 30日分

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(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:56 | この記事のURL
朝食よりも夕食後の血糖値が上昇する:時間栄養学 [2019年09月20日(金)]
医薬品や機能性食品成分・サプリメントの摂取には、そのタイミング/時間帯も重要であることがわかっています。

これは、体内時計が、消化や吸収、代謝といった作用に関係するからです。


よく知られている例としては、

脂質異常症の薬であるスタチン剤があります。

スタチン剤は、肝臓のHMG-CoA還元酵素の活性を抑制することで、コレステロール合成を抑えるため、LDLコレステロール値の低下作用を発揮します。


このHMG-CoA還元酵素の活性は、夕方から夜間にかけて高くなるため、スタチン剤は、夕食後の服用として、処方されます。

したがって、濃縮紅麹も、夕食後の摂取が効果的です。

脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析


また、ダイエット・減量に関連した研究では、朝食よりも夕食のほうが、太りやすいことがわかっています。

時間栄養学の調べ物をしていて、食事のタイミングと糖代謝との関連を調べた、早稲田大学による研究論文を読んでみました。
(Nutrients. 2018 Nov 14;10(11).)



研究では、

健常者において、

食事のタイミングによる糖代謝への作用が検証されました。


具体的には、

健常な若年男性19名を対象に、

(1)朝食(0900までに摂取)

(2)夕食(1700に摂取)、

の2つの食事について

空腹時(摂食前)、食後30分、60分、120分の時点で採血が行われ、

糖代謝関連指標が調べられました。


解析の結果、

食後120分の血糖値と、
(p = 0.030)

60分のグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)値は、
(p = 0.005)

朝食よりも、夕食のほうで有意に高値でした。


一方、糖代謝の指標の測定では、


解糖、トリカルボン酸サイクル、ヌクレオチド関連代謝産物、18のアミノ酸関連代謝産物のAUCの増分値は、夕食時よりも、朝食時に有意に高値でした。
(p < 0.05)



PLS回帰分析では、

代謝による相変化量は、朝食のほうが高値でした。


以上のデータから、

健康な若年成人において、

夕食は、朝食に比べて、食後血糖値を上昇させること、

また、
朝食と夕食では、血中の糖代謝産物に相違があり、糖代謝に対する反応性は、夕食よりも朝食のほうが高いことが示されており、

食事あるいは炭水化物の摂取のタイミングが、肥満の予防や改善に重要であると考えられます。



概日リズム(サーカディアンリズム)は、約24.5時間であり、

1日は24時間の周期であることから、体内時計をリセットする必要があります。

体内時計をリセットするには、朝食や朝の光があります。

(逆に、体内時計を乱すものとしては、夜のブルーライトや、遅い時間の食事があります。)

シフトワーカーの健康管理から、健康食品の効果を最大化するために、時間生物学に基づく時間栄養学の重要性が示唆されます。



肥満の減量のための置き換え食も、カロリーベースの差し引きでは、晩御飯を置き換えるほうが有用とも考えられますが、

朝食を置き換えるほうが、長く継続できて、効果的ということも知られています。



予備的な研究では、

朝食前に、菊芋(イヌリン:水溶性食物繊維含有)摂取した群では、

夕食前に菊芋(イヌリン)を摂取した群よりも、1日の血糖上昇を抑制することが示されています。


DHCプロティンダイエット製品は、食物繊維も豊富に含んでおり、低カロリーで、タンパク質、ビタミン、ミネラルを含む優れた置き換え食です。



先行研究では、フォーミュラ食/置き換え食の有用性について多くの研究が報告されています。

置き換え食(フォーミュラ食)による肥満での糖代謝改善作用


置き換え食(タンパク質含有フォーミュラ食)による肥満とメタボ指標の改善効果


フォーミュラ食(置き換え食)が2型糖尿病の血糖コントロールに有用


置き換え食/フォーミュラ食は、リバウンド予防にも有用であることがわかっており、

適宜、継続した利用が推奨されます。





DHCのフォーミュラ食は、

DHCプロティンダイエット製品であり、

国内マーケットシェア第1位です。





DHCプロティンダイエットなどのフォーミュラ食(置き換え食)は、

低エネルギー食で、タンパク質とビタミン、ミネラルが含まれており、低糖質食/低炭水化物食ですので、2型糖尿病の血糖コントロールの改善にも有用であると考えられます。




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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:53 | この記事のURL
葉酸強化策後に葉酸欠乏が激減@オーストラリア [2019年09月19日(木)]
今月の公衆衛生学の専門ジャーナルに、オーストラリア・クイーンズランド州での葉酸欠乏に対する葉酸強化策の有用性を検証した研究が報告されていました。
(Public Health Nutr. 2019 Sep 4:1-9.)


米国では、葉酸の摂取不足の対策として、1998年に穀類(シリアル、コメ、パスタなど)製品への葉酸添加が義務化されました

この葉酸強化策によって、米国では翌年から脳卒中の死亡率が有意に低下し、さらに、最近の報告では、認知症の患者数も減少していることが分かりました。

現在では、日本以外の世界80ヵ国以上において、穀類への葉酸強化策が実施されています。


さて、
今回の研究では、

オーストラリアのクイーンズランド州において、

特にハイリスク群での葉酸欠乏の罹患率が調べられました。

具体的には、

定期的に行われているクイーンズランド州での臨床病理学調査研究の一環として、
(Pathology Queensland, AUSLAB).

2004年1月1日から2015年12月31日の間に葉酸値が調べられた0〜117歳の男女291,908)名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

葉酸欠乏者の割合は、

葉酸強化策前の2004-2008年の7.5%から、

葉酸強化後の2010-2015年には1.1%へと、85%の有意な減少を示しました。
(P < 0&#183;001)


赤血球中の葉酸値(中央値)は、

強化前の2008年では、820 (580-1180) nmol/lであったのに対して、

葉酸強化後の2010年には、1020 (780-1350) nmol/lへと有意な上昇を示しました。
(P < 0&#183;001)


次に、、

葉酸欠乏者の割合は、

先住民(14 792名のデータ)では93%の有意な減少
(17&#183;4 v. 1&#183;3 %; P < 0&#183;001)

非先住民では、84%の有意な減少
(7&#183;0 v. 1&#183;1 %; P < 0&#183;001)

でした。


回帰分析では、

2008年と2010年の間の葉酸欠乏の減少は、

性別、年齢、人種といった因子とは独立していることが見出されました。
(ORcrude = 0&#183;20; 95 % CI 0&#183;18, 0&#183;23; P < 0&#183;001; ORadjusted = 0&#183;21; 95 % CI 0&#183;18, 0&#183;23; P < 0&#183;001)


