サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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最新記事
リコピンが心血管リスクを17%低下させる:メタ解析 [2017年03月31日(金)]
今月の分子栄養学研究の専門ジャーナル(電子版)に、リコピンによる心血管リスク低下作用を示したメタ解析が報告されていました。
(Mol Nutr Food Res. 2017 Mar 20)



リコピンは、トマトなどに含まれる赤い色素で、カロテノイド系ファイトケミカルの1種です。
抗酸化作用や抗炎症作用を介して、前立腺がんリスク低減・予防作用が知られています。


リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析



リコピンによる前立腺がんリスク低減効果:メタ解析 




これまでの疫学研究では、トマト製品やリコピンの摂取と、心血管疾患リスク低減との関連が示唆されています。

先行研究でも、次の報告があります。

トマト及びリコピンによる心血管リスク低減効果:メタ解析



さて、今回の研究では、リコピンの摂取と、心血管リスクとの関連についてメタ解析が行われました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(Pubmed, Embase, Web of Science)

収載開始から2016年10月までの研究が検索され、

14報が対象となりました。


解析の結果、

リコピンの摂取と、心血管疾患リスクとの間に有意な負の相関が見出されました。

(リコピンにより17%のリスク低下。RR;0.83, 95% CI: 0.76-0.90)



この相関は、

食事研究でも、
(RR = 0.87, 95% CI = 0.79-0.96)

バイオマーカー研究でも
(RR = 0.74, 95% CI = 0. 62-0.87)

同程度でした。



食事からのリコピン摂取は、

冠状動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)リスクを13%低下、
(RR: 0.87; 95% CI: 0.76-0.98)

脳卒中リスクを17%低下
(RR: 0.83; 95% CI: 0.69-0.96)

させました。


また、リコピンのバイオマーカーに関する研究でも類似した傾向でしたが、

有意な相関が見られたのは脳卒中であり、

脳卒中リスクが35%低下していました。
(RR: 0.65; 95% CI: 0.42-0.87)



以上のデータから、

リコピンの摂取が多いと、心血管疾患リスクが低下するという相関が示唆されます。



DHCでは、リコピン含有サプリメントを製品化しています。

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posted at 23:55 | この記事のURL
ウコン(クルクミン)による運動時の筋肉障害抑制効果 [2017年03月30日(木)]
今月のスポーツ医学の専門ジャーナルに、ウコン(クルクミン)による運動時の筋肉障害の抑制作用を示した臨床研究が、オーストラリアとフランスのグループから報告されていました。
(J Sports Sci Med. 2017 Mar 1;16(1):147-153.)



運動時には、運動負荷による筋肉への機械的な刺激に加えて、大量の活性酸素が発生することによる組織への障害、虚血による障害などが生じます。

ウコンに含まれるファイトケミカルのクルクミンは、抗炎症作用や抗酸化作用を有しており、多くの生活習慣病の予防効果が示されています。


今回の研究では、

運動によって生じた筋肉障害の回復におけるウコン(クルクミン)投与の有用性が検証されました。


具体的には、

ランダム化クロスオーバー私見として、

ラグビー選手10名を対象に、

運動負荷による筋肉障害の48時間前と運動後に、

クルクミン(+ピペリン,黒胡椒抽出物)投与群

偽薬投与群

の2群について、血中CK値や筋肉痛スコアなどの比較が行われました。

(運動直後、24時間、48時間、72時間後)


解析の結果、

運動負荷48時間後の時点において、


膝伸展のピークトルク運動、
(Effect size (ES) = -1.12; CI90%: -2.17 to -0.06)


片足6秒スプリントパフォーマンス
(ES=-1.65; CI90% = -2.51to -0.80)

CMJ(カウンタームーブメントジャンプ)パフォーマンス
(ES = -0.56; CI90% = -0.81 to -0.32)

での中程度から大きな影響が認められました。


また、

運動負荷後72時間のCK値は、偽薬群にて大きな上昇が認められました。
(ES = 3.61; CI90%: 0.24 to 6.98)


この筋肉能の低下、CK上昇は、筋肉障害の誘導によると考えられます。



運動負荷24時間後の時点で、

クルクミン投与群では、

介入前と比べて、スプリントの平均パワーアウトプットの減少が、偽薬群と比べて抑制されていました。

クルクミン投与群;-1.77 ± 7.25%; 1277 ± 153W

偽薬投与群;-13.6 ± 13.0%; 1130 ± 241W

(Effect Size = -1.12; CI 90%=-1.86 to -0.86)

なお、その他の指標に関して、両群間での有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

クルクミンの運動前の摂取により、運動負荷時の筋肉障害抑制作用が示唆されます。




DHCでは、大学との共同研究にて、

DHCのコエンザイムQ10投与によって、運動負荷時の活性酸素による酸化障害の抑制作用を報告しています。



具体的には、

トレッドミルを用いた60分間の持久走の負荷に際して、運動前の1週間、DHCのコエンザイムQ10 およびビタミンC、ビタミンEを摂取した群では、摂取しなかった群に比べて、尿中8-OHdG値の上昇が抑制(=運動による酸化障害の発生が抑制)されたというデータです。

運動習慣を有する場合、

マルチビタミンマルチミネラルに加えて、





コエンザイムQ10、



αリポ酸、



ビタミンC(ハードカプセル)、



ビタミンBミックス


アミノ酸



を利用することが好ましいと考えられます。




コエンザイムQ10は、ATP産生作用や抗酸化作用を介して、さまざまな生活習慣病に効果が示されています。
健康な人や未病の状態では、1日あたり90mg〜110mg程度をベーシックサプリメントとして毎日摂取します。

一方、何らかの疾患があり、補完療法として用いる場合には、1日あたり100mg〜300mg程度の利用になります。

欧州の研究では、
がん患者にコエンザイムQ10を投与することで、生存率が向上したという報告もあります。


また、
臨床的には、がん患者では、放射線や化学療法といった治療あるいは終末期において、
がんに関連した倦怠感(Cancer Related Fatigue:. CRF)が高頻度に出現することが知られています。


コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。






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posted at 23:54 | この記事のURL
オリーブオイルは糖尿病予備軍での肝臓の脂肪蓄積を抑制する [2017年03月29日(水)]
地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。

近年の研究では、

単なるオリーブオイルではなく、

オリーブ由来のポリフェノールが豊富なエクストラバージンオリーブオイルのほうが、優れた機能性を有することが分かってきました。

私は、健康維持のために、この(↓)エクストラバージンオリーブオイルを、毎朝、大さじスプーン1杯、そのまま飲んでいます。





さて、本日の私的なお勉強日記です。

今月の臨床内分泌学の専門ジャーナル(電子版)に、糖尿病予備軍において、単価不飽和脂肪酸のオリーブオイルの豊富な食事の有用性を示した臨床研究が、米国メイヨークリニックのグループから報告されていました。
(J Clin Endocrinol Metab. 2017 Mar 6.)


