サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
グルコサミンとコンドロイチンは膝関節症の症状軽減に有効:メタ解析 [2018年06月30日(土)]
今月のリウマチ研究の専門ジャーナル(電子版)に、グルコサミンとコンドロイチンの経口サプリメント摂取による変形性膝関節症(膝OA)への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、メキシコのグループから報告されていました。
(Rheumatol Int. 2018 Jun 11.)



グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。


作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究—MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医


さて、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、

グルコサミンとコンドロイチンの投与による変形性膝関節症への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて
(Medline, SCOPUS, Web of Science, and Google Scholar)


変形性膝関節症に対して、

グルコサミンあるいはコンドロイチン硫酸を投与した偽薬対照ランダム化比較試験が検索され、

膝OAの症状に関する指標として、WOMACやVASでの評価が行われました。



解析の結果、

グルコサミンあるいはコンドロイチンの投与によって、

膝OAに係わる疼痛の指標としてのVASの有意な減少
(グルコサミン;WMD - 7.41 mm, 95% CI - 14.31, - 0.51, p = 0.04、
コンドロイチン;WMD -&#8201;8.35 mm, 95% CI -&#8201;11.84, -&#8201;4.85, p&#8201;<&#8201;0.00001)

が見出されました。

ただし、両者の併用でのシナジーは見出されていません。
(WMD -&#8201;0.28 mm, 95% CI -&#8201;8.87, 8.32, p&#8201;=&#8201;0.95)

一方、

WOMACでは有意な変化は見出されませんでした。


以上、今回のメタ解析から、

グルコサミンあるいはコンドロイチン硫酸の経口投与によって、

変形性膝関節症の疼痛軽減効果が示唆されます。





変形性膝関節症に対して、


最近の研究では、次の報告があります。


変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果



グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症





コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す



グルコサミン・コンドロイチン利用者は炎症マーカーが低い




グルコサミンによる寿命延長効果




グルコサミンはジアセレインと有効性が同じで、副作用が少ない:メタ解析



DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。




パワーグルコサミン




極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究&#8212;MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。






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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


グルコサミンの風評被害by整形外科医 


サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



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「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


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posted at 23:55 | この記事のURL
日本のふるさとを応援! ふるさと納税でDHC商品をもらおう! [2018年06月30日(土)]
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posted at 16:00 | この記事のURL
ビタミンDが2型糖尿病患者において抗炎症作用を示す:メタ解析 [2018年06月29日(金)]
今月の栄養代謝学の専門ジャーナルに、2型糖尿病患者において、ビタミンDの抗炎症作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(Ann Nutr Metab. 2018 Jun 26;73(1):62-73.)


ビタミンDは、抗炎症作用を有しており、2型糖尿病での有用性も考えられます。


今回のメタ解析では、

2型糖尿病患者において、

ビタミンDサプリメント投与による炎症関連マーカーへの作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて
(PubMed and the Cochrane Library)

2017年10月までの収載論文を対象に、

ビタミンDサプリメント投与と、炎症関連マーカー(hs-CRP, TNF-α, IL-6)を調べたランダム化比較試験が検索され、

13報がメタ解析のために抽出されました。


解析の結果、

ビタミンDサプリメントによって、

hs-CRP値が0.45 μg/mL、有意に低下したことが見出されました。


一方、

TNF-αとIL-6には有意な変化は認められませんでした。


次に、

サブ解析によると、

ビタミンDの用量が1日あたり4,000 IU以下の投与では、

hs-CRPが、0.34 μg/mL低下という相関があり、

ビタミンDサプリメントが12週間以上投与された研究では、
0.31 μg/mL低下という相関が見出されました。


以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

ビタミンDサプリメントの投与による抗炎症作用が示唆されます。



ビタミンDは、抗炎症作用を有しており、生活習慣病の予防効果が考えられます。

生活習慣病や内臓脂肪型肥満に伴う病態の本質は、「慢性炎症」です。

したがって、機能性食品成分による病気の予防のためには、抗炎症作用を有し、かつ、安全性が確立し、かつ、経済性(費用対効果)の高い製品の利用が進められます。


食品成分で、抗炎症作用を有し、かつ、多くの臨床研究において有用性が示されているのは、ビタミンD、コエンザイムQ10、オメガ3系必須脂肪酸(EPAやDHA)、ウコン、グルコサミンなどです。


DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。






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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
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posted at 23:56 | この記事のURL
ポリフェノールの摂取が2型糖尿病を予防する:メタ解析 [2018年06月28日(木)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、ポリフェノールの摂取と、2型糖尿病リスクとの関連を検証したメタ解析が、ドイツのグループ(University of Bonn)から報告されていました。
(Am J Clin Nutr. 2018 Jun 21.)



植物性食品に含まれるファイトケミカル/ポリフェノールは、抗酸化作用や抗炎症作用を介して、生活習慣病予防効果を示すと考えられます。


今回の研究では、

ポリフェノールの摂取と、2型糖尿病の罹患率との間で、用量依存性に関する系統的レビューとメタ解析が行われました。


具体的には、

2018年1月までに主要医学データベースに収載された前向き疫学研究が検索され、

18報が解析の対象として抽出され、

51種類のポリフェノール摂取と、2型糖尿病の罹患率が調べられています。


解析の結果、

分位数で
最大群と最小群の比較では、

2型糖尿病の罹患率と、

さまざまなポリフェノール類の摂取との間に、次のような有意な負の相関が見出されたということです。

ポリフェノール類:44%のリスク低下
(HR: 0.56; 95% CI: 0.34, 0.93),

フラボノイド類:12%のリスク低下
(HR: 0.88; 95% CI: 0.81, 0.96),

フラバノール類;8%のリスク低下、
(HR: 0.92; 95% CI: 0.85, 0.98),

フラバン3オール;11%のリスク低下、
(HR: 0.89; 95% CI: 0.81, 0.99)