以上のデータから、

オーストラリアでは、1995年に自発的な葉酸強化策が導入されたものの、ハイリスク群では葉酸欠乏の改善には達しなかったのに対して、

2009年からの葉酸の強制添加プログラムの施行により、全人口において、葉酸欠乏の顕著な減少が示唆されます。



厚生労働省の調査によると、介護が必要になった原因は、第1位が認知症、第2位が脳血管疾患(脳卒中)、第3位が高齢による衰弱です。 (厚生労働省「H28年国民生活基礎調査」) 

したがって、日本人の健康寿命の延伸のためには、認知症、脳卒中、高齢による衰弱(フレイル)への対策が必要となります。

具体的な対策として、ライフステージに応じた適切な食事、適度な運動習慣、適正体重の維持、禁煙といったことは当然といえます。

これらに加えて、現時点でのエビデンス(科学的根拠)を俯瞰するとき、サプリメント・健康食品の適正な利用が、健康寿命の延伸に貢献できる、と著者は考えています。

日本では、超高齢社会となったので、認知症患者が増えるのも仕方がない、と思われるかもしれません。確かに、日本や中国では、認知症患者が増えています。
一方、アメリカやイギリス、スウェーデンなどの先進国では、すでに減少していると報告されています。

葉酸は、悪玉のアミノ酸であるホモシステイン値を抑制することで、動脈硬化や脳萎縮の進行を抑える働きがあります。

葉酸の強化食品やサプリメントの摂取が、認知症や脳卒中を予防することもわかっています。

例えば、アメリカでは、20年以上も前の1998年に、葉酸の食品への添加を法律で義務付けました。

その結果、翌年から脳卒中の死亡率が減少しています。

また、2000年に比べて、2012年の時点で、認知症の有病率が24%も減少しています。

これらの効果を得るための葉酸摂取の基準は、1日当たり400&#13197;です。

なお、日本人の食事摂取基準では、貧血の予防のための推奨量になっており、
240&#13197;という低い値に設定されています。
(推奨値が低い値なので、葉酸は不足していないことになっています。)

しかし、アメリカやWHOでは、400&#13197;が推奨量として設定されており、食事からだけでは、日本人は摂取不足です。

認知症も増えています。

そこで、簡便で確実に葉酸を400&#13197;摂る方法として、葉酸サプリメントの利用をお勧めします。

もちろん、私自身もDHC葉酸サプリメントを毎日とっています


茨城県 境町

お茶特有のカテキンと葉酸のパワーが、これからの生き生きとした毎日を応援します!

D1185 【境町限定】さしま茶+葉酸サプリメント 180日分(30日分×6個)

寄附金額 10,000 円





これまでのたくさんの研究において、

血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)






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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:55 | この記事のURL
境町葉酸サプリプロジェクトが3年目になりました:健康長寿社会の実現を目指して [2019年09月18日(水)]
今日は、茨城県境町の健康づくり事業である境町葉酸サプリプロジェクトの一環として、「健康セミナー」が開催されました。


橋本町長のごあいさつの後、

「サプリメントとウォーキングで長寿と節約!

〜さしま茶+葉酸で認知症・脳卒中を防ごう〜!」

という演題で出講させていただきました。


多くの皆様にご参加いただき感謝申し上げます。

また、開催にあたり、境町役場の皆様に様々なご尽力をいただきました。



厚生労働省の調査によると、介護が必要になった原因は、第1位が認知症、第2位が脳血管疾患(脳卒中)、第3位が高齢による衰弱です。 (厚生労働省「H28年国民生活基礎調査」) 

したがって、日本人の健康寿命の延伸のためには、認知症、脳卒中、高齢による衰弱(フレイル)への対策が必要となります。

具体的な対策として、ライフステージに応じた適切な食事、適度な運動習慣、適正体重の維持、禁煙といったことは当然といえます。

これらに加えて、現時点でのエビデンス(科学的根拠)を俯瞰するとき、サプリメント・健康食品の適正な利用が、健康寿命の延伸に貢献できる、と著者は考えています。

日本では、超高齢社会となったので、認知症患者が増えるのも仕方がない、と思われるかもしれません。確かに、日本や中国では、認知症患者が増えています。
一方、アメリカやイギリス、スウェーデンなどの先進国では、すでに減少していると報告されています。

葉酸は、悪玉のアミノ酸であるホモシステイン値を抑制することで、動脈硬化や脳萎縮の進行を抑える働きがあります。

葉酸の強化食品やサプリメントの摂取が、認知症や脳卒中を予防することもわかっています。

例えば、アメリカでは、20年以上も前の1998年に、葉酸の食品への添加を法律で義務付けました。

その結果、翌年から脳卒中の死亡率が減少しています。

また、2000年に比べて、2012年の時点で、認知症の有病率が24%も減少しています。

これらの効果を得るための葉酸摂取の基準は、1日当たり400&#13197;です。

なお、日本人の食事摂取基準では、貧血の予防のための推奨量になっており、
240&#13197;という低い値に設定されています。
(推奨値が低い値なので、葉酸は不足していないことになっています。)

しかし、アメリカやWHOでは、400&#13197;が推奨量として設定されており、食事からだけでは、日本人は摂取不足です。

認知症も増えています。

そこで、簡便で確実に葉酸を400&#13197;摂る方法として、葉酸サプリメントの利用をお勧めします。

もちろん、私自身もDHC葉酸サプリメントを毎日とっています




これまでのたくさんの研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


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茨城県 境町

お茶特有のカテキンと葉酸のパワーが、これからの生き生きとした毎日を応援します!

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*「さしま茶」とは?
茨城県を代表するブランド茶。ペリー来航をきっかけに、日本から輸出されたという歴史も持っています。
さしま茶の産地は、関東地方のほぼ中央に位置し、日光連山を源とする鬼怒川と利根川に挟まれた茨城県西部地域3市(古河市・坂東市・常総市)2町(八千代町・境町)のさしま地方です。
茶の栽培に好適な洪積土壌や、比較的温暖な気候条件の影響と適度な寒さから、茶葉に厚みがあり、製茶すると濃厚な味と香りが立ち昇り、コクがあるのが特徴です。
水運要衝の地に生まれた銘茶として、その多くが江戸に運ばれ、「さしま茶」は下総国の名産として、多くの人々に親しまれました。
地元の豪農が、ペリー来航を機に、海外市場に注目。1859年(安政6年)、日米修好通商条約発効と同時に、全国の茶名産地に先駆けて「さしま茶」のアメリカ輸出に成功しました。
現在、さしま茶は、深蒸し製法が主流となり、個々の生産者が自園・自製・自販の茶業経営を展開し一段と、うま味を引き立たせています。




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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:55 | この記事のURL
L-カルニチンによる高血圧改善作用:系統的レビュー/メタ解析 [2019年09月17日(火)]
今月の高血圧研究の専門ジャーナル(電子版)に、L-カルニチンによる高血圧への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(J Hum Hypertens. 2019 Sep 3.)