近年、2型糖尿病の増加が問題となっています。


今回の研究では、

糖尿病予備軍において、

オリーブオイルの豊富な食事と、食物繊維の豊富な食事の有用性の比較が行われました。

具体的には、

メイヨークリニックの臨床研究部門において、

糖尿病予備軍43名を対象に、

介入の前後で、

超音波検査を用いて、同位元素ラベルの75gOGTTにより、肝臓でのインスリン感受性および肝臓内の脂肪の変化が測定されました。



いずれも等カロリーの食事で、

・単価不飽和脂肪酸であるオリーブオイルの豊富な食事の摂取群、

・食物繊維の豊富な食事の摂取群、

・平均的なアメリカの食事の摂取群

の3群について、12週間の介入が行われました。


主アウトカムは、

肝臓の脂肪蓄積、耐糖能、インスリンの産生および分泌能です。



解析の結果、

まず、
体重は、いずれの介入群でも有意差は認められませんでした。

介入前、8週後、12週後の体重は、

・オリーブオイル投与群、
(86.6 ± 3.7 vs. 86.7 ± 3.8 vs. 86.6 ± 3.6 kg)

・食物繊維の豊富な食事群
(85.1 ± 3.5 vs. 84.1 ± 3.6 vs. 84.8 ± 3.9 kg)

・対照群
(88.7 ± 4.0 vs. 90.6 ± 3.1vs. 90.6 ± 3.2 kg)

でした。


また、
糖代謝指標やホルモンの指標でも、各群に有意差は認められませんでした。


一方、

肝臓の脂肪分画は、

オリーブオイル投与群において有意な減少を示しました。
(9.7 ± 2.8% vs. 8.0 ± 2.5%; p < 0.0003)


ただし、

食物繊維の豊富な食事摂取群
(6.9 ± 1.1% vs. 6.3 ± 1.0%; p = 0.25)

および対照群では、
(11.2 ± 2.5% vs. 11.9 ± 2.7%; p = 0.45)

有意な変化は示されていません。


12週間の介入後、

肝臓の脂肪分画は、

対照群に比べて、

オリーブオイルの豊富な食事の摂取群において、有意に低値でした。
(p = 0.01)

一方、食物繊維の多い摂取群では、有意差は認められませんでした。
(p = 0.41)


その他、

インスリンの作用や産生に関しては、

オリーブオイル摂取群と対照群との間に有意差は見出されませんでした。
(p &#8805; 0.11)


オリーブオイル摂取群での介入前後の比較では、

オリーブオイルの摂取により、

インスリン感受性の有意な改善が見出されました。
(p<0.04)


以上のデータから、

糖尿病予備軍において、

単価不飽和脂肪酸であるオリーブオイルの豊富な食事は、
体重を変化させることなく、
肝臓内の脂肪量を減少させ、
全身および肝臓でのインスリン感受性を改善することが示唆されます。



近年の研究では、

単なるオリーブオイルではなく、

オリーブ由来のポリフェノールが豊富なエクストラバージンオリーブオイルのほうが、優れた機能性を有することが分かってきました。



ただし、日本では、JAS基準のオリーブオイルが出回っており、エクストラバージンオリーブオイルの品質が国際基準と比べて、高くありません。


エクストラバージンオリーブオイルの基準は、
IOC(国際オリーブ協会)では酸度0.8%以下、
JASの基準では酸度が2%未満です。

DHCのエクストラバージンオリーブオイルは、
酸度はわずか0.2%以下となっています。





地中海食は、スペインやギリシャ、南フランスなど地中海地方の伝統食です。
野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。

地中海食は、健康増進や疾病予防に有用であることが知られており、多くの研究によってエビデンスが示されています。





地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下







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レスベラトロールの軽度認知障害への有用性 [2017年03月28日(火)]
今月の神経科学の専門ジャーナルに、軽度認知障害患者において、レスベラトロールによる海馬の構造への作用を検証した臨床研究が、ドイツのグループ(Charit&#233; - University Medicine Berlin)から報告されていました。
(Front Neurosci. 2017 Mar 7;11:105)



レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。



先行研究では、
健常な高齢者において、

レスベラトロールサプリメントによる糖代謝改善作用、海馬の機能的結合の改善(RSFC; resting-state functional connectivity)、記憶能の改善などが示唆されています。


そこで、

今回の研究では、

認知症の予備軍である軽度認知障害(MCI)患者において、レスベラトロールの有用性が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検臨床試験として、

MCI患者40名(女性21名、50-80歳)を対象に、

・レスベラトロール投与群(200mg/日、18名)

・偽薬投与群(22名)

の2群について、26週間の試験が行われ、

介入の前後で、糖代謝関連指標が測定され

認知機能検査および

MRIにより海馬の評価(容積、微細構造、RSFC)が行われています。
(3T) (n = 14 vs. 16)


解析の結果、

偽薬群に比べて、

レスベラトロール投与群では、

HbA1cの有意な低下、
(p = 0.059)


右海馬でのRSFCの有意な亢進
(p < 0.001)


左海馬容積の維持が見出されました。
(p = 0.061)


なお、
記憶能に関しては両群に有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

軽度認知障害患者において、

レスベラトロール投与により、糖代謝改善、海馬の容積維持、海馬RSFCの改善が示唆されます。





レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。

レスベラトロールは、長寿関連遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子の活性化を介して、アンチエイジング効果があるのでは、と期待されています。

長寿になるかどうかを確認するためのヒト臨床試験は容易ではありませんが、
最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。




現在、レスベラトロールは、抗酸化作用や抗炎症作用を有し、代謝に好影響を及ぼすことから、健康維持や生活習慣病予防からアンチエイジングの分野で注目されています。




例えば、基礎研究では、

レスベラトロールによるインスリン抵抗性改善作用


レスベラトロールによる糖尿病予防


レスベラトロールによる糖代謝改善作用


レスベラトロールの心不全リスク低減作用


レスベラトロールによる肥満予防のメカニズム



レスベラトロールによる抗がん作用


レスベラトロールによる大腸がん抑制作用


レスベラトロールの抗炎症作用


動脈硬化抑制作用


という報告があり、


ヒト臨床研究では、

レスベラトロールによる肥満者での代謝改善


レスベラトロールによる糖尿病改善作用



レスベラトロールによる脳循環改善


子宮内膜症関連痛に対するレスベラトロールの効果


レスベラトロールによる運動効果@2型糖尿病患者


という報告が知られています。







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posted at 23:53 | この記事のURL
アロマセラピーによるうつ病への有用性:系統的レビュー [2017年03月27日(月)]
補完代替医療の専門ジャーナルに、アロマセラピーによるうつ病への有用性を検証した系統的レビューが、香港のグループ(Hong Kong Polytechnic University)から報告されていました。
(Evid Based Complement Alternat Med. 2017;2017:5869315.)