カテキン類;14%のリスク低下、
(HR: 0.86; 95% CI: 0.75, 0.97)

アントシアニン類;14%のリスク低下
(HR: 0.86; 95% CI: 0.81, 0.91)

イソフラボン類;8%のリスク低下、
(HR: 0.92; 0.86, 0.97),

ダイゼイン;11%のリスク低下、
(HR: 0.89; 95% CI: 0.83, 0.95)

ゲニステイン;8%のリスク低下、
(HR: 0.92; 95% CI: 0.86, 0.99)

スチルベノイド;56%のリスク低下
(HR: 0.44; 95% CI: 0.26, 0.72)

ダイゼインのバイオマーカー;19%のリスク低下
(HR: 0.81; 95% CI: 0.66, 0.99)

ゲニステインのバイオマーカー;21%のリスク低下、
(HR: 0.79; 95% CI: 0.62, 0.99)



次に、

用量依存性に関するメタ解析では、

ポリフェノール類、フラボノイド類、フラバノン類、アントシアニジン類、アントシアニン類、ゲニステインのマーカーについて、

非線形の相関が見出されました。

また、フェノール酸では、線形相関が見出されています。


以上、今回のメタ解析から、


ポリフェノール類、特にフラボノイド類の摂取が多いと、2型糖尿病の罹患率が低下するという相関があることから、


ポリフェノール類の摂取による2型糖尿病の予防効果が示唆されます。



DHCでは、ポリフェノールなどの機能性食品成分を含むサプリメントを製品化しています。



ポリフェノール
4種類のポリフェノールを手軽に補給





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posted at 23:55 | この記事のURL
セレンが前立腺がんリスクを低減する:メタ解析 [2018年06月27日(水)]
今月のがん予防研究の専門ジャーナルに、セレンと前立腺がんリスクとの関連を検証したメタ解析が報告されていました。
(Asian Pac J Cancer Prev. 2018 Jun 25;19(6):1431-1437.)


セレンは抗酸化作用を有する必須ミネラルであり、抗がん作用が示唆されます。


先行研究では、

レンによる抗炎症作用・抗酸化作用:メタ解析


という報告があります。


セレンの摂取が少なく、前立腺がんリスクを有する欧米の男性では、セレン含有サプリメントの投与による前立腺がん予防のための試験なども行われてきました。


今回のメタ解析では、セレンと前立腺がんリスクとの関連が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Scopus, Web of Science, ScienceDirect, Embase, CINAHL, Cochrane Library, EBSCO and Google scholar)

2016年までに報告された関連を研究が検索され、

38報から、

前立腺がん患者36,419例、対照群105,293例が解析の対象となりました。



メタ解析の結果、

セレンの摂取による前立腺がんリスクの有意な低減作用が見出されました。
(RR; 0.86, 95% CI:0.78-0.94)


次に、

サブ解析として、研究の種類別では、

症例対照研究では、11%のリスク低下、
(RR; 0.89 (95% CI: 0.80-1.00))

コホート研究では、23%のリスク低下傾向
(RR; 0.77 (95% CI: 0.52-1.14))

ランダム化比較試験では、10%のリスク低下傾向
(RR;0.90 (95% CI: 0.74-1.09))

という相関でした。

また、

体内の組織別のセレン濃度のサブ解析では、

血清セレン値では、31%の有意な低下、
(RR; 0.69 (95% CI: 0.51-0.95))

血漿セレン値では、15%の低下傾向、
(RR; 0.85 (95% CI: 0.61-1.17))

爪組織中では、34%の低下傾向
(RR;0.66 (95% CI: 0.41-1.05),)

という相関でした。


さらに、

10報では、

前立腺がんの進行がんリスクは、セレン摂取により33%低下するという有意な相関が見出されました。
(RR;0.67 (95% CI: 0.52-0.87))





以上、今回のメタ解析データでは、

セレンによる前立腺がんリスク低減作用、
および
進行がんへの進展抑制作用が示唆されます。


論文著者らは、

前立腺がんの予防のために、セレンサプリメントの摂取が推奨されうる、と考察しています。



セレンは、必須微量ミネラルの1種であり、抗酸化作用や抗炎症作用免疫調節作用を有しており、

セレン不足は、心臓病(冠状動脈疾患)のリスクを高める、と考えられています。


スウェーデンでの先行研究では、

コエンザイムQ10+セレンサプリメントの5.2年間の投与によって、

心血管疾患死亡率の有意な低減効果が示されています。

コエンザイムQ10+セレンによる心臓病死低下効果




セレンに関して、次の報告が知られています。


コエンザイムQ10+セレンによる心臓病死低下効果




糖尿病性腎障害におけるセレンの抗酸化作用


・前立腺の健康維持にはノコギリヤシ+リコピン+セレン


ビタミンC・E、セレンとカロテノイドの摂取がすい臓がんリスクを低減:メタ解析



コエンザイムQ10+セレンによる心機能への作用



コエンザイムQ10+セレンによる高齢者の心臓病死亡率低下効果



コエンザイムQ10+セレンによる抗炎症作用


DHCのサプリメントでは、セレンは、マルチミネラルに含まれています。



DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。

また、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。


中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、

下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。


マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。


ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。



コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。




↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。



↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。

EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))



DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))


乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))





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posted at 23:57 | この記事のURL
葉酸が認知症を防ぐメカニズム:レビュー [2018年06月26日(火)]
今月の神経科学の専門ジャーナル(電子版)に、葉酸による認知機能への作用に関するレビュー論文が掲載されていました。
(Neurol Sci. 2018 Jun 23)