カルニチンは、アミノ酸の1種で、食肉(ラム肉)や乳製品に豊富に存在します。



カルニチン(L-カルニチン)は、脂肪の代謝に必要な機能性成分です。

(長鎖脂肪酸は、L-カルニチンと結合することでミトコンドリアに入ります。)



L-カルニチンに関する研究では、中性脂肪やVLDLコレステロールの低下作用、肝臓での脂肪蓄積の抑制、運動能向上作用、肥満での減量など、多彩な働きが示されています。



例えば、

L-カルニチンによる脂質異常症改善:系統的レビュー/メタ解析


カルニチンによる運動耐用能の亢進@アスリート

という研究も知られています。


また、特定の病態において、治療と併用されることもあります。

例えば、腎疾患患者の血球減少症に対する効果、糖尿病患者での代謝の改善、慢性疲労症候群患者の症状改善、C型肝炎のインターフェロン療法の補助療法などが報告されています。

特に、腎不全によって慢性維持透析を受けている病態では、カルニチン欠乏による障害が知られており、L-カルニチンの摂取が推奨されます。


さて、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、

L-カルニチンによる高血圧への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(EMBASE, PubMed, Scopus, Cochrane Library, and ISI web of Science)

2019年2月までに収載された関連論文が検索され、

10報のランダム化比較試験がメタ解析の対象となりました。


メタ解析の結果、

L-カルニチンサプリメントの投与によって、

拡張期血圧の有意な低下
(-1.162&#8201;mmHg, 95% CI: -2.020, -0.303, p&#8201;=&#8201;0.008)
が認められました。

なお、
収縮期血圧には有意な変化は検出されませんでした。
(-0.085&#8201;mmHg, 95% CI: -1.455, 1.285, p&#8201;=&#8201;0.903)


次に、サブグループ解析によると、

L-カルニチン投与により、

肥満/過体重の被験者において拡張期血圧の有意な低下、
(-1.232&#8201;mmHg, 95% CI: -2.297, -0.167, p&#8201;=&#8201;0.023)

1日あたり2グラム未満の投与での低下
(-1.639&#8201;mmHg, 95% CI: -3.038, -0.240, p&#8201;=&#8201;0.022)

が認められました。

以上のデータから、

L-カルニチンサプリメントによる拡張期血圧の低下作用が示唆されます。

今後、高血圧に対する補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。



カルニチン 30日分

エネルギー作りに欠かせないアミノ酸




なお、血圧対策の定番のサプリメントは、食品成分に由来するペプチドです。



食品成分での降圧作用については、

ゴマのたんぱく質に由来するゴマペプチドがACE阻害作用を有しており、高血圧を改善することが知られています。

そこで、日本では、ゴマペプチドを含むトクホや健康食品が販売されています。

DHCは、高血圧対策のサプリメントとして、ゴマペプチドを製品化しています。

ゴマペプチド 30日分

小さなゴマに秘められた大きなパワーを手軽に





高血圧に対しては、コエンザイムQ10もお勧めです。
直接的な降圧作用を期待するというよりは、
未病改善のためのベーシックサプリメントです。



最新の高血圧の診断基準(JSH2019)


高血圧での生活習慣の修正項目


高血圧対策の機能性食品として、次の報告があります。



レスベラトロールが高血圧を改善する:系統的レビュー


L-シトルリンによる高血圧改善作用:メタ解析


ピクノジェノールによる高血圧改善作用:メタ解析


紅麹+コエンザイムQ10サプリメントによる高血圧と脂質異常症改善効果



食物繊維の摂取による高血圧リスク低減効果



拡張期血圧に対するビタミンDの降圧作用:メタ解析


ナットウキナーゼによる高血圧改善作用</リンク


緑茶による高血圧・脂質代謝改善@メタ解析


緑茶による高血圧改善作用:メタ解析 


ココア/カカオポリフェノールの高血圧改善効果:コクランレビュー







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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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アフリカンマンゴノキによるウエスト減少・脂質代謝改善作用 [2019年09月16日(月)]
DHCでは、

ウエスト気になる 30日分【機能性表示食品】

[アフリカマンゴノキ由来エラグ酸]が、気になるウエスト周りや体重、体脂肪、中性脂肪の減少をサポート!




を上市しています。

昨年の論文ですが、アフリカンマンゴノキのメタボリック症候群改善作用を示した臨床研究を読んでみました。


医療食物学の専門ジャーナルに、アフリカンマンゴノキ(学名Irvingia gabonensis)によるウエスト周囲長の減少やメタボリック症候群関連症状の改善作用を示した臨床研究が、メキシコのグループ(University of Guadalajara)から報告されていました。
(J Med Food. 2018 Jun;21(6):568-574.)


アフリカンマンゴノキ(学名Irvingia gabonensis)は、アフリカマンゴノキ属ニガキ科の常緑高木です。

英名は、ワイルドマンゴーwild mango、アフリカンマンゴーAfrican mango、ブッシュマンゴーbush mango

アフリカからインドなどの熱帯地域に自生し、マンゴーのような果実が食用に使われています。

アフリカの民間療法では、

食欲を抑制し、体重を減少させる食材として知られており、

アメリカでは、種子由来のエキスが、サプリメントに利用されています。


さて、今回の研究では、

アフリカンマンゴノキによるメタボリック症候群、インスリン値などへの作用が検証されました。

具体的には、

IDFクライテリアでのメタボリック症候群患者24名を対象に、

・アフリカンマンゴノキ(150&#8201;mg)投与群:12名、

・偽薬投与群:12名

の2群について、90日間の介入が行わ、

メタボリック症候群に関連した指標が調べられました。



解析の結果、

アフリカンマンゴノキ投与において、

ウエスト周囲長の有意な減少、
(94.0&#8201;±&#8201;8.0 vs. 91.0&#8201;±&#8201;8.2&#8201;cm, P&#8201;<&#8201;.01)


OGTTの90分値での血糖値の有意な低下、
(10.0&#8201;±&#8201;2.5 vs. 8.6&#8201;±&#8201;2.7&#8201;mmol/L, P&#8201;<&#8201;.05)


120分値の有意な低下、
(8.8&#8201;±&#8201;2.4 vs. 7.6&#8201;±&#8201;2.7&#8201;mmol/L, P&#8201;<&#8201;.05)