現代社会において、うつ病は社会的にも個人的にも大きな負担となっている疾患です。


軽症から中等度のうつ病に対しては、
セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)の有効性と安全性が知られています。


セントジョーンズワートは、SSRIやSNRIといった抗うつ薬と同等の効果があり、
かつ、副作用が少ないことが示されています。

セントジョーンズワート 30日分
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さて、今回の研究では、

アロマセラピーによるうつ病への有用性が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースから関連研究が抽出され、
(AMED, CINHAL, CCRCT, MEDLINE, PsycINFO.)

系統的レビューが行われました。


アロマセラピーのうち、

芳香療法5報、、

アロマセラピーマッサージ7報

が対象となりました。


芳香療法での吸入時間は、
5分、10分、15分-20分程度であり、

回数は、1回のみの試験から8週間にわたり毎日、というものまででした。

また、
マッサージでは1時間程度です。


芳香療法で用いられたアロマセラピーの精油は、

ラベンダーオイルが多く、

その他にベルガモットやバラ(ローズ)があり、

ユズ(柚子)精油も1報で用いられていました。


解析の結果、


7報で、うつ病の症状改善作用が見出されました。

(アウトカム指標は、MADRS、POMS、CES-D、HADS、EPDS、BIDなどが用いられています。)


論文著者らは、

アロマセラピーによるうつ病への一定の有用性が示唆されると考察しています。



アロマセラピーでは、精油の種類や質、研究の質などが常に問題になりますが、この系統的レビューでは、先行研究との比較や個別の研究の質などについて詳しく考察されています。




最近の研究では、


アロマセラピー+マッサージによる乳がん患者のQOL改善作用




アロマセラピーによる認知症改善作用



ベルガモット精油アロマセラピーによるストレス軽減効果




月経困難症に対するアロマセラピーの効果




アロマセラピーによるストレス軽減効果:メタ解析



アロマセラピーによる術後の鎮痛効果



アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師



アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者


も示されています。



なお、
日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。






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ルテインの血中濃度と認知機能が相関する [2017年03月26日(日)]
老年医学の専門ジャーナルに、高齢者において、ルテインの血中濃度と認知機能との関連を調べた疫学研究が、英国とアイルランドのグループから報告されていました。
(J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2017 Jan 20.)


ルテインは、カロテノイド系ファイトケミカルの1種で、ホウレン草やコーン、卵黄に多く含まれています。

ルテインとゼアキサンチンは、キサントフィルと総称されます。



血中のルテインやゼアキサンチンの低値と、

高齢者での認知機能の低下との関連が示唆されています。


今回の研究では、

アイルランドでの老化に関する縦断研究の一環として、
(Irish Longitudinal Study on Ageing)

50歳以上の4,076名を対象に、

血中キサントフィル類と認知機能との関連が検証されました。


解析の結果、

血中ルテインとゼアキサンチンが高値であると、

全般的な認知機能、記憶、執行能に関連するスコアが有意に高いという関連が見出されました。

また、
血中ゼアキサンチンの高値は、処理速度の高スコアとの関連も見出されました。


以上のデータから、

高齢者において、

血中ルテインが高値であると認知機能が維持されている、という相関が示唆されます。


ルテインは、眼の網膜に集積してブルーライトから網膜を守る作用を持っています。


今回の研究では、ルテインの高値が独立した因子として、認知機能の高スコアの有意な相関が示されています。

因果関係については、
ルテインの直接あるいは間接的な働きが認知機能に好影響を与えるのか、あるいは、ルテインの高値となるようなライフスタイルにおいて、食生活などの他の因子による働きなのか、さらに検討が必要と考えられます。




ルテインは、眼科領域のサプリメントとして機能性が確立しています。

具体的には、加齢黄斑変性症の予防に有用であるとして、日本眼科学会のガイドラインでも摂取が推奨されている成分です。


最近では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用


また、
次のような研究も知られています。


ルテインによる肌質改善効果


ルテイン 光対策 30日分【機能性表示食品】
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機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。



イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析


イチョウ葉エキス


イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用


イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ


イチョウ葉エキスの有効性と安全性


イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用


イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー


PS(ホスファチジルセリン)サプリメント


PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用


エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル


エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果


大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析



・ビタミンB群

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果



一般に、認知機能への効果を期待する場合には、ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(EPADHA)、イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。

また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。

DHCでは、複合サプリメントも製品化しています。







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オバマケア・移動日 [2017年03月25日(土)]
今日は移動日でした。

ニュースでは、オバマケアの代替案に関して、採決断念が大きく報道されていました。

米国では、先進国中で、GDPにしめる医療費のコストが高いことや、勤労世代での無保険者が多いことなど多くの課題があります。

セーフティーネットとしての公的保険/皆保険は、必要と思います。

↓移動中の風景です。





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ベリー由来ポリフェノールによるインスリン抵抗性改善作用 [2017年03月24日(金)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、ストロベリーとクランベリーの摂取によるインスリン抵抗性改善作用を示した臨床研究が、カナダのグループ(Laval University)から報告されていました。
(Br J Nutr. 2017 Mar 14:1-13)


植物性食品に含まれるポリフェノール類は、抗酸化作用や抗炎症作用を介して、生活習慣病の予防や改善作用が示唆されています。


今回の研究では、
肥満者において、ストロベリーとクランベリーのポリフェノールによる糖代謝および脂質代謝への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検比較試験として、

肥満あるいは過体重の被験者41名を対象に、

・ベリーポリフェノール投与群
(333mgのストロベリーとクランベリーのポリフェノール投与群)

・偽薬投与群

の2群について、6週間の介入が行われ、

糖代謝関連指標が測定されています。



解析の結果、

ベリーポリフェノール類投与群では、

偽薬投与群に比べて、


インスリン感受性の有意な改善が認められました。

(+0&#183;9 (sem 0&#183;5)×10-3 v. -0&#183;5 (sem 0&#183;5)×10-3 mg/kg per min per pmol, respectively, P=0&#183;03)