ビタミンB群の1種である葉酸は、認知症の予防効果が知られています。

ただし、葉酸に関する「日本人の食事摂取基準2015年版」は、貧血を予防するための設定であり、葉酸の摂取量は240マイクログラムとなっています。

一方、米国やWHOなど世界的な基準では、動脈硬化や認知症を予防するのに必要な量である400マイクログラムが設定されています。

(女子栄養大学のさかど葉酸プロジェクトでは、食材や葉酸強化食品から、1日あたり400マイクログラムの葉酸の摂取を啓発しています。)


さて、今回のレビューでは、葉酸による神経・認知機能への保護作用メカニズムについて調べられました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, ISI Web of Knowledge, Science Direct, Scopus, Ovid, and Cochrane Library databases)

2017年11月までの臨床研究や基礎研究での関連論文が検索され、142報が抽出され、

クライテリアに基づいて36報が解析の対象となりました。


レビューの結果、

葉酸サプリメントは、

血中ホモシステイン値を低下させ、

血管保護作用を示し、

炎症状態を抑え、

脳内の葉酸欠乏を改善、

抗酸化作用といった機序によって、

認知機能を維持/改善することが見出されました。


特に、

ホモシステインの血中濃度が高値である被験者では、

葉酸の血中濃度を上昇させることにより、より顕著な反応が期待されます。



タンパク質の代謝過程で生じるアミノ酸のホモシステインは、動脈硬化や認知症のリスク因子です。

葉酸は、ホモシステインをメチオニンに代謝することで、血中ホモシステイン値を低下し、生活習慣病リスク低減作用があります。



認知症予防のために葉酸をサプリメントで400マイクログラム摂りましょう!






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posted at 23:58 | この記事のURL
コエンザイムQ10による2型糖尿病での内分泌代謝改善作用 [2018年06月25日(月)]
今月の内分泌研究の専門ジャーナルに、2型糖尿病において、コエンザイムQ10による内分泌代謝改善作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Arak University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Gynecol Endocrinol. 2018 Jun 22:1-5.)



2型糖尿病患者では、同年代の健常者に比べて、内在性のコエンザイムQ10の機能低下が示唆されています。


今回の研究では、

2型糖尿病において、

コエンザイムQ10投与によるアディポサイトカイン類、抗酸化関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

2型糖尿病患者の女性68名を対象に、

・100mgのコエンザイムQ10投与群:34名、

・100mgの偽薬投与群:34名、

の2群について、12週間の介入試験が行われ、


アディポネクチン、

レプチン、

8-isoprostane、

MDA、

アディポネクチン/レプチン比が、介入の前後で調べられています。


解析の結果、

コエンザイムQ10投与群において、介入後の時点で、

血中アディポネクチン値の有意な上昇
(p&#8201;=&#8201;.001)

アディポネクチン/レプチン比の有意な上昇、
(p&#8201;=&#8201;.001)

が見出されました。

また、

血中レプチン値(p&#8201;=&#8201;.041),

MDA (p&#8201;=&#8201;.023),

8-isoprostane (p&#8201;=&#8201;.004)は、

いずれも介入後に有意な減少が見出されています。


以上のデータから、

2型糖尿病の女性患者において、

100mgのコエンザイムQ10投与による内分泌代謝改善および抗酸化作用が示唆されます。

今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。



コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。



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イチョウ葉エキスが慢性耳鳴りを軽減する [2018年06月24日(日)]
今月の臨床薬理学の専門ジャーナル(電子版)に、イチョウ葉エキスによる慢性耳鳴りの症状軽減作用を示した臨床研究が、チェコ共和国のグループ(University Hospital Kralovske Vinohrady)から報告されていました。
(Int J Clin Pharm. 2018 Jun 1.)


耳鳴り症状に対して、

イチョウ葉エキスやペントキシフィリン(末梢血管拡張薬)などが用いられています。


今回の研究では、

耳鳴りに対して、
イチョウ葉エキス(EGb 761)と、ペントキシフィリンの有用性が検証されました。




具体的には、

ランダム化二重盲検試験として、

プラハの大学病院の耳鼻科外来において、

慢性の耳鳴り患者を対象に、

1日あたり240mgのEGb 761、
あるいは
1,200 mgのペントキシフィリンのいずれかが、

12週間投与され、

主アウトカムとして、
耳鳴りのラウドネスや不快感に関する指標(11-Point Box Scales)、

耳鳴りに関するアンケートの評価指標
(Mini-TQ;abridged Tinnitus Questionnaire)

うつ病指標(HADS)、SDSなどが調べられています。


解析の結果、

有用性として、

耳鳴り関連アウトカムに関して、

両群間に有意差は見出されませんでした。


次に、

有害事象の件数に関しては、

イチョウ葉エキス投与群では20件、

ペントキシフィリン投与群では36件

でした。


なお、
重篤な有害事象は見出されませんでした。


以上のデータから、

慢性耳鳴りにおいて、

耳鳴りに伴うラウドネスや不快感に対して、

イチョウ葉エキスは医薬品(ペントキシフィリン)と同等の有用性があり、

高い忍容性も示唆されます。





耳鳴りやめまい、難聴など耳鼻科領域の症状に対する機能性成分の研究では、次の報告があります。



イチョウ葉エキスによる難聴と耳鳴りの改善作用



蜂の子による耳鳴り改善効果





めまいに対してイチョウ葉エキスはメリスロンと同じ効果




還元型コエンザイムQ10による抗加齢作用のメカニズム




耳鳴りに対するサプリメント:調査研究





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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


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ビタミンDが線維筋痛症の症状を軽減する [2018年06月23日(土)]
今月の内科学の専門ジャーナルに、線維筋痛症の症状に対するビタミンD投与の作用を検証した臨床研究が報告されていました。
(Isr Med Assoc J. 2018 Jun;20(6):379-381.)