中性脂肪値の有意な低下、
(2.5&#8201;±&#8201;1.2 vs. 2.0&#8201;±&#8201;1.1&#8201;mmol/L, P&#8201;<&#8201;.05)


VLDL値の有意な低下、
(0.5&#8201;±&#8201;0.2 vs. 0.4&#8201;±&#8201;0.2&#8201;mmol/L, P&#8201;<&#8201;.05)

血糖値AUCの有意な減少
(694&#8201;±&#8201;142 vs. 629&#8201;±&#8201;172&#8201;mmol/L/min, P&#8201;<&#8201;.05)

が見出されました。


また、

メタボリック症候群の解消が見出された被験者数は、

アフリカンマンゴノキ投与群では12名中7名(58.3%)、

偽薬群では、12名中2名(16.7%)

でした。


以上のデータから、

メタボリック症候群患者において、

アフリカンマンゴノキによるメタボリック症候群の改善、糖代謝、脂質代謝の改善、ウエスト周囲長の減少といった作用が示唆されます。




ウエスト気になる 30日分【機能性表示食品】

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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:56 | この記事のURL
学会どうしの協定:SESMIとIMJ [2019年09月15日(日)]
今日は学会ECIM@2019の最終日です。

後半のプログラムで、日本側との連携協定の締結セレモニーが行われました。





↓調印式です。


↓コーヒーブレークのスナックに、グルテンフリーも用意されていました。




posted at 23:54 | この記事のURL
学会二日目@ECIM2019 [2019年09月14日(土)]
今日は学会の2日目です。

地元だけではなくて、欧米アジア各国を中心に参加があるのですが、公用語が英語ではなくて、English and Spanishとなっており、同時通訳が入っていました。

そのほうが、地元からの参加者も多く見込めるという主催者側の判断と思われます。

コーヒーブレークのスナックは割と健康的で、
サンドイッチにはVegetarianの表記もありました。

(その他には、果物、ダノンのヨーグルト、あとは地元のお菓子?もありました。)

今日の学会のプログラムの最後は、ソーシャルイベントのディナーなのですが、

会場ホテルをバスで21:00に出発して、帰りは24:00というスケジュールです。



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posted at 23:55 | この記事のURL
欧州統合医療コングレスの初日 [2019年09月13日(金)]
今日は、欧州統合医療コングレス(ECIM2019)の初日でした。


開会のセレモニーに続いて、最初のセッションでは、欧州の主要国、米国、豪州、日本の統合医療の現状についてのプレゼンがありました。

日本の現状については、MOAの鈴木理事長が講演をされました。










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posted at 23:53 | この記事のURL
ビタミンE+オメガ3系脂肪酸による抗炎症作用と抗酸化作用:メタ解析 [2019年09月12日(木)]
ビタミン研究の専門ジャーナルに、ビタミンEとオメガ3系必須脂肪酸の併用による炎症と酸化関連指標への作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Int J Vitam Nutr Res. 2019 Aug 23:1-11.)


ビタミンEは、抗酸化作用を有しており、生活習慣病の予防効果が知られています。


ビタミンEサプリメントによるCRP低下効果:メタ解析


ビタミンEによる前立腺がんリスク低下作用


EPAやDHAといったオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用を有しており、さまざまな疾病の予防効果が確立しています。


オメガ3系脂肪酸+ビタミンEがメタボ患者での脂質代謝を改善:メタ解析



今回のメタ解析では、

ビタミンE+オメガ3系脂肪酸の併用による酸化ストレスおよび炎症への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, ISI, Scopus, and Google Scholar)


2018年12月までに収載されたランダム化比較試験が検索され、

7報のRCTから、504名のデータが解析の対象となりました。


メタ解析の結果、

偽薬群に比べて、

ビタミンE+オメガ3系脂肪酸の併用投与群では、

hs-CRPの有意な低下、
(WMD= -2.15 mg/L; 95% CI: -3.40, -0.91 mg/L; P < 0.001)

総抗酸化能(TAC)の有意な亢進、
(WMD = 92.87 mmol/L; 95% CI: 31.97, 153.77 mmol/L; P = 0.03)


NO産生の有意な亢進
(WMD: 6.95 μmol/L; 95% CI: 3.86, 10.04, P < 0.001)

が見出されました。


なお、
MDAや
(WMD: 1.54 mmol/L; 95% CI: -1.29, 4.36; P = 0.196),

GSHには、有意な変化は検出されませんでした。
(WMD: 20.87 mmol/L; 95% CI: -20.04, 61.6, P = 0.31)


以上のメタ解析から、

ビタミンE+オメガ3系脂肪酸による抗炎症作用及び抗酸化作用が示唆されます。




EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))




DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))





ビタミンEについては、下記の報告があります。

ビタミンEサプリメントによるCRP低下効果:メタ解析



ビタミンEのメタ分析:脳出血リスクと脳梗塞予防



抗酸化サプリメントと死亡率のメタ分析 



抗酸化サプリメントのメタ分析@コクランレビュー



ビタミンEによる前立腺がんリスク低下作用 


高用量のビタミンEは骨粗鬆症のリスクではない


オメガ3系脂肪酸+ビタミンEがメタボ患者での脂質代謝を改善:メタ解析





ビタミンE
天然ビタミンE[大豆] 30日分
美容と若々しさの維持に
\380(税込\410)



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ウコン(クルクミン)がうつ病を改善:メタ解析 [2019年09月11日(水)]
栄養学の専門ジャーナルに、ウコンのファイトケミカル・クルクミンによるうつ病に対する有用性を検証したメタ解析が、イタリアのグループ(University of Catania)から報告されていました。
(Crit Rev Food Sci Nutr. 2019 Aug 19:1-11.)


ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

これまでの多くの研究により、生活習慣病や難治性疾患への有用性が示唆されてきました。

精神疾患に関しては、次の報告があります。

重症うつ病に対するクルクミン(ウコン)の効果:メタ解析


ウコンと抗うつ薬の併用によるシナジー


クルクミン/サフランによる重症うつ病への作用


さて、

今回のメタ解析では、

ウコン/クルクミンによる、うつ病などの神経精神疾患への有用性が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

2019年8月の時点で収載された930の関連論文から、

9報がメタ解析の対象となりました。


7報は、重症うつ病、

2報は、他の疾患の随伴症状としてのうつ病の罹患者を対象にしていました。


解析の結果、

クルクミンの投与により、

うつ症状の有意な改善、
(10研究, 531名, Hedge's g&#8201;=&#8201;-0.75, 95% CI -1.11 to -0.39, p&#8201;<&#8201;0.001)


不安症状の有意な改善、
(5研究, 284名, Hedge's g = -2.62, 95% CI -4.06 to -1.17, p&#8201;<&#8201;0.001)

が見出されました。


また、
クルクミンでは高い許容性が示されした。

以上のメタ解析から、

クルクミンによるうつ病の症状軽減作用が示唆されます。



先行研究では、ウコンのクルクミンによる生活習慣病の改善など多彩な作用が示されています。



<リンク:http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/4174>
クルクミンによる耐糖能異常での血糖低下作用:メタ解析



ウコン/クルクミンによる脂質代謝改善:メタ解析



ウコン/クルクミンのレプチンへの作用:メタ解析




クルクミンによるアディポネクチンとレプチンへの働き@メタボリック症候群


クルクミンサプリメントによる抗炎症・抗酸化作用@過体重




DHCでのウコンサプリメントには、下記の製品があります。


濃縮ウコン 徳用90日分
3種のウコンパワーで不調をブロック




DHC速攻ウコンゼリー 3包入
酒席のお供「速攻ウコン」の、常備&携帯に便利なゼリータイプ!





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L-カルニチンによる脂質異常症改善:系統的レビュー/メタ解析 [2019年09月10日(火)]
薬理学研究の専門ジャーナル(電子版)に、L-カルニチンによる脂質異常症に対する作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Curr Pharm Des. 2019 Aug 30.)


カルニチンは、アミノ酸誘導体で、食肉(ラム肉)や乳製品に豊富に存在します。



カルニチン(L-カルニチン)は、脂肪の代謝に必要な機能性成分です。

(長鎖脂肪酸は、L-カルニチンと結合することでミトコンドリアに入ります。)



L-カルニチンに関する研究では、中性脂肪やVLDLコレステロールの低下作用、肝臓での脂肪蓄積の抑制、運動能向上作用、肥満での減量など、多彩な働きが示されています。



例えば、

カルニチンによる運動耐用能の亢進@アスリート

という研究も知られています。


また、特定の病態において、治療と併用されることもあります。

例えば、腎疾患患者の血球減少症に対する効果、糖尿病患者での代謝の改善、慢性疲労症候群患者の症状改善、C型肝炎のインターフェロン療法の補助療法などが報告されています。

特に、腎不全によって慢性維持透析を受けている病態では、カルニチン欠乏による障害が知られており、L-カルニチンの摂取が推奨されます。


さて、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、

L-カルニチン投与による脂質異常症への作用が調べられました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Cochrane Library, Web of Science)

2019年2月までに収載されたランダム化比較試験を対象に検索が行われ、

43試験がメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

L-カルニチン投与により、

中性脂肪値の有意な低下、
(WMD: -4.08; 95% CI: -7.59, -0.58)

総コレステロール値の有意な低下、
(WMD: -7.75; 95% CI: -11.23, -4.28)

LDLコレステロール値の有意な低下
(WMD: -4.67; 95% CI: -7.03, -2.30)

および、

HDLコレステロール値の有意な上昇
(WMD: 1.01; 95% CI: 0.28, 1.74)

が見出されました。


なお、VLDLコレステロール値には有意な変化は検出されませんでした。


以上、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

L-カルニチン投与による脂質異常症改善作用が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。


ミトコンドリア機能不全に対するサプリメントとしては、

コエンザイムQ10、αリポ酸、L-カルニチンの3種類があります。




α(アルファ)-リポ酸 徳用90日分
太りやすくなったと感じたら。運動サポート成分補給で効率アップ



αリポ酸、




カルニチン 30日分

エネルギー作りに欠かせないアミノ酸







コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。




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posted at 23:57 | この記事のURL
トマトが男性不妊症を改善 [2019年09月09日(月)]
植物療法研究の専門ジャーナル(電子版)に、男性不妊症において、トマトのリコピンによる精子機能への作用を検証した臨床研究が、イランのグループ(Isfahan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Phytother Res. 2019 Aug 30.)



野菜・果物には、色や香りの成分であるファイトケミカルが含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果が示唆されています。



具体的には、αカロテンやβカロテン、リコピン、ルテインといったカロテノイド類、アントシアニンやイソフラボンといったフラボノイド類があります。

最近では、下記の報告があります。

トマトのリコピンが死亡率を24%低下、心臓病死を27%低下、脳血管死亡を29%低下@NHANES



今回の研究では、

男性不妊症において、

リコピンによる精子機能および酸化ストレスへの作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、


男性不妊症患者44名を対象に、

・25mgのリコピン投与群、

・対照群

の2群について、

12週間の介入が行われ、


体組成や食事調査、精子機能検査、抗酸化能(TAC)、MDAなどの指標が介入の前後で比較されました。


解析の結果、


まず、

リコピン投与群では、

偽薬投与群に比べて、

介入後に、

総精子数の有意な増加、

精子濃度の有意な増加が見出されました。
(p < .05)


次に、

グループ内の比較では、

リコピン投与群において、

射精量、総精子数、精子運動能の有意な増加が見出されました。
(p < .05)


その他、

リコピン投与群において、抗酸化能の有意な亢進も認められました。
(p < .05)



以上のデータから、

男性不妊症において、

リコピン投与による精子数や精子機能の改善が示唆されます。


今後、不妊症に対する補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。



DHC製品で、カロテノイドを主要成分とするサプリメントとして、下記の製品があります。


マルチカロチン 30日分
緑黄色野菜・藻などから抽出した“天然”カロテノイドをこの1粒に凝縮!
通常価格
\867(税込\936)





リコピン 30日分
トマトパワーで「生活習慣に負けない若々しさ」と「紫外線に負けない透明感」
通常価格
\1,560(税込\1,684)




男性側に原因のある不妊症の場合、精子の量や質、機能を改善するための機能性食品成分が、不妊治療において補完的に用いられています。


例えば、次のような研究があります。

男性不妊症に対する機能性食品素材としては、コエンザイムQ10の効果が報告されています。

コエンザイムQ10による男性不妊症改善作用

コエンザイムQ10 による男性不妊症の改善作用

還元型コエンザイムQ10による乏精子症(精子無力症)改善効果

コエンザイムQ10+ビタミンEによる精子機能の改善と妊娠率向上



DHCでは、妊活サプリメントとして利用できる機能性食品成分を製品化しています。

女性向け

ビタミンD3


マカ


レスベラトロール



大豆イソフラボン



男性向け

亜鉛



マカ


還元型コエンザイムQ10



トンカットアリ


エディソン




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フレイルは障害リスクと有意に相関:メタ解析 [2019年09月08日(日)]
公衆衛生学の専門ジャーナルに、フレイルと、障害リスクとの関連を検証したメタ解析が報告されていました。
(Public Health. 2019 Aug 24;175:90-100.)