偽薬群に比べて、ベリーポリフェノール投与群では、

OGTTの30分値にて、

インスリン分泌の有意な促進が見出されました。
(P=0&#183;002)


なお、

脂質指標や炎症マーカー、酸化ストレスの指標には、両群間に有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

肥満者において、

ベリーポリフェノール投与による糖代謝改善作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待されます。



植物性食品に含まれるポリフェノールは、抗炎症作用や抗酸化作用を有しており、

健康増進作用や生活習慣病のリスク低減効果が示唆されています。

(ポリフェノールはフェノールを有する構造の物質なので、ファイトケミカル類という表現が、より広くカバーします。具体的には、カロテノイド類、フラボノイド類など数千種類以上になります。)

関連した研究として、次の報告があります。


クランベリーポリフェノールによる血管機能の改善効果





DHCでは、ポリフェノール含有サプリメントを製品化しています。



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クランベリーが尿路感染症を予防する:メタ解析 [2017年03月23日(木)]
今月の泌尿器科学の専門ジャーナル(電子版)に、クランベリーによる尿路感染症予防効果を検証した系統的レビュー/メタ解析が、ポルトガルのグループ(Universidade da Beira Interior)から報告されていました。
(J Urol. 2017 Mar 10.)



尿路感染症は、女性に多く見られる疾患であり、発症時には抗生物質での治療が行われます。

しかし、再発しやすいこと、抗生剤の多用による副作用や耐性菌の課題があります。

機能性食品素材では、クランベリーエキスによる尿路感染症のリスク低減効果が知られています。

クランベリー(Vaccinium macrocarpon)の果実(果汁)は、有効成分としてアントシアニン類やキナ酸、トリテルペン類、カテキン類、タンニン類、フラボノール類を含み、膀胱や尿道への細菌付着を抑制する作用があります。


クランベリーに含まれるフラボノール類やフラバン-3-オールによる機能性が示されています。


さて、

今回の研究では、

クランベリーの摂取と、尿路感染症の予防との関連が検証されました。


具体的には、

PRISMA声明に合致するランダム化比較試験を対象に、

系統的レビューとメタ解析が行われました。



解析の結果、

クランベリー製品の摂取により、

尿路感染症の発症リスクが32.5%有意に低下させたという相関が見出されました。

(WRR=0.6750; 95% CI:0.5516-0.7965; p-value<0.0001)


また、

層別解析では、

尿路感染症のリスクが高い群において、

(再発を繰り返す群など)

クランベリー摂取の効果がより顕著であったということです。



今回のデータから、

クランベリーの摂取による尿路感染症の予防/発症リスク低減効果、

尿路感染症の再発リスク低減効果、

抗生物質利用の減少効果が示唆されます。



クランベリー果汁は酸味が強いため、そのままでは食用に向かず、一般に甘味料が添加されます。


尿路感染症の再発予防に対して、果汁の代わりにクランベリーのサプリメントも広く利用されています。


最近の研究では、下記の報告があります。


クランベリーによる尿路感染症の再発予防効果:臨床研究



クランベリーポリフェノールによる血管機能の改善効果







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プロバイオティクスが2型糖尿病での心血管リスクを改善:メタ解析 [2017年03月22日(水)]
臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、2型糖尿病患者において、プロバイオティクス摂取による心血管リスクへの働きを検証した系統的レビューとメタ解析が報告されていました。
(Clin Nutr. 2017 Feb 24.)



乳酸菌やビフィズス菌などプロバイオティクスの摂取により、
空腹時血糖値の改善作用が示唆されています。

最近の研究では、次の報告があります。

プロバイオティクスが糖尿病での糖代謝を改善:メタ解析


さて、

今回の研究では、

糖尿病患者において、高血圧や脂質異常に対するプロバイオティクスの作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, ISI Web of Knowledge, Scopus, The Cochrane Library, ClinicalTrials.gov,)

2016年5月までに収載された関連文献が検索され、

ランダム化比較試験11報、641名のデータが調べられています。


解析の結果、

2型糖尿病患者では、

偽薬群に比べて、

プロバイオティクス摂取群では、


収縮期血圧の有意な低下、
(WMD, -3.28 mmHg; 95% CI, -5.38 to -1.18)

拡張期血圧の有意な低下、
(WMD, -2.13 mmHg; 95% CI, -4.5 to 0.24)

LDLコレステロール値の有意な低下、
(WMD, 8.32 mg/dl; 95% CI, -15.24 to -1.4)

総コレステロール値の有意な低下、
(WMD, -12.19 mg/dl; 955 CI -17.62 to -6.75)

中性脂肪値の有意な低下
(WMD, -24.48 mg/dl; 95% CI, -33.77 to -11.18)

が見出されたということです。


なお、研究の質にはばらつきが認められました。



今回の系統的レビュー/メタ解析から、

2型糖尿病患者において、

プロバイオティクスの利用による高血圧および脂質異常症改善作用が示唆されます。


プロバイオティクスおよびプレバイオティクスは、生活習慣病の予防や改善のための補完療法として有用と考えられます。




DHCでは、プロバイオティクスとして、


ビフィズス菌+オリゴ糖




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などを製品化しています。



また、プレバイオティクスとしては、

食物繊維



があります。





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コーヒーの摂取とがんリスク:メタ解析 [2017年03月21日(火)]
今月のがん予防研究の専門ジャーナルに、コーヒーの摂取と、がんリスクとの関連を調べたレビュー論文が、イタリアのグループ(University of Milan)から報告されていました。
(Eur J Cancer Prev. 2017 Mar 10.)


これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。


コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。


今回の研究では、コーヒーの摂取と、がんリスクとの関連が検証されました。

具体的には、2016年5月までに報告された研究が対象となり、

あらゆる部位のがんのリスクに対するコーヒーの摂取の影響調べられています。


メタ解析の結果、

まず、

1日あたり1杯のコーヒーの摂取と、全がんリスクとの間に有意な関連は見出されませんでした。
(RR;1.00 [95% CI: 0.99-1.01])


次に、
部位別のがんに関する解析では、

1日あたり1杯のコーヒーの摂取により、肝臓がんリスクが15%低下するという相関が見出されました。
(RR; 0.85, 95% CI: 0.81-0.90)

肝硬変および肝逸脱酵素に対しても好影響が認められました。


また、子宮体がんリスクに対しては、

1日1杯のコーヒーあたり、8%のリスク低減が見いだされました。
(RR 0.92, 95% CI: 0.88-0.96)


さらに、口腔がんや食道がん、前立腺がんについても同様の結果でした。

その他、

症例対照研究やコホート研究では、

大腸がんリスク低減作用も示されています。

なお、
膀胱がんについては、一定したデータではありませんでした。
(交絡因子である喫煙の影響が残存しているためということです。)

また、
妊娠中のコーヒーの摂取と、小児の白血病リスク増加についても、一致したデータは認められませんでした。


胃がん、すい臓がん、肺がん、乳がん、卵巣がんなどについては、コーヒーの摂取との相関は見出されていません。




これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制




DHCでは、各種のお茶・ハーブティー・コーヒー、カフェイン抜きの飲料などを製品化しています。




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妊娠中のマルチビタミンサプリメントが小児の多動性リスクを低減 [2017年03月20日(月)]
今月の神経栄養学の専門ジャーナルに、妊娠前から妊娠期間中のマルチビタミンサプリメントの摂取が、小児の多動性障害およびADHD (注意欠陥・多動性障害)のリスクを低減することを示した研究が、デンマークと米国のグループから報告されていました。
(Nutr Neurosci. 2017 Mar 9:1-9.)



妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


欧米では、妊娠期間中にはマルチビタミンやマルチミネラルサプリメントの摂取も推奨されます。


さて、

今回の研究では、

妊娠期間中の葉酸サプリメントあるいはマルチビタミンサプリメントの摂取と、HKD(多動性障害)およびADHD (注意欠陥・多動性障害)リスクとの関連が検証されました。



具体的には、

デンマークの全国データベースを用いて、

7歳までに両親に、HKDあるいはADHDと診断された(もしくは投薬を受けた)記録が対象となり、

母親の妊娠前から妊娠初期(妊娠前の最後の生理前の4週間から、8週後)の葉酸あるいはマルチビタミンサプリメントの利用との関連が検証されました。


解析の結果、

384 名(1.1%)の小児がHKDと診断され、

642 名(1.8%)の小児が ADHD のための医薬品を服用していました。


サプリメントとの関連では、

妊娠初期のマルチビタミンサプリメントの利用により、

HKDのリスクが30%有意に低下、
(aHR: 0.70, 95% CI: 0.52-0.96)

ADHDでの医薬品服用が21%有意に低下
(aHR: 0.79, 95% CI: 0.62-0.98)

という相関が見出されました。

なお、

葉酸サプリメントとHKDやADHDとの有意な関連は認められていません。


以上のデータから、

妊娠初期におけるマルチビタミンサプリメント利用により、

小児の多動性障害リスクの低下、ADHD (注意欠陥・多動性障害)に対する医薬品の服用の減少が示唆されます。


妊娠中は、バランスの取れた食事に加えて、マルチビタミンおよびマルチミネラルサプリメントの摂取が必須です。


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統合医療モデルの共通項@米国とドイツ [2017年03月19日(日)]
がん研究の専門ジャーナルに、統合医療モデルについて、米国とドイツの施設を比較した研究が、オーストラリアのグループ(University of Sydney)から報告されていました。
(Support Care Cancer. 2017 Jan 25.)


統合医療(Integrative medicine, IM)は、欧米では1990年代から注目され始めた理念であり、米国では、メインストリームで受け入れられ、アカデミックコンソーシアムが構築されています。

(日本では残念ながら、補完代替医療と統合医療の区別が理解できていないような、頓珍漢な発言をよく聞くことがあります。)

さて、
今回の研究では、

米国とドイツの6つの施設を対象に、

ヘルスケアにおける統合医療モデルの主な因子について検証がされました。


28項目にわたる調査が行われた結果、

6つの統合医療施設に共通していた項目は、

(1) 補完代替医療(CAM)の提供において、家庭医(GP)の関与があること、

(2) CAMサービスに対して、GPなどからの紹介状や推薦が必要であること、

(3) 統合医療医(integrative physician, IP)が「ゲートキーパー」として関与していること、

(4) 研究、教育、臨床の3分野に焦点があること、

(5)アカデミックな活動が進行していること、

でした。


また、

主な要素のうち、米国とドイツの間で相違がみられた点は、

・CAMサービスに対するGPの紹介に対する要求水準、

。IMサービス提供における違い:利用されるCAMの相違

・患者にとってのCAMサービスへのアクセス可能性、

・医療チームメンバーと、患者との相互の関係性

・CAM/IMに対する受け止め方

・患者中心ケアの受け止め方

でした。


支持の基盤となる要素は、

統合医療のヘルスケア理念における文化的側面、

IMプログラム内でのコミュニケーション、

IMサービス提供を可能にするリソース、

であり、

これらが統合医療の枠組みにおいて、患者を後押しし、チーム医療に影響を与える、ということです。


以上のデータから、

論文書者らは、

統合医療モデルでのヘルスケアを提供するには、

全てのステークホルダー間での相互協力が必要であること、

また、

統合医療の実践をサポートするための包括的な枠組みの構築には、

有効で安全な患者ケアの促進が要求される、

と考察しています。



日本では、統合医療について、「医療モデル」と「社会モデル」が提唱されています。

全人的、患者本位、個別化医療といったキーワードがあります。

また、IMの特長として、CAMを評価し、場合によってはベストプラクティスとして取り入れるということがあります。

サプリメントは、CAMの中で最も利用率が高いことが分かっています。



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ビタミンCとカロテノイド類の摂取が多いと肺がんリスクが低い [2017年03月18日(土)]
がん研究の専門ジャーナルに、ビタミンCおよびカロテノイド類の摂取と、肺がんリスクとの関連を調べた疫学研究が、英国とカナダのグループから報告されていました。
(Front Oncol. 2017 Feb 28;7:23.)



野菜や果物には抗酸化ビタミン類やファイトケミカルが含まれており、

抗酸化作用や抗炎症作用を介したがん予防/リスク低減効果が示唆されています。



今回の研究では、

カナダにおいて、ビタミンCおよびカロテノイド類の摂取と、肺がんリスクとの関連が検証されました。



具体的には、


ケベック州モントリオールでの1996年から2002年にかけて、

肺がんに関する症例対照研究として、

肺がん症例1,105例、

健常対照群1,449例

について、過去2年間の49種類の野菜と果物の摂取データが調べられ、

βカロテン、αカロテン、βクリプトキサンチン、ルテイン/ゼアキサンチン、リコピン、ビタミンCの摂取と、

肺がんリスクとの関連が解析されました。


摂取量の3分位で最高群は、最低群に比べて、肺がんリスクが、


βカロテンでは34%のリスク低下
(OR 0.66, 95% CI&#8201;=&#8201;0.51-0.84)

αカロテンでは30%のリスク低下
(OR 0.70, 95% CI&#8201;=&#8201;0.55-0.90)

βクリプトキサンチンでは35%のリスク低下
(OR 0.65, 95% CI&#8201;=&#8201;0.51-0.84)