線維筋痛症は、全身の疼痛を主訴とする、いわゆる難治性疾患であり、身体的、心理的、社会的な活動に支障を生じる病態です。


ビタミンDは、自己免疫疾患での関与が示唆されています。



ビタミンDは、線維筋痛症患者において、不足や欠乏が示唆されています。


線維筋痛症患者はビタミンDが低値:メタ解析




ビタミンDは、抗炎症作用を有することから、線維筋痛症での病態での関与が考えられます。


そこで、今回の研究では、

ビタミンDサプリメント投与による線維筋痛症の症状への作用が検証されました。


具体的には、

線維筋痛症患者の女性11名を対象に、

血中ビタミンD値(25(OH)D)が測定され、

ビタミンDサプリメントの3ヶ月間の投与前後で、疼痛関連指標などが調べられています。



血中ビタミンD値が30 ng/ml以下の線維筋痛症が試験対象として登録され、

毎週1回、50,000 IUのビタミンDが、3ヶ月間、経口投与されました。


被験者の年齢(中央値)は48.5歳 (28-67)で、

63.4%が白人であり、

罹病期間は1年から10年でした。


解析の結果、

まず、
3ヶ月間のビタミンDの投与により、

血中ビタミンD値(25(OH)D)は、

18.4 (15.5-25.8) ng/mlから、

33.8 (28-58) ng/mlへ有意に上昇しました(P = 0.01)。


また、

疼痛に関するVASも、3ヶ月間の介入によって、

介入前の90 (0-100) から 介入後の30 (0-80)へ有意な改善を示しました。
(P = 0.002)


被験者のうち8名(72.2%)は、症状の顕著な改善を示したということです。

さらに、

3ヶ月後の時点で、

圧痛点の減少傾向も示唆されました。
(17か所 (11-18) から 10か所 (0-18)へ減少傾向, P = 0.07)


以上のデータから、

ビタミンDが不足している線維筋痛症患者において、

ビタミンDサプリメント投与による症状改善作用が示唆されます。


線維筋痛症の一部では、抗炎症作用を有するビタミンDの不足が病態に関与していることが考えられることから、

ビタミンDの摂取が補完療法として推奨できると思います。





これまでの研究では、

CFSや線維筋痛症に対して、次の報告があります。



エクストラバージンオリーブオイルが線維筋痛症の酸化ストレスを軽減し健康状態を改善する


慢性疲労症候群におけるコエンザイムQ10の有用性


還元型コエンザイムQ10による線維筋痛症への効果


コエンザイムQ10による繊維筋痛症改善


霊芝による線維筋痛症の症状改善効果 


慢性疲労症候群に対するマルチビタミン・ミネラルサプリメントの働き


慢性疲労症候群における還元型CoQ10による自律神経機能と認知機能改善効果



DHCでは、安全性、有効性、経済性(費用対効果)に優れたサプリメントを製品化しています。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。





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オメガ3系脂肪酸(EPAとDHA)が非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)を改善する:メタ解析 [2018年06月22日(金)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、オメガ3系必須脂肪酸による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用を示した系統的レビュー/メタ解析が、カナダのグループ(Environmental & Regulatory Services (HERS))から報告されていました。
(Nutr Rev. 2018 Jun 15.)



非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、
単純性脂肪肝と
非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、
後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。



さて、

今回の研究では、

非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するオメガ3系必須脂肪酸、特にEPAとDHAの作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

成人あるいは小児のNAFLD患者を対象に、EPAやDHAといったオメガ3系必須脂肪酸の投与試験を行った臨床研究が検索され、

18報がメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

オメガ3系必須脂肪酸の投与によって、

13項目のメタボリックリスクファクターのうち、6項目(肝逸脱酵素3項目中2項目、肝臓の脂質量、肝硬変スコアなど)の有意な改善が見出されました。

なお、肝組織検査の所見では有意な変化は検出されていません。


以上、今回のメタ解析により、

NAFLD患者において、

EPAとDHAのオメガ3系必須脂肪酸の投与による改善作用が示唆されます。




先行研究では、次の結果が示されています。


オメガ3系必須脂肪酸による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)



低炭水化物食が肝細胞内脂肪を減らす:メタ解析



コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用



糖質制限食のほうが非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)には有用性が高い




DHCでは、オメガ3系必須脂肪酸サプリメントを製品化しています。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))




DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))




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日本の妊婦の9割が葉酸サプリメントを適切に摂っていない:エコチル調査 [2018年06月21日(木)]
今月の先天異常研究の専門ジャーナル(電子版)に、日本における神経管閉鎖障害の罹患率を調べた調査研究が、エコチル調査のグループから報告されていました。
(Congenit Anom (Kyoto). 2018 Jun 13.)



妊娠初期に葉酸サプリメントの摂取は、新生児の神経管閉鎖障害予防のために必須です。

厚労省も葉酸サプリメント(栄養補助食品)の利用を推奨しています。

葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)


今回の研究では、

日本の全国的な前向き出生コホート研究であるエコチル調査(Japan Environment and Children's Study)のデータから、神経管閉鎖障害の現状が調べられています。