フレイルは、高齢による虚弱に近い概念ですが、

身体的な機能の低下だけではなく、社会的、精神的な活力/機能の低下も含む概念です。

フレイルは、

「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」

と定義されます。


もともとは、老年医学の分野で使われる「Frailty(フレイルティ)」に対する日本語訳です。

「Frailty」を訳すと「虚弱」や「老衰」、「脆弱」などになりますが、介入による可逆性を示すために、あえてカタカナのフレイルという表現が使われています。


先行研究では、次の報告があります。

フレイルは認知症リスクを高める@イタリア


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


フレイルは、高齢者の障害のリスクと考えられます。


そこで、

今回の研究では、

地域居住高齢者において、

フレイルと、障害リスクとの関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Embase, Web of Science, and CENTRAL)

2000年以降の収載論文から、フレイルと障害発生との関連を調べたコホート研究が検索され、

18報のコホート研究から、
88,906名のデータがメタ解析の対象となりました。


メタ解析の結果、

障害リスクは、

非フレイル群に比べて、

プレフレイル群では66%のリスク上昇
(RR; 1.66 (1.49-1.85))

フレイル群では2.53倍のリスク上昇という相関が見出されました。
(RR; 2.53 (2.01-3.14) )


層別解析では、

フレイル群の被験者数が1,000名以上の研究では、障害リスクが2.78倍、
(RR = 2.78, 95% CI = 2.04-3.14)

1000名未満では障害リスクが1.91倍
(RR = 1.91, 95% CI = 1.53-2.37)
でした。


以上のメタ解析から、

地域居住高齢者では、

フレイルあるいはプレフレイルは、将来の障害のリスクであることが示唆されます。

したがって、
フレイルの予防や改善に対して、社会的、身体的な介入が必要と考えられます。





高齢者では、ビタミンDの不足や欠乏が高率に認められ、フレイルやプレフレイルのリスクとなります。

このフレイルのリスク状態を改善するには、食事摂取基準に示されたビタミンD (800 IU/day)よりも多くの量を摂取する必要があります。


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



人生100年時代に必要なフレイル対策


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posted at 23:55 | この記事のURL
ネギ属の野菜が胃がんリスクを22%低下:メタ解析 [2019年09月07日(土)]
食物栄養学の専門ジャーナルに、ネギ属の摂取による健康増進・疾病予防効果を検証したメタ解析が報告されていました。
(Food Sci Nutr. 2019 Jul 10;7(8):2451-2470.)


ネギ属の野菜には、特有のファイトケミカルが含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した健康増進・疾病予防対策が知られています。

特に、ニンニクは、動脈硬化抑制作用や抗がん作用、免疫調節作用など多彩な働きを有しており、生活習慣病の予防や改善のためのサプリメント成分としても広く利用されています。

例えば、下記のような研究が知られています。

ニンニクの高血圧改善と脂質代謝改善作用:メタ解析


さて、今回のメタ解析では、

ネギ属の野菜の摂取による健康増進・疾病予防効果が検証されました。

具体的には、アンブレラレビューとして、

16報のメタ解析、

50の独立したアウトカムが対象となりました。

アンブレラレビュー/メタ解析の結果、

ネギ属の野菜と疾病予防でも最も顕著であったのは、

胃がんの22%リスク低減効果でした。
(RR 0.78; 95% CI 0.67-0.91)


また

ニンニクの8週間の摂取により、

血中の総コレステロール値の有意な減少作用も見出されました。
(WMD -17.20 mg/dl; 95% CI -23.10 to -11.30)

特に、
脂質異常症の患者群では、ニンニクの摂取により、一般人口よりも、改善作用が得られやすいことも見出されました。


次に、

糖尿病患者では、

健常者群に比べて、

より長期間のニンニクの摂取により、

空腹時血糖値、HbA1cといった糖代謝指標について、

好影響が見出されました。


さらに、

ニンニクの摂取により、

正常血圧の被験者に比べて、

高血圧の患者での降圧作用が認められました。


ニンニクの摂取による有害事象としては、

ニンニク臭や胃消化管の不快感などが報告されています。


以上、今回のメタ解析データから、

ネギ属の野菜の摂取による胃がんリス低減作用、

ニンニクの摂取による生活習慣病(脂質異常症、高血圧、糖尿病)のリスク低減作用が示唆されます。



ニンニクの高血圧改善と脂質代謝改善作用:メタ解析


日本では、にんにくが強壮作用をもつ、スタミナ食品として認識されているように思います。


例えば、伝統食品の成分では、
ニンニク卵黄や


熟成黒ニンニク

などがサプリメントにも使われています。


にんにくに含まれるファイトケミカルには、抗凝固作用や抗酸化作用、抗炎症作用があるため、各種の生活習慣病予防にも有用です。



一方、欧米のサプリメント市場では、

ガーリック(にんにく)由来のサプリメントは、高血圧や脂質異常症を改善し、心臓病(心血管疾患)リスクを抑えるために用いられています。




DHCでは、下記のサプリメントを製品化しています。





ニンニク+卵黄 30日分
薩摩藩のスタミナ伝統食「ニンニク卵黄」をサプリで手軽に!




無臭ニンニク 30日分
無臭ニンニクでスタミナ補給! とくにニオイが気になる方に





熟成黒ニンニク 30日分
熟成が生んだパワフルなスタミナ食「黒ニンニク」で若々しく!





黒酢もろみ+ニンニク 30日分
黒酢とニンニクのダブルパワーで、元気と粘りに底力!