リコピンでは25%のリスク低下
(OR 0.75, 95% CI&#8201;=&#8201;0.59-0.95)


ビタミンCでは26%のリスク低下
(OR 0.74, 95% CI&#8201;=&#8201;0.58-0.96)

という相関が見出されました。



また、

βカロテン、αカロテン、βクリプトキサンチン、リコピンによる肺がんリスク低減効果は、男性のヘビースモーカーでも見出されています。

女性のヘビースモーカーでは、ビタミンCによるリスク低減効果が認められました。


以上のデータから、

カロテノイド類の摂取およびビタミンCの摂取による、肺がんリスク低減作用が示唆されます。



これらの機能性食品成分をサプリメントから補うのであれば、次の製品が利用できます。

マルチカロチン 30日分
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ロディオラ・ロゼア(紅景天)による抗疲労作用 [2017年03月17日(金)]
補完医療研究の専門ジャーナルに、ロディオラ・ロゼア(紅景天)による慢性疲労の改善作用を示した臨床研究が報告されていました。
(Complement Med Res. 2017;24(1):46-52.)


紅景天(こうけいてん)(ロディオラ・ロゼア、学名Rhodiola rosea)とは、アジアから欧州、北米にかけての高地にみられる薬用植物です。

有効成分として、サリドロサイドsalidrosideというフェニルプロパノイド配糖体が存在します。

サプリメントでは、アダプトゲンとして用いられており、
紅景天(ロディオラ・ロゼア)による抗ストレス作用や抗疲労作用、抗うつ作用、認知機能の改善作用等が注目されています。



さて、今回の研究では、

ロディオラ・ロゼアによる慢性疲労に対する働きが検証されました。


具体的には、

持続する疲労、慢性疲労の症状を有する被験者100名を対象に、

ロディオラ・ロゼア根エタノール抽出物含有製品(WS&#174; 1375)が、400mg(分2)の用量にて8週間投与され、

疲労に関連する指標が調べられています。



解析の結果、

顕著な変化(疲労症状の軽減)が、投与1週間後以降に認められました。

投与期間中に疲労の軽減作用が継続し、

8週間後の時点で、有意な疲労軽減効果が見出されたということです。

なお、

有害事象は軽度であり、安全性に問題はないと考えられました。



以上のデータから、

ロディオラ・ロゼアによる慢性疲労の軽減作用が示唆されます。


今後、さらに質の高い研究による検証が期待されます。



DHCでは、疲労回復に関係する機能性食品として、次のサプリメント製品があります。

イミダゾールペプチド 30日分
話題のパワフル成分で “脱ヘトヘト”へ





コエンザイムQ10 ダイレクト 30日分【機能性表示食品】
[還元型コエンザイムQ10] 110mg! 日々の疲労感を軽減して、若々しく!






醗酵黒セサミン プレミアム 30日分
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うつ病に対するクルクミン(ウコン)の有用性:メタ解析 [2017年03月16日(木)]
うつ病に対するクルクミンの有用性を検証したメタ解析が、シンガポールとオーストラリアのグループから報告されていました。
(J Am Med Dir Assoc. 2017 Feb 21.)


ウコンに含まれるファイトケミカルであるクルクミンcurcuminでは、細胞内情報伝達機構が詳細に示されており、NF-κB抑制を介した抗炎症作用が確立しています。

これまでに数十報以上の臨床研究によって、心血管疾患、内分泌代謝疾患、関節症、精神疾患における有用性が示されてきました。

作用機序は、抗炎症作用、抗酸化作用、神経保護作用などが想定されいます。


さて、
今回の研究では、

うつ病に対するクルクミンの有用性が検証されました。



具体的には、主要医学データベースを用いて、

(PubMed, Ovid, Clinical Trials Register of the Cochrane Collaboration Depression, Anxiety and Neurosis Group (CCDANTR))

1960年1月1日から2016年8月1日の間の英文論文が検索され、

臨床試験6報、377名の患者データが対象となり、偽薬群とクルクミン投与群との比較が行われました。


メタ解析の結果、

うつ病の指標であるHRSDスコアの有意な改善が認められ、
(Hamilton Rating Scale for Depressionスコア;-0.344, 95% CI -0.558 to -0.129; P = .002)

クルクミンによるうつ症状の軽減作用が支持されました。


また、3報では、
クルクミンによる有意な抗不安作用も示されています。



その他、
いずれの臨床試験でも、有害事象は認められませんでした。

なお、
研究の限界として、
投与期間は、4週から8週であること、

オープン試験1報と一重盲検試験1報が含まれること

があげられています。



以上のデータから、

うつ病患者への投与に際して、

クルクミンは、安全性が高く、

うつ症状の軽減に対する一定の有用性が示唆されます。

今後、長期投与も含めて、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。


DHCでのウコンサプリメントには、下記の製品があります。


濃縮ウコン 徳用90日分
3種のウコンパワーで不調をブロック





DHC速攻ウコンゼリー 3包入
酒席のお供「速攻ウコン」の、常備&携帯に便利なゼリータイプ!





なお、
軽症から中等度のうつ病に対しては、
セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ、学名Hypericum perforatum)の有効性と安全性が確立しています。

セントジョーンズワートは、SSRIやSNRIといった抗うつ薬と同等の効果があり、
かつ、副作用が少ないことが示されています。

そのため、
欧米では、セントジョーンズワートがうつ状態に対して広く利用されています。



セントジョーンズワートはSSRIと同等の抗うつ作用を示す



うつ病治療におけるセントジョーンズワートの費用対効果




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posted at 23:56 | この記事のURL
ビタミンDによる子宮内膜増殖症への作用 [2017年03月15日(水)]
今月の内分泌腫瘍学の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンDによる子宮内膜増殖症への働きを検証した臨床研究が、イランのグループ(Kashan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Horm Cancer. 2017 Mar 10.)