具体的には、
92,269名の参加者の単胎妊娠が対象となりました。

解析の結果、

神経管閉鎖障害は、74例の小児あるいは胎児に見出されました。


内訳は、
二分脊椎症が32例、
無脳症が24例、
脳瘤が19例
でした。

次に、

葉酸のサプリメントを妊娠前からとっていたのは、8.27%(7,634名)に過ぎませんでした。


また、

これらのうち、

食事からの葉酸を1日あたり480&#13197;以上、とれていた被験者は、わずかに621名 (0.67%)でした。


多変量解析の結果、

妊娠前から葉酸を摂取していた群では、神経管閉鎖障害リスクとの関連は認められず、

さらに、

食事からの480&#13197;の葉酸の摂取と、妊娠前からの葉酸サプリメントを併用していた群では、

小児や胎児での神経管閉鎖障害の発生はゼロでした。


なお、今回のデータでは、毎日の葉酸サプリメントの摂取用量についてのデータがないため、さらに包括的な解析が必要と考察されています。




妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。

葉酸は、神経系の発達にかかわっていることから、神経管閉鎖障害(NTD)だけではなく、自閉症など神経精神関係への有用性も知られています。

自閉症(Autism spectrum disorder、ASD、自閉症スペクトラム障害)は、社会生活での関係性、言語および非言語でのコミュニケーションなどで困難が認められます。


例えば、先行研究では、次のデータが示されています。

葉酸サプリメントの自閉症スペクトラムに対する有用性


妊娠中の葉酸サプリメント摂取が自閉症リスクを低減:系統的レビュー


また、
欧米では、妊娠期間中にはマルチビタミンやマルチミネラルサプリメントの摂取も推奨されます。



妊娠初期に葉酸サプリメントの摂取は、新生児の神経管閉鎖障害予防のために必須です。

厚労省も葉酸サプリメント(栄養補助食品)の利用を推奨しています。

葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。

なお、
葉酸サプリメントに関して、10年ほど前に発表された論文で、
大腸ポリープ切除後の患者で、葉酸サプリメントを1日あたり1000マイクログラム、3年間摂取した場合に、ごく少数にポリープの悪性化が認められたという報告があります。

しかし、その後の疫学研究では、葉酸は大腸がんリスクを低下させることが示されており、その他の研究でも、葉酸サプリメントの摂取と発がんとの関係は否定されています。

そのため、葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


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出講@とよだシニアアカデミー [2018年06月20日(水)]
本日、「とよだシニアアカデミー」(平塚市立豊田公民館)にて

健康講座「サプリメントとの上手な付き合い方」として

出講いたしました。


DHCは、平塚市と健康づくり推進のための連携協定を締結しています。






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50歳以上の米国人の38%が補完代替療法(CAM)を利用している [2018年06月19日(火)]
今月の加齢医学研究の専門ジャーナル(電子版)に、壮年期以上の米国人における補完代替医療(CAM)の利用状況を調べた調査研究が報告されていました。
(J Aging Health. 2018 Jun 1)



今回の研究では、

米国の全国調査から、

50歳以上の壮年期及び老年期の米国人が、

健康増進およびウェルネスのために用いているCAM(補完代替医療)について、人種別の検証が行われました。


具体的には、

2012年の全国健康面接調査のデータから、

50歳以上のデータが調べらました。



解析の結果、

50歳以上の米国人の38%が、過去1年間のうちに何らかのCAMを利用していたということです。

感じられたベネフィットとして調べられた7項目のうちの6項目では、人種間での有意差が見出されました。

(非ヒスパニック系白人と比べて、他の人種では、2つ以上の項目で、ベネフィットを感じているという結果でした。)


非ヒスパニック系白人と比べて、

それ以外の人種では、CAM利用者の割合は少ないですが、

CAM利用から得られるベネフィットは、白人よりも多く感じていることが示唆されます。


今後、補完療法としてのCAMの適正使用について、人種別のエビデンスに基づく検証が期待される分野です。


最近の研究では、次の報告があります。


小児科レジデント(研修医)の83%が患者から補完医療や統合医療について質問を受けている@米国


米国の薬学教育には補完代替医療が組み込まれている:調査研究


小児病院でのCAM利用状況


米国の軍人・兵士のサプリメント利用の現状:縦断研究




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宮城県石巻市と包括連携協定を締結いたしました [2018年06月18日(月)]
本日、宮城県石巻市とDHCとの包括連携に関する協定書の調印式が行われました。

今回の包括連携協定に際し、ご尽力いただきました関係者の皆様に御礼申し上げます。


河北新報社様が記事に取り上げてくださいました。

石巻市とDHC 特産ホヤが縁で連携協定締結





今後、石巻市における健康づくりの推進および地域活性化に関して協力し、さまざまな取り組みを実施する予定です。

石巻駅構内です↓



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高齢者の筋肉合成にはロイシンがたんぱく質よりも重要 [2018年06月17日(日)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、高齢女性の筋肉合成では、たんぱく質の摂取よりも、アミノ酸のロイシンの摂取のほうが有用であることを示した臨床研究が、カナダのグループ(McMaster University)から報告されていました。
(J Nutr. 2018 Jun 13. doi: 10.1093/jn/nxy091.)