醗酵黒セサミン+スタミナ 30日分
ゴマのパワーで“若さ”をサポート







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posted at 23:54 | この記事のURL
野菜の摂取100gあたり肺がんリスクが3%低下@喫煙者:メタ解析 [2019年09月06日(金)]
栄養学の専門ジャーナルに、喫煙者において、野菜や果物の摂取と肺がんリスクとの関連を検証したメタ解析が報告されていました。
(Nutrients. 2019 Aug 2;11(8))


野菜・果物には、色や香りの成分であるファイトケミカルが含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果が示唆されています。



具体的には、αカロテンやβカロテン、リコピン、ルテインといったカロテノイド類、アントシアニンやイソフラボンといったフラボノイド類があります。

最近では、下記の報告があります。

トマトのリコピンが死亡率を24%低下、心臓病死を27%低下、脳血管死亡を29%低下@NHANES



これまでの疫学研究により、

野菜や果物の摂取による肺がんリスク低下が示唆されています。

ただし、喫煙の状態により、さまざまなデータが示されています。

そこで、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、

前向きコホート研究において、

肺がんリスクについて、

喫煙の状態と、野菜の摂取の関連が調べられました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Scopus)

2019年6月までに収載された前向きコホート研究が検索され、

前向きコホート研究9報が解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、

果物の摂取は、

現在の喫煙者及び喫煙歴を有する被験者において、

肺がんリスクを有意に低下させました。


それそれ、
14%のリスク低下、
(RR;0.86, 95% CI: 0.78, 0.94)

9%のリスク低下、
(0.91、95% CI: 0.84, 0.99)

でした。


次に、

野菜の摂取は、

現在の喫煙者において、

肺がんリスクを13%有意に低下させましたが、
(RR = 87%; 95% CI: 0.78, 0.94)


過去の喫煙者(喫煙歴を有する被験者)や非喫煙者では有意な相関は見出されませんでした。


用量依存についての解析では、

1日あたり100gの果物の摂取により、

肺がんリスクが、

現在の喫煙者において、5%低下、
(5%, 95% CI: 0.93, 0.97)

過去の喫煙者において、4%低下、
(4%, 95% CI: 0.93, 0.98)

という相関が見出されました。


また、

1日あたり100gの野菜の摂取により、

肺がんリスクが、

現在の喫煙者において、3%低下、
(95% CI: 0.96, 1.00)

という相関も見出されました。


以上のメタ解析データから、

現在の喫煙者および過去の喫煙者において、果物の摂取、

また現在の喫煙者における野菜の摂取による肺がんリスク低減作用が示唆されます。

なお、今回のメタ解析は、前向きコホート研究を対象にしているため、具体的な野菜や果物の解析ではなく、個別のファイトケミカルの有用性については、検出力不足の研究となってしまっています。

肺がんリスクについては、トマトのリコピンによる予防効果が確立しています。



カロテノイドの摂取に関する研究では、次の報告があります。


トマトのリコピンが死亡率を24%低下、心臓病死を27%低下、脳血管死亡を29%低下@NHANES


カロテノイド類による前立腺がんリスク低下作用



血中カロテノイド値が高いと膵臓がんリスクが低い



ビタミンC・E、セレンとカロテノイドの摂取がすい臓がんリスクを低減:メタ解析


リコピンが心血管リスクを17%低下させる:メタ解析



リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析


ビタミンCとカロテノイド類の摂取が多いと肺がんリスクが低い


カロテノイド類の摂取が多いと骨折が少ない:メタ解析


ビタミンC・E、セレンとカロテノイドの摂取がすい臓がんリスクを低減:メタ解析



DHC製品で、カロテノイドを主要成分とするサプリメントとして、下記の製品があります。


マルチカロチン 30日分
緑黄色野菜・藻などから抽出した“天然”カロテノイドをこの1粒に凝縮!
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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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posted at 23:54 | この記事のURL
先天奇形のハイリスク群には10倍の葉酸が有用@ジョージア [2019年09月05日(木)]
先天異常研究の専門ジャーナル(電子版)に、神経管閉鎖障害のハイリスク妊娠群に対して、葉酸サプリメントの有用性を検証した研究が、ジョージア(グルジア)のグループから報告されていました。
(Birth Defects Res. 2019 Aug 21.)


先天奇形である神経管閉鎖障害(二分脊椎症や無脳症など)に対しては、妊娠前からの葉酸サプリメント(1日あたり400&#13197;)による予防/リスク低減効果が知られています。


すでに、神経管閉鎖障害の患児を出産したことがあるハイリスクの妊婦に対しては、400&#13197;の10倍にあたる4,000&#13197;などの高用量が使われます。

今回の研究では、

神経管閉鎖障害の予防効果に対して、
400&#13197;と4,000&#13197;の葉酸サプリメントの作用の相違が検証されました。



具体的には、

症例対照研究である「Slone Birth Defects Study (1988-2015)」の一環として、

妊娠前後の葉酸サプリメントの用量別の投与と、神経管閉鎖障害(NTDs)との相関について、

次の4つのハイリスク群が対象となり、調べられました。

・NTDsの家族歴あり:
 45名の症例群と、119名の対照群、

・妊娠前後での抗てんかん薬服用群:
 25名の症例群と、108名の対照群、

・妊娠前からの糖尿病歴あり:
 12名の症例群と、63名の対照群

・妊娠前からの肥満あり;
 111名の症例群と、1,243名の対照群

妊婦は面談が行われ、

葉酸の介入は、

a.サプリメントのみ、

b.サプリメント+食事性葉酸

の2つでした。


解析の結果、

まず、
葉酸サプリメント投与ん群では、

非投与群に比べて、NTDsリスクを有意に低下させました。


非摂取群に比べて、

NTDs家族歴を有する群では67%リスク低下、
(ORs were 0.33 [95% CI 0.13, 0.76])

抗てんかん薬服用群では69%のリスク低下、
(0.31 [0.09, 0.95])

糖尿病群では75%のリスク低下、
(0.25 [0.04, 1.05])

肥満群では35%のリスク低下、
(0.65 [0.40, 1.04])

という相関でした。


葉酸の総摂取量が増加すると、

神経管閉鎖障害のリスクが低下するという用量依存性も見出されました。


その他、

先行する妊娠で神経管閉鎖障害の妊娠歴を有する妊婦では、

4000&#13197;の葉酸サプリメントの摂取者はいませんでした。


以上のデータから、


論文著者らは、

妊娠可能な女性は、少なくとも1日あたり400&#13197;の葉酸サプリメントを摂取するべきであること、

神経管閉鎖障害のハイリスク群の妊婦では、高用量の葉酸サプリメントが有用であること

を考察しています。



妊娠初期の葉酸不足は、胎児の先天奇形を生じることから、

妊娠を考える女性では、葉酸サプリメントの摂取が必須です。

また、葉酸不足や高ホモシステイン血症は、先天奇形だけではなく、不育症、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、常位胎盤早期剥離、早産のリスクを高めることもわかっています。


DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

【株式会社ディーエイチシー】
健やかな妊娠と出産のために、 葉酸サプリメントの啓発に取り組んでいます



DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)




パーフェクトサプリ ビタミン&ミネラル 妊娠期用 30日分【栄養機能食品】
妊婦さんが摂りたい栄養素・成分がこれ1つ! すこやかな妊娠期のために




パーフェクトサプリ ビタミン&ミネラル 授乳期用 30日分【栄養機能食品】
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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート








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ドリンクタイプの置き換え食が2型糖尿病を有する過体重/肥満での減量に有用:メタ解析 [2019年09月04日(水)]
糖尿病治療の専門ジャーナルに、過体重/肥満の2型糖尿病患者において、ドリンクタイプの置き換え食・フォーミュラ食による減量と降圧作用および糖代謝改善作用を示した系統的レビュー/メタ解析が、カナダのグループ(St. Michael's Hospital, Toronto)から報告されていました。
(Diabetes Care. 2019 May;42(5):767-776.)