ビタミンDは、抗炎症作用や免疫調節作用、抗がん作用など多彩な働きを有しており、

生活習慣病予防、未病対策のベーシックサプリメントとして広く利用が推奨されます。


転倒骨折予防として、

ビタミンDサプリメントによる健康寿命の延伸

も重要です。



DHCでは、ビタミンD3サプリメント(1,000 IU)を製品化しています。





さて、今回の研究では、

ビタミンDの摂取による内分泌代謝の改善および酸化ストレスの軽減を介したがんリスクへの作用が検証されました。



具体的には、

前がん病変とされる子宮内膜増殖症(EH)への作用を調べるために、

(子宮体癌取扱い規約では、子宮内膜増殖症および子宮内膜異型増殖症は「上皮性腫
瘍と関連病変」の項目中後者の関連病変として分類)



組織生検により子宮内膜増殖症(EH)と診断された患者60名を対象に、

・ビタミンD3サプリメント投与群
(50,000 IUを2週間ごとに12週間投与)

・偽薬投与群

の2群について介入が行われました。



解析の結果、

まず、血中ビタミンD値(25(OH)D)は、

12週間後の時点で、

偽薬群に比べて、

ビタミンD3サプリメント投与群において有意に増加していました。

(+12.0 ± 10.4 vs. +1.9 ± 7.1 ng/mL, P < 0.001)


また、

偽薬群に比べて、

ビタミンDサプリメント投与群では、

空腹時血糖値の有意な低下、
(-1.6 ± 7.0 vs. +2.1 ± 6.1 mg/dL, P = 0.03)

血中インスリン値の有意な低下、
(-0.8 ± 1.9 vs. +1.1 ± 3.5 μIU/mL, P = 0.01)

インスリン抵抗性(HOMA-IR)の有意な改善、
(-0.2 ± 0.6 vs. +0.3 ± 0.8, P = 0.01)


インスリン感受性指標(QUICKI)の有意な改善
(+0.003 ± 0.01 vs. -0.01 ± 0.02, P = 0.02)

が認められました。


さらに、

偽薬群に比べて、

ビタミンD3サプリメント投与群において、


炎症マーカーである血中hs-CRPの有意な減少、
(-1.9 ± 2.8 vs. -0.003 ± 2.0 μg/mL, P = 0.003)

抗酸化能の指標であるTACの有意な増加
(+62.5 ± 53.5 vs. +7.5 ± 34.1 mmol/L, P < 0.001)

が認められました。


以上のデータから、

子宮内膜増殖症と診断された今回の被験者群において、

ビタミンD3サプリメント(2週間ごとに50,000 IUを12週間)の投与によって、

糖代謝改善作用、抗炎症作用、抗酸化能の亢進が示唆されます。


今後、前がん病変としての子宮内膜増殖症の予後に対して、ビタミンD3の臨床的意義の検証が期待される分野です。




近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。


一般に、
健康保持や疾病予防、ヘルシーエイジングを目的としたビタミンD3サプリメントは、

1日あたり

25マイクログラム(1,000 IU)から、50マイクログラム(2,000 IU)が推奨されます


ビタミンD3サプリメントは、安全性、有効性、経済性に優れていますので、健康保持や疾病予防、あるいは多くの疾患での栄養状態を改善する前提条件に、ベーシックサプリメントとして広く利用されることが推奨できます。



多くの生活習慣病や慢性疾患、難治性疾患の患者群において、ビタミンD低値が示されており、ビタミンDサプリメントの臨床的意義が注目されています。

米国での関連学会は、下記の推奨をしています。


米国老年医学会は、1日あたり4,000 IUを推奨

米国老年医学会(AGS)では、高齢者における転倒や骨折を予防するために、血中ビタミンD値(25OH-D)が30 ng/mL (75 nmol/L)は必要としています。

そして、ビタミンDの推奨量は、1日あたり4,000 IUとしています。

(これは、食事、サプリメント、日光暴露による総量です。
なお、この量は、現実的には食事のみからでは不可能であるため、サプリメントを利用することになります。)


米国内分泌学会は、1日あたり1,500 IU〜2,000 IUを推奨

米国内分泌学会のガイドラインでは、1日あたりの所要を男女とも年齢によって、次の3段階に分けています。
1歳未満の乳児は400〜1,000 IU、
1歳〜18歳では600〜1,000 IU、
19歳以上では1,500 IU〜2,000 IU


サプリメントでは、ビタミンD3が用いられます。





日本からの報告では、

ビタミンDサプリメントのインフルエンザ予防効果


が知られています。


また、さまざまな生活習慣病では、血中ビタミンD値が低いことが知られており、健康保持や疾病予防のために、ビタミンDサプリメントの摂取が推奨されます。


(欠乏症の予防ということでは通常の食事からでも補えますが、疾病予防という目的では、1日あたり1,000〜2,000
IUの摂取が必要であり、サプリメントを利用することになります。)



今日では、ビタミンD欠乏症の典型例のような疾患は少ない一方、血中ビタミンDの低値が広く認められることから、生活習慣病の予防やアンチエイジングを目的としたビタミンDサプリメントの利用が推奨されます。


日本人の間でも、ビタミンDの潜在的不足/欠乏が顕著になっています。


たとえば、
日本人妊婦の90%がビタミンD不足


血中ビタミンD値が高いと大腸腺腫リスクが低い

というデータがあります。




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。







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posted at 23:58 | この記事のURL
プロポリスによる糖代謝改善作用 [2017年03月14日(火)]
今月の統合医療の専門ジャーナルに、プロポリスによる糖代謝改善作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Shahid Sadoughi University of Medical Sciences)から報告されていました。
(J Integr Med. 2017 Mar;15(2):124-134)




プロポリスとは、みつばちがユーカリやポプラなどの樹木から集めた植物成分に、みつばちの分泌物が合わさって作られた物質です。

プロポリスは強い殺菌作用および抗酸化作用をもっており、みつばちはプロポリスを巣の構築物として用いることで、腐敗や微生物の害から巣の内部を守っています。

ギリシャ語でプロポリスの「プロ」は「守る(防御)」、ポリスは「都市(巣のこと)」を意味します。

有効成分はフラボノイド系ファイトケミカルであり、ケルセチン、ピノセンブリン、ピノバンクシン、ガランギン、ケンフェロール、クリシン、ナリンゲニン等が存在します。


これまでの研究により、プロポリスは、

抗菌作用、抗炎症作用、免疫調節作用、抗酸化作用、抗糖尿病作用などが知られています。


今回の研究では、

2型糖尿病における糖代謝および脂質代謝に対するプロポリスの働きが検証されました。

具体的には、

ランダム化比較試験として、

2型糖尿病患者66名を対象に、

・プロポリス投与群
(300mg×3回/日)