高齢による衰弱、つまり、フレイルは、要支援・要介護となる主な原因です。

地域の元気な高齢者が、要支援になる原因は、第1位が関節の疾患、第2位が高齢による衰弱、第3位が転倒/骨折です。

第2位の「高齢による衰弱」というのは、現在、フレイル(虚弱)という概念と一致し、健康と要支援/要介護の間の未病の状態です。

健康寿命の延伸には、フレイル(虚弱)、サルコペニア(筋肉減少症)、(筋骨格系の)機能障害への対策が重要です。

具体的には、たんぱく質、アミノ酸、ビタミンDといった栄養素が、筋肉と骨格の健康に必須となります。

高齢者では、

若年者に比べて、

アミノ酸やたんぱく質の摂取後の筋肉たんぱく質の合成能力が低下しています。


先行研究では、筋肉たんぱく質の合成促進には、分岐鎖アミノ酸の1つのロイシンが有用であることが示唆されています。


今回の研究では、

比較的少ない量の乳たんぱく質(10グラム)に、ロイシンを加えた群と、

高用量の乳たんぱく質(25グラム)を摂取した群との間で、

筋原繊維のタンパク質合成 (myoPS)の比較が行われました。



具体的には、


一重盲検試験として、

健康な高齢女性(平均年齢69 ± 1歳)を対象(各群11名)に、

1日あたり2回、

・乳たんぱく質25グラム(3グラムのロイシン含有)摂取群、

・乳たんぱく10グラム(3グラムのロイシン含有)摂取群

の2群について、6日間の介入が行われ、

レジスタンス運動の併用と、たんぱく質・ロイシンの摂取による筋原繊維のタンパク質合成 (myoPS)への働きが調べられています。


解析の結果、

まず、急性期での下肢の筋原繊維のタンパク質合成 (myoPS)は、

ロイシン3グラム/たんぱく質10グラムの群も
(fed: 45%; fed+exercise: 71%; P < 0.001)

ロイシン3グラム/たんぱく質25グラムの群も、
(fed: 29%; fed+exercise: 47%; P < 0.001)

空腹時より有意に亢進していました。


下肢のうち、運動負荷を行わなかった側では、両群間に有意差は認められませんでしたが、
(P = 0.07)

運動負荷を行った側の下肢では、

WPI(ロイシン3グラム/たんぱく質25グラムの群)よりも、

LEU(ロイシン3グラム/たんぱく質10グラムの群)のほうが、有意な筋繊維の合成亢進作用が見出されました。
(46%; P = 0.04)


急性期myoPSは、

WPI (63%) とLEU (58%)の両群とも、

運動負荷を行った下肢のほうで有意に亢進していました。
(P < 0.001)


また、統合myoPSは、WPI群もLEU群も、いずれも運動負荷の下肢にて、有意な亢進を示し
(both 9%; P < 0.001)

介入前に比べて、

非運動負荷の下肢では、WPIでは有意な亢進(3%; P = 0.02)、LEUでは有意な変化なし(2%, P = 0.1)という結果でした。


以上のデータから、

健康な高齢女性において、

たんぱく質が比較的低い量(25グラムに対して10グラム)の摂取であっても、

ロイシン3グラムが含まれていれば、骨格筋での筋肉たんぱく質の合成に有用であることが示唆されます。


少食の高齢者で、たくさんのたんぱく質を摂ることが困難な場合、

分岐鎖アミノ酸のロイシンの摂取が勧められます。

また、ロイシンよりも、ロイシンの代謝産物であるHMBが有用であることも示されており、HMBは、サプリメント成分として利用できます。




高齢者のフレイル(虚弱)予防のためには、たんぱく質、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、HMB、ビタミンDといった栄養素の摂取が推奨されます。



フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー



HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

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地中海食+エクストラバージンオリーブが心臓病の高リスク群での心血管イベントを減らす:PREDIMED研究 [2018年06月16日(土)]
今週のニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに、心臓病高リスク群において、地中海食+エクストラバージンオリーブあるいはナッツ類による心血管イベント低下作用を示した臨床研究が、スペインのグループから報告されていました。
(N Engl J Med. 2018 Jun 13.)


地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する


オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下


バージンオリーブオイルの心臓病予防作用


地中海食による認知症予防効果



これまでの研究により、

地中海食の遵守と、心血管疾患リスクとの間の負の相関が示唆されています。

今回の研究では、

スペインでの多施設共同研究として、地中海食+エクストラバージンオリーブ、地中海食+ナッツ、低脂肪食の比較が行われました。

(PREDIMED (Prevenci&#243;n con Dieta Mediterr&#225;nea) 研究の一環です。)


具体的には、

心臓病リスクが高く、かつ、心血管イベントの既往歴がない、
55歳から80歳までの7447名(57%が女性)を対象に、

・地中海食+エクストラバージンオリーブ、

・地中海食+ナッツ、

・低脂肪食

の3群について比較が行われました。

主エンドポイントは、

主な心血管イベント(心筋梗塞、脳卒中、あるいは心血管死亡)です。

平均フォローアップ期間は4.8年間です。

2013年にNEJMに最初のデータが報告されています。


今回の解析では、ランダム化が適切ではないと判断された施設でのデータが除外され、検証が行われています。


解析の結果、

まず、

主エンドポイントは288名で見出され、

内訳は、
・地中海食+エクストラバージンオリーブ:96名(3.8%)、
・地中海食+ナッツ:83名(3.4%)、
・低脂肪食:109名(4.4%)
でした。


ITT解析の結果、

対照群(低脂肪食摂取群)に比べて、

地中海食+エクストラバージンオリーブ群では31%リスク低下
(HR;0.69、95% CI, 0.53 to 0.91)

地中海食+ナッツ群では28%リスク低下
(HR; 0.72, 95% CI, 0.54 to 0.95)

でした。

この結果は、

当初のプロトコールから逸脱した1588名のデータを除外した後でも同様でした。



以上のデータから、

心臓病リスクが高い群において、

地中海食+エクストラバージンオリーブ/ナッツは、低脂肪食群よりも、

心筋梗塞や脳卒中などの心血管イベントを低下させる効果が示唆されます。




近年の研究では、
単なるオリーブオイルではなく、
オリーブ由来のポリフェノールが豊富なエクストラバージンオリーブオイルのほうが、優れた機能性を有することが分かってきました。


ただし、日本では、JAS基準のオリーブオイルが出回っており、エクストラバージンオリーブオイルの品質が国際基準と比べて、高くありません。


エクストラバージンオリーブオイルの基準は、
IOC(国際オリーブ協会)では酸度0.8%以下、
JASの基準では酸度が2%未満です。


DHCのエクストラバージンオリーブオイルは、
酸度はわずか0.2%以下となっています。








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サプリメントがファーストラインとなる病態:レビュー 


研究と利害の衝突@抗インフルエンザウイルス剤


研究と利害の衝突についてのルール作成


コクランの妥当性



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糖尿病性腎症でのビタミンEの抗酸化作用 [2018年06月15日(金)]
腎臓病研究の専門ジャーナルに、糖尿病性腎症患者において、高用量のビタミンEによる抗酸化作用や心血管リスク因子への働きを検証した臨床研究が、イランのグループから報告されていました。
(Iran J Kidney Dis. 2018 May;12(3):156-162.)