「肥満症診療ガイドライン2016(日本肥満学会)」では、

・肥満症の食事療法でも必須アミノ酸を含む蛋白質、ビタミン、ミネラルの十分な摂取が必要であり、フォーミュラ食の併用が有用である。

・フォーミュラ食を1日1回だけ食事と交換することでも有効な減量や肥満関連病態の改善を期待できる。

とされています。



先行研究では、フォーミュラ食/置き換え食の有用性について多くの研究が報告されています。

置き換え食(フォーミュラ食)による肥満での糖代謝改善作用


置き換え食(タンパク質含有フォーミュラ食)による肥満とメタボ指標の改善効果


フォーミュラ食(置き換え食)が2型糖尿病の血糖コントロールに有用



置き換え食/フォーミュラ食は、リバウンド予防にも有用であることがわかっており、

適宜、継続した利用が推奨されます。





DHCのフォーミュラ食は、

DHCプロティンダイエット製品であり、

国内マーケットシェア第1位です。





DHCプロティンダイエットなどのフォーミュラ食(置き換え食)は、

低エネルギー食で、タンパク質とビタミン、ミネラルが含まれており、低糖質食/低炭水化物食ですので、2型糖尿病の血糖コントロールの改善にも有用であると考えられます。




今回の系統的レビュー・メタ解析では、

過体重/肥満の2型糖尿病患者において、

ドリンクタイプの置き換え食(置き換え食、ミールリプレイスメント)による心血管リスク因子への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、2018年12月10日までに収載された論文から、
(MEDLINE, EMBASE, Cochrane Library)


過体重/肥満で2型糖尿病患者を対象に、

ドリンクタイプの置き換え食(ミールリプレイスメント)と、通常の減量方法の2群について、2週間以上のランダム化比較試験が検索され、心血管リスク因子への作用がまとめられました。


9報のRCT、96名の被験者、24週間(中央値)のフォローアップがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

ドリンクタイプの置き換えによって、

体重の有意な減少、
-2.37 kg (95% CI -3.30 to -1.44),

BMIの有意な低下、
-0.87 kg/m2 (-1.31 to -0.42),

体脂肪量の有意な減少、
-1.66% (-2.17 to -1.15),

ウエスト周囲径の有意な減少、
-2.24 cm (-3.72 to -0.77),

HbA1cの有意な低下、
-0.43% (-0.66 to -0.19) (-4.7 mmol/mol [-7.2 to -2.1])

空腹時血糖値の有意な減少、
-0.63 mmol/L (-0.99 to -0.27),

空腹時インスリン値の有意な低下、
-11.83 pmol/L (-23.11 to -0.54),

収縮期血圧の有意な低下、
-4.97mmHg (-7.32 to -2.62),

拡張期血圧の有意な低下、
-1.98 mmHg (-3.05 to -0.91)

が見出されました。

なお、脂質関連指標では有意な変化は認められませんでした。


以上のデータから、

置き換え食・ミールリプレイスメントによる減量は、

減量やBMIの低下、体組成の改善、糖代謝の改善、降圧作用が示唆されます。




「肥満症診療ガイドライン2016(日本肥満学会)」では、

・肥満症の食事療法でも必須アミノ酸を含む蛋白質、ビタミン、ミネラルの十分な摂取が必要であり、フォーミュラ食の併用が有用である。
・フォーミュラ食を1日1回だけ食事と交換することでも有効な減量や肥満関連病態の改善を期待できる。

とされています。

DHCのフォーミュラ食は、

DHCプロティンダイエット製品であり、

国内マーケットシェア第1位です。





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posted at 23:53 | この記事のURL
αリポ酸サプリメントによるインスリン抵抗性改善作用@糖尿病予備軍 [2019年09月03日(火)]
機能性食品研究の専門ジャーナル(電子版)に、糖尿病予備軍において、アルファ(α)リポ酸サプリメントによる糖代謝及び脂質代謝への作用を検証した臨床研究が、米国のグループ(State University of New York)から報告されていました。
(Food Funct. 2019 Aug 27.)



αリポ酸は、抗酸化作用を有する機能性成分の一つで、体内ではミトコンドリアで産生されます。

サプリメントとしてのαリポ酸は、抗酸化作用を介した機能性が示されており、
ダイエット目的からアンチエイジングまで、広く利用されています。

特に、欧米の臨床試験では、糖尿病性神経障害に対する症状改善作用が報告されています。


先行研究では、次の報告があります。




αリポ酸による糖尿病性神経障害の症状改善:レビュー



αリポ酸による糖代謝改善・抗酸化能亢進作用@2型糖尿病




αリポ酸による抗肥満作用:メタ解析


・人工透析患者におけるαリポ酸の効果
オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



αリポ酸による糖代謝改善作用:メタ解析


さて、

今回の研究では、

肥満/過体重の成人で、糖尿病予備軍において、αリポ酸による糖代謝と脂質代謝への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化偽薬対照クロスオーバー法にて、

糖尿病予備軍で、脂質異常症を有する肥満/過体重の被験者12名を対象に、

30日間の介入を2相として、

・偽薬投与群、

・αリポ酸サプリメント(600mg/日)投与群

の2群が比較されました。


解析の結果、

まず、血糖値には有意な変化は認められませんでした。
(p < 0.05)

一方、
αリポ酸投与群は、

偽薬投与群に比べて、

空腹時インスリン値の有意な減少、
(p = 0.04)

インスリン抵抗性 HOMA-IRの有意な低下、
(p = 0.07)

が見出されました。

なお、脂質代謝関連指標(TG,LDL,HDLなど)には有意な変化は検出されませんでした。


以上のデータから、

糖尿病予備軍で、脂質異常症を有する肥満/過体重の成人において、

αリポ酸サプリメント(600mg/日)の投与により、
インスリン抵抗性の改善作用が示唆されます。



α(アルファ)-リポ酸 徳用90日分
太りやすくなったと感じたら。運動サポート成分補給で効率アップ



αリポ酸、



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講演会のお知らせ@広報ちがさき9月1日号 [2019年09月02日(月)]
神奈川県茅ヶ崎市の広報ちがさき2019年9月1日号に、

9月25日の講演会の予定が掲載されていました。

(他市の保健師の方が教えてくれました。)




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