・偽薬投与群

の2群について12週間の投与が行われ、

糖代謝および脂質代謝関連指標が測定されています。



解析の結果、


まず、

空腹時血糖値の両群での変化には、有意差が見出されました(P = 0.01)。

プロポリス投与群での変化:17.76 ± 27.72mg/dLの減少

偽薬群での変化:6.48 ± 42.77mg/dLの増加


また、
HbA1cの変化も、同様でした。


さらに、

総コレステロールの変化についても、両群間で有意差が見いだされました(P = 0.01)。

プロポリス投与群での変化:5.16 ± 43.80mg/dL の増加

偽薬群での変化:28.9 ± 27.4 mg/dL の増加

LDLコレステロールでも同様の傾向でした。

その他の指標には両群間に有意差は認められていません。


以上のデータから、

2型糖尿病患者において、

1日あたり900mg(分3)のプロポリスの12週間投与により、

糖代謝の改善、コレステロールの上昇抑制作用が示唆されます。


なお、2型糖尿病も含めて、生活習慣病対策としての食事養生に、

DHCでは、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。






プロポリスは、原産地によって植物に由来する成分が異なります。


これは、みつばちが集めてくる樹脂が、地域によって異なる植生を反映するためです。

一般に、日本や中国、オーストラリア、欧州、南米で採取されたプロポリスがサプリメントとして製品化されています。




プロポリスには、red propolisやgreen propolisといった種類があり、それぞれが民間療法で用いられており、特に明確な区別はされてきませんでした。


ブラジル産の赤プロポリスには、formononetin や biochanin Aといった成分が含まれています。



最近の研究では、次の報告があります。



プロポリスによる2型糖尿病での腎機能への好影響



ブラジル産赤プロポリスによる抗炎症作用



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posted at 23:52 | この記事のURL
ラベンダーアロマセラピーの認知症デイケアでの有用性 [2017年03月13日(月)]
薬理学研究の専門ジャーナルに、認知症デイケア施設におけるラベンダーアロマセラピーの有用性を検証した臨床研究が、米国のグループ(University of Florida)から報告されていました。
(J Drug Assess. 2017 Jan 23;6(1):1-5)


アロマセラピー(アロマテラピー、芳香療法)は、

リラクセーションだけではなく、

医療分野において、補完療法としての応用研究が行われています。




特に注目されるのは、認知症の関連症状の改善作用です。



今回の研究では、

認知症デイケアセンターにおいて、

主アウトカムとして、

ラベンダーにより、

行動・心理上の症状(例えば徘徊、焦燥性興奮、怒り、不安など)への作用

また、
副アウトカムとして、

行動・心理症状の頻度と、

年齢、性別などの関連について検証が行われました。




具体的には、

NPO組織による認知症成人デイケア施設において、

日中のモニタリングを必要とする、65歳以上の認知症患者を対象に、

1日2回、20分間のラベンダーアロマセラピーを2か月間実施し、

介入の前後で行動・心理症状の比較が行われています。



解析の結果、

まず、
行動・心理症状の全体の頻度は、介入の前後での有意差は認められませんでした。
(p&#8201;=&#8201;.06)




次に、

介入の前後で、

焦燥性興奮の頻度(総数)は、有意な減少を示しました。
(129 vs. 25; p value&#8201;<&#8201;.01)




その他の指標では、

有意差は認められていません。



年齢コホートでは、

85歳から100歳の群に比べて、

70歳から85歳の群でAGTは、有意に低下していました。
(p value&#8201;=&#8201;.04)


以上のデータから、

ラベンダーアロマセラピーによる、
認知症患者の焦燥性興奮の改善作用が示唆されます。

(この効果は、70歳から85歳の年齢層によりより顕著でした。)



アロマセラピーによる認知症の症状改善作用は、複数の研究によって支持されています。


例えば、日本での研究では、

アロマ精油のディフューザーを用いて、


午前中の2時間、ローズマリー+レモン

午後の2時間、ラベンダー+オレンジ

のアロマセラピーによる効果が知られています。





DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。




認知症に対するアロマセラピーのプロトコールは、



朝9:00−11:00の2時間

レモン2滴 & ローズマリー4滴

(1滴は0.02cc)

をアロマディフューザーで。


夕方19:30−21:30の2時間

オレンジ2滴 & ラベンダー4滴
(1滴は0.02cc)


です。



DHC製品では、



レモン(オーガニック)840円 5ml



ローズマリー(オーガニック) 892円 5ml 




夕方

オレンジスウィート(オーガニック)840円 5ml




ラベンダー(オーガニック) 1575円 5ml




となります。



1瓶あたり精油が5ml入っていますので、


1回4滴0.08ml  62回分

1回2滴 0.04ml 125回分


として、

1瓶で

2か月から4か月間、利用できます。



認知症に対して、アロマセラピーは、費用対効果の高い、安全な補完療法と考えられます。





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posted at 23:57 | この記事のURL
トンカットアリによる男性の性機能改善効果:系統的レビュー [2017年03月12日(日)]
生薬研究の専門ジャーナルに、トンカットアリによる男性の性機能改善作用を示した系統的レビューが、マレーシアのグループ(National University of Malaysia)から報告されていました。
(Chin J Nat Med. 2017 Jan;15(1):71-80)



トンカット・アリ(学名Eurycoma longifolia)は、東南アジア原産のハーブで、マレーシアの民間療法では強壮・催淫薬として用いられてきました。


近年、マレーシアを中心に、トンカット・アリ(Tongkat Ali)に関する研究が進められています。

例えば、トンカット・アリによる男性更年期障害改善作用を示した臨床研究も知られています。


基礎研究および臨床研究では、

勃起障害(ED)、男性不妊症、低リビドー、テストステロン低値などに対する有用性が示唆されています。

トンカット・アリ標準抽出物には、主な成分のクワシノイド(quassinoid,変形テルペノイド)として、eurycomanone(ユーリコマノン)やeurycomanolなどが含まれています。


今回の系統的レビューでは、


男性の性機能に対するトンカットアリの有用性と臨床的意義が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、2000年から2014年までのトンカットアリに関する臨床研究が検索され、


(Medline, Wiley Online Library, BioMed Central, Hindawi, Web of Knowledge, PubMed Central and Google Schola,)


150論文のうち、11報が解析の対象となりました。

これらは、ランダム化偽薬対照試験、コホート研究、あるいはパイロット試験です。


いずれの研究でも、男性の性機能障害に対するトンカットアリの効果が示されています。

これらの研究のうち、

7報では、
トンカットアリの摂取と、男性の性機能障害に対する効果/顕著な治療効果が示されており、

残りの4報では、十分な作用が見出されていません。



以上のデータから、

論文著者らは、

トンカットアリの摂取により、
男性の性機能改善作用が示唆される、
と考察しています。



トンカット・アリに関して、次のような研究が知られています。




トンカットアリによる男性のQOLとリビドー改善作用



トンカット・アリによる免疫調節作用



勃起障害を改善するハーブ:メタ解析



トンカットアリによる肝臓薬剤代謝酵素への影響




DHCでは、マカトンカット・アリを製品化しています。









また、
ED(勃起障害)対策サプリメントも製品化しています。





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