ビタミンEは、抗酸化作用を有しており、ベーシックサプリメントとして生活習慣病の予防作用が示唆されます。

糖尿病性腎症の患者では、ビタミンEの抗酸化作用による効果を享受できると考えられます。


そこで、今回の研究では、

高用量のビタミンEサプリメント投与による糖尿病性腎症患者での心血管リスクマーカー及び酸化ストレスマーカーへの作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化比較試験として、

糖尿病性腎症患者54名を対象に、

・ビタミンE (800 IU/日)投与群、

・偽薬投与群

の2群について12週間の介入が行われ、

介入の前後で抗酸化及び内分泌代謝関連指標が調べられています。


解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

ビタミンEサプリメント投与群では、

血中総コレステロール値の有意が減少、
(-14.3 ± 29.9 mg/dL versus -0.8 ± 13.1 mg/L, P = .03)

LDLコレステロール値の有意な減少、
(-16.4 ± 28.5 mg/dL versus 0.1 ± 17.2 mg/L, P = .01)

総コレステロール/LDL比の有意な減少、
(-0.5 ± 0.7 versus 0.1 ± 0.5, P = .001)

ビタミンE値の有意な上昇
(39.7 ± 12.4 nmol/mL versus -0.5 ± 1.3 nmol/mL, P < .001)

HDLコレステロール値の有意な上昇
(1.4 ± 3.7 versus -2.1 ± 5.1 mg/L, P = .006)、

血中グルタチオンの有意な上昇
といった変化が見出されたということです。


以上のデータから、

糖尿病性腎症患者において、
高用量のビタミンEの12週間投与による脂質代謝改善作用と抗酸化作用が示唆されます。

今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。


ビタミンEについては、下記の報告があります。

ビタミンEサプリメントによるCRP低下効果:メタ解析


ビタミンEのメタ分析:脳出血リスクと脳梗塞予防



抗酸化サプリメントと死亡率のメタ分析 


抗酸化サプリメントのメタ分析@コクランレビュー



ビタミンEによる前立腺がんリスク低下作用 


高用量のビタミンEは骨粗鬆症のリスクではない




ビタミンE
天然ビタミンE[大豆] 30日分
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ビタミンDが10代ダンサーの筋力を向上し障害リスクを減らす [2018年06月14日(木)]
今月のスポーツ生理学の専門ジャーナルに、10歳代のダンサーにおいて、ビタミンDの投与と、障害のリスクおよび筋力との関連を検証した臨床研究が、イギリスのグループ(University of Wolverhampton)から報告されていました。
(Int J Sports Physiol Perform. 2018 Jun 12:1-15.)



先行研究では、

ダンサーの多くがビタミンD不足の状態であること、

ビタミンD低値が、障害リスクの上昇や筋力低下と相関することなどが示唆されています。


今回の研究では、

ダンサーにおいて、

ビタミンDサプリメントの投与による筋力及び障害リスクへの作用が検証されました。



具体的には、

ダンサー84名が参加した4か月間の介入試験として行われ、

19%の被験者がクライテリア対象外あるいは脱落し、

67名のダンサー(女性29名、男性38名、17−19歳)が試験を完了しました。

被験者は、
2:1の割合で介入群と偽薬群に分けられ、

介入群は、120,000IUのビタミンDを1週間の間に投与され、

偽薬群では、同じ回数、偽薬が与えられ、

4ヶ月間の介入前後で、

血液検査、筋肉機能テストなど関連指標が調べられました。

障害の頻度は、学校の独立したヘルスチームにより記録されています。


解析の結果、



まず、介入前の時点では、

被験者の6%がビタミンD欠乏であり、81%がビタミンD不足の状態で、

ビタミンDが充足していたのは13%に過ぎませんでした。


次に、

介入後の測定では、

53%がビタミンD不足であり、

47%が充足に改善しました。


介入群では、

血中ビタミンD値の有意な上昇、
25(OH)D3 (57%; p<0.00)

アイソメトリック強度(等尺性収縮力)の有意な上昇
(7.8%; p=0.022)

が見出されました。



また、

外傷性障害の発生頻度は、

介入群と偽薬群において有意差が見出されています。
(ビタミンD投与群;10.9% vs. 偽薬群;31.8%; p < .02)


以上のデータから、

青少年期のダンサーでは、ビタミンD不足や欠乏が高頻度であること、

ビタミンDサプリメントの投与によって、ビタミンD不足や欠乏の割合が改善し、

同時に、外傷性障害のリスクの低下、筋関連指標の改善が認められることが示唆されます。




近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。

例えば下記の研究があります。

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


線維筋痛症患者はビタミンDが低値:メタ解析


ビタミンD不足が腰痛と相関:メタ解析


統合失調症の発症前にはビタミンD不足と葉酸不足が先行:メタ解析


不妊男性へのビタミンDサプリメントが出生率を上げる


ビタミンKとビタミンDの充足が関節機能の維持に重要


DHCでは、安全性、有効性、経済性(費用対効果)に優れたサプリメントを製品化しています。



ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。








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紅麹などの機能性食品成分がLDLコレステロールを5-25%低下させる:ポジションペーパー [2018年06月13日(水)]
薬理学研究の専門ジャーナル(電子版)に、機能性食品成分による脂質代謝改善作用についてのポジションペーパーが、イタリアの医学系の合同グループから報告されていました。
(Pharmacol Res. 2018 May 30.)



脂質異常症や高コレステロール血症は、心血管疾患のリスクとなることから、食事の見直しに加えて、医薬品の処方やサプリメント・健康食品の利用も行われています。


今回のレビューは、

イタリアの医学薬学および栄養学の学術団体の協働によるポジションペーパーとして、

機能性食品成分によるLDLコレステロール低下作用が検証されました。


具体的には、

LDLコレステロール低下を目的として、

欧州で広く利用されている機能性食品成分として、

植物ステロール、植物スタノール、紅麹(モナコリンK)、ベルベリン、βグルカンの作用が調べられています。

解析の結果、
ポジションペーパーでは、

LDLコレステロール対策のこれらの機能性食品成分は、

単独あるいは組み合わせにより、LDLコレステロール値を5〜25%低下させる作用がある、

と結論付けられました。


また、これらの機能性食品成分は、

心血管疾患の絶対リスクが低い若年者がよい適応になる、とされています。


その他、

これらの成分は、サプリメントであり、自由に購入できるが、

かかりつけ医と患者のコンコーダンスによりシェアされるべきであると考察されています。





脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析




紅麹はレベルAの推奨:国際脂質エクスパートパネル声明文




医薬品では、スタチン剤が広く処方されますが、スタチン剤は内在性コエンザイムQ10濃度を下げてしまうため、スタチン剤服用中にはコエンザイムQ10サプリメントの摂取が必須となります。

最近では、下記の研究が報告されています。



コエンザイムQ10によるスタチン剤の副作用症状抑制効果




スタチン不耐症の脂質異常症患者に対して、紅麹投与による脂質代謝改善作用を示したランダム化比較試験も知られています。

(なお、スタチンおよび紅麹のいずれも、コエンザイムQ10との併用が有用です。)




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。





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葉酸サプリメントによる子癇前症(妊娠高血圧症候群)リスク低下作用:メタ解析 [2018年06月12日(火)]
今月の小児科学の専門ジャーナル(電子版)に、葉酸サプリメントの摂取による子癇前症(妊娠高血圧症候群)リスク低下作用を示した系統的レビュー/メタ解析が、ニュージーランドのグループ(University of Auckland)から報告されていました。
(Paediatr Perinat Epidemiol. 2018 Jun 8.)


子癇前症(妊娠高血圧症候群)は、異常妊娠の1種であり、母体の死亡や障害のリスクとなる病態です。

妊娠高血圧症候群の発症頻度は全妊婦の3〜4%とされ、産科領域における代表的疾患の一つです。
高血圧を主体とし蛋白尿をきたす疾患で、重症化により、肝機能障害や凝固線溶系の異常呼吸循環障害および中枢神経系の異常を含め、致死的な多臓器障害も惹起されます。



葉酸サプリメントの摂取は、妊娠初期における神経管閉鎖障害リスク低減のために推奨されています。


疫学研究では、

母体の葉酸サプリメントの摂取が、その他の出生期におけるアウトカムでの障害に対する予防効果を示すことが示唆されています。


そこで、

今回の研究では、

妊娠中の葉酸サプリメントの摂取と、

子癇前症(妊娠高血圧症候群)および妊娠高血圧症のリスクとの関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

関連論文が検索され、

8報の観察研究がメタ解析の対象となりました。


メタ解析の結果、

葉酸の非摂取群に比べて、

葉酸サプリメントの摂取群では、

子癇前症(妊娠高血圧症候群)のリスクが22%有意に低下していました。
(OR = 0.78, 95% CI 0.63-0.98)


サブグループ解析では、

葉酸サプリメントのみの摂取群と、葉酸サプリメント+マルチビタミンサプリメントの摂取群との間に、子癇前症(妊娠高血圧症候群)リスクでの有意差は認められませんでした。



以上、観察研究のメタ解析データから、

母体の葉酸サプリメントの摂取と、子癇前症(妊娠高血圧症候群)リスク低減との間の相関が示唆されます。


今後、子癇前症(妊娠高血圧症候群)の重症度や葉酸サプリメントの投与時期や期間、マルチビタミンとの併用といった要素との関連も踏まえて、介入研究での検証が期待される分野です。



妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。

葉酸は、神経系の発達にかかわっていることから、神経管閉鎖障害(NTD)だけではなく、自閉症など神経精神関係への有用性も知られています。

自閉症(Autism spectrum disorder、ASD、自閉症スペクトラム障害)は、社会生活での関係性、言語および非言語でのコミュニケーションなどで困難が認められます。


例えば、先行研究では、次のデータが示されています。

葉酸サプリメントの自閉症スペクトラムに対する有用性


妊娠中の葉酸サプリメント摂取が自閉症リスクを低減:系統的レビュー


また、
欧米では、妊娠期間中にはマルチビタミンやマルチミネラルサプリメントの摂取も推奨されます。



妊娠初期に葉酸サプリメントの摂取は、新生児の神経管閉鎖障害予防のために必須です。

厚労省も葉酸サプリメント(栄養補助食品)の利用を推奨しています。

葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。

なお、
葉酸サプリメントに関して、10年ほど前に発表された論文で、
大腸ポリープ切除後の患者で、葉酸サプリメントを1日あたり1000マイクログラム、3年間摂取した場合に、ごく少数にポリープの悪性化が認められたという報告があります。

しかし、その後の疫学研究では、葉酸は大腸がんリスクを低下させることが示されており、その他の研究でも、葉酸サプリメントの摂取と発がんとの関係は否定されています。

そのため、葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240&#13197;の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